劇場公開日 2011年4月9日

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「名作「エクソシスト」の衝撃には遠く及ばず・・」ザ・ライト エクソシストの真実 アラン・スミシーさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5名作「エクソシスト」の衝撃には遠く及ばず・・

2011年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

寝られる

アンソニー・ホプキンス×エクソシストという絶対おもしろいやろ要素満載だと思っていてすごく期待し過ぎた感はあったので、その分落差が大きく正直がっかりでした・・。

正直、中盤から後半にかけては寝たり起きたりの繰り返しでした。。

神の存在に疑問を持ってしまった優秀な神学生がエクソシストとして教えを乞うのがアンソニー扮する異端児にして最強との呼び声の高いバチカンのエクソシストで、その出会いから驚愕の体験をしていくというお話です。

あらすじだけを書くとベストキッドみたいなお話ですが、アンソニーが最強かどうか眉つばなぐらいエクソシズムに失敗したり悪魔に取り付かれたりするのですがそれが割とグダグダとテンポが悪い!

「マグノリア」よろしく的にカエルもたくさん出てきますが、私はカエルが世界で一番嫌いなので確実に1点減点ですW
カエルは浄化の意味のある生物だと聖書に書かれていますが、この映画では不浄というか悪魔の使いとして扱われていて間逆なのも違和感がありました。

悪魔の概念が薄い日本ではキリスト教以外の方が観ればある程度の衝撃の内容だとは思いますが、ウィリアム・フリードキン監督の「エクソシスト」を観た時のショックに比べると明らかに見劣りしますし、エクソシズム系映画をある程度観ている方ならばさほど驚きは無いと思います。

実話がベースという触れ込みでしたが、この話が全て真実なら驚愕に値しますがどうやら導入部や要点のみが実話みたいですね。肝心の大きな部分は脚色が大いに入っているようである意味ホッとしましたが・・

いつもの様にパンフレットを買ったのですが、その後ゲーセンで遊んでいたらつい夢中になってしまい気が付けば忽然と消えていました。きっと悪魔のしわざに違いありません!

という事で、パンフレットは買っても悪魔に盗まれてしまうので買わずに、TVで偶然放送していて他に見る番組が無ければオススメです。

アラン・スミシー