ザ・ライト エクソシストの真実のレビュー・感想・評価
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自宅にて鑑賞。原題は"The Rite(儀式)"。実話ベースと云うテロップで始まる。エンターテイメントと云うよりドキュメンタリーの様。悪魔祓いのシーンは本作と似たモチーフの実話ベースであるS.デリクソンの『エミリー・ローズ('05)』より地味だが、リアリティを感じる。ラストで全米では14人のエクソシストが居るのかとも知ったり、日本人として馴染みの薄いテーマ乍ら、説得力有り。特殊メイクも披露した“ルーカス・トレヴァント”神父のA.ホプキンスは謂わずもがなの存在感だが、この人は立姿が絵になる。60/100点。
・主人公の父“イシュトヴァン・コヴァック”で、最近、アチラコチラでチラホラ見かけるR.ハウアーが出ていた。
・鑑賞日:2011年10月27日(木)
実話の恐怖
ホプキンス
実在するエクソシストは大変なんだなぁ
アンソニー・ホプキンスが出ているので
興味が出て見てしまった。
主人公が神の存在に懐疑的であることから
科学万能の現代において悪魔祓いを冷静に描いているかと期待して見続けたが
本当に陳腐な悪魔祓いものになってしまったのが残念。
哲学的テーマを含んでおり、その議論を期待していた。
主人公が悩みながらもエクソシストに成長していくというのであるならば面白かったのであるが、
「悪魔の存在が神の存在を証明する」
というこの手の宗教ものでベターな現金な展開になってしまったのが残念
神学校からエクソシストに進む経緯というものは面白かった
序盤30分以降はよく眠れる
ホラーものとして楽しむのであるならば
悪魔憑き=精神病患者として最後まで見ると、
本来真当な考えを持って生活していた主人公が
度重なる偶然と圧力でどんどん狂って
終いには集団ヒステリーを発症するに至るという展開は
ある意味ホラーである。
正統派
真面目な作りになっていますね。
悪役専門のアンソニーさんが、なんで?と思いましたが、納得!彼でなければだめな役どころでした。実話に基づいているとの事で、口から釘が何本もでて来るシーンは、ゾッとしました。
殺人鬼から神父までアンソニー・ホプキンス御大の頑張りを讃えよ!
エクソシストがハンニバル・レクターと化す瞬間(笑)
信仰心を失った神学生の青年マイケルは、エクソシストの見習いとしてベテランのエクソシスト、ルーカス神父の下に就く事に。
衝撃的な光景を目の当たりにするが、ルーカス神父が悪魔に取り憑かれ…。
映画はドッキリビックリのホラーというより、実在するエクソシストの姿にスポットを当て、その現状と、神への信仰心、悪魔は存在するのか?というシリアスな内容。
“エクソシスト講義”も描かれ、なかなか興味深い。
“エクソシスト講義”はノンフィクションな味わいなのだが、悪魔祓いのシーンは急にフィクション的で、ちぐはぐな印象。
一度信仰心を失ったマイケルが再び信仰心を取り戻すまでのサクセス・ストーリー(?)でもある。
悪魔の存在は嘘か真か、TVの特番の映像を見る限り単純に否定は出来ないが、もし存在したら…?
我々の知らない世界はまだまだある。
ルーカス神父に、アンソニー・ホプキンス。
重厚で知的で、悪魔に取り憑かれてからは凄みたっぷりで、その貫禄、もはやハンニバル・レクターにしか見えなかった(笑)
一言で表せない
ホラー映画ではありません
エクソシストすら見たことのない私がちょっと怖い映画を見たくてレンタルしました。
結論から言うとあまり怖くはありません。信仰心をほとんど持たない若いエクソシストが、ベテランの一癖あるエクソシストと出会いさまざまな現象を目の当たりにして一人前になるという…青春映画のようですね。
前半はそれなりに緊張感があって主人公の不安と恐怖が伝わってきます。特に父親との電話のシーンが気に入ってます。しかしながら中盤に“目に見えない、名前が分からないはずの敵”の姿を見てしまってから一気にペースダウン。セクシーな女性と一緒にモンスターと戦うヒーローに大変身してしまい、ラスボスは彼というお約束な展開が待っていました。
せっかくのアンソニー・ホプキンスの好演もCGを多用しすぎてよく分からなくなってしまったのも残念です。
地味だけど興味深い
まずこの映画では、登場人物の首は回らないし、緑色のゲロも出ない。つまりホラー映画でもゾンビ映画でもない。バチカンに実在するエクソシスト(悪魔祓い)について事実を基に作られた作品なのです。
日本で言うと何になるのか?陰陽師とか、霊媒師の類いになるのだろうか?要は除霊である。UFOも雪男も幽霊も存在しないけど—悪魔はいる。という台詞を何かで聞いたことがある。なるほどと思ったが、この映画を観るとますますそうなのかと思ってしまう。バチカンにいるということで説得力を増す。医学でも科学でも解決しなければ、そういった力に頼るほかないのかもしれない。悪魔が本当にいるかは分からないが、悪魔のような行いをする人間がいることはニュースなどでよく見るし、自分の中にも悪魔の心が顔を出すことがある。もしかしたら誰の心にもあるのかもしれないな。悪魔に取り憑かれないよう気をつけたい。なかなか興味深い映画でした。
悪魔はいるのか
悪魔はいるんだろうか、それとも精神が崩壊した人のその姿なんだろうか・・・
病気や今までの不思議なことを科学がどんどん解明していって、安堵感もあるけど、それが全てとも言い切れないような・・
アンソニー・ホプキンス、齢を重ねてますますオーラが素敵ですね♪♪
若き悪魔祓い士誕生までの物語
ホラーではない 真実を訴えようとしている
まず色彩の美しさに目を見張る。わずかにシアンが乗った色調が美しい。カメラの構図も綺麗だ。
エクソシストを扱った映画は、74年のリンダ・ブレア主演による「エクソシスト」を筆頭に数々作られてきたが、今作の特色はホラーではないことだ。悪魔に取り憑かれた人間の首も回らなければ緑色のヘドも出ない。この手の作品としては異例にソフトだ。
現在も実在するバチカン公認の職業、エクソシスト。はたして悪魔は本当に存在するのか、疑いを持って映画を見つめる観客の目は、信仰を見失ってしまったアメリカの神学生マイケルの目と一致する。
悪魔の存在を否定しながらも、ルーカス神父のもとに通い続けるマイケル。その門を開ける手は、一抹の可能性を捨てきれない観客の手そのものだ。
信仰への迷いを払拭できずに悩む神学生マイケルをコリン・オドナヒュー、一流のエクソシストと称されるルーカス神父をアンソニー・ホプキンスが好演。怪演で知られるホプキンスだが、今作では落ち着いた演技を見せる。それはある意味、この作品が単に作り話ではないことを物語っている。悪魔が実際に存在するかどうかは別として、バチカンには悪魔払いを専門にする部門が実在するというのだ。
悪魔の存在を疑いながらも、もしかという気持ちが真実を解明していくストーリーを通じて、エクソシストという職業の存在が明らかになる。
誤解のないように。これはホラーではない。真実を訴えようとした物語だ。
名作「エクソシスト」の衝撃には遠く及ばず・・
アンソニー・ホプキンス×エクソシストという絶対おもしろいやろ要素満載だと思っていてすごく期待し過ぎた感はあったので、その分落差が大きく正直がっかりでした・・。
正直、中盤から後半にかけては寝たり起きたりの繰り返しでした。。
神の存在に疑問を持ってしまった優秀な神学生がエクソシストとして教えを乞うのがアンソニー扮する異端児にして最強との呼び声の高いバチカンのエクソシストで、その出会いから驚愕の体験をしていくというお話です。
あらすじだけを書くとベストキッドみたいなお話ですが、アンソニーが最強かどうか眉つばなぐらいエクソシズムに失敗したり悪魔に取り付かれたりするのですがそれが割とグダグダとテンポが悪い!
「マグノリア」よろしく的にカエルもたくさん出てきますが、私はカエルが世界で一番嫌いなので確実に1点減点ですW
カエルは浄化の意味のある生物だと聖書に書かれていますが、この映画では不浄というか悪魔の使いとして扱われていて間逆なのも違和感がありました。
悪魔の概念が薄い日本ではキリスト教以外の方が観ればある程度の衝撃の内容だとは思いますが、ウィリアム・フリードキン監督の「エクソシスト」を観た時のショックに比べると明らかに見劣りしますし、エクソシズム系映画をある程度観ている方ならばさほど驚きは無いと思います。
実話がベースという触れ込みでしたが、この話が全て真実なら驚愕に値しますがどうやら導入部や要点のみが実話みたいですね。肝心の大きな部分は脚色が大いに入っているようである意味ホッとしましたが・・
いつもの様にパンフレットを買ったのですが、その後ゲーセンで遊んでいたらつい夢中になってしまい気が付けば忽然と消えていました。きっと悪魔のしわざに違いありません!
という事で、パンフレットは買っても悪魔に盗まれてしまうので買わずに、TVで偶然放送していて他に見る番組が無ければオススメです。
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