「もし、事実であるならば…底冷えする恐怖。」ザ・ライト エクソシストの真実 ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
もし、事実であるならば…底冷えする恐怖。
ホラー映画の体裁を取りながら、その実ホラーじゃない。
淡々とした物語運び。
示唆に富みながらも序盤はエクソシストのエの字も出ない。
話が進んでるのか不安になるぐらいの、ゆったり進行な物語描写。
やっと禍々しい存在が登場すると、話は悪魔祓い一色。一気に加速する。
んーそうなんですよね。
とにかく物語描写が丁寧で、ゆっくり核心へと進んでいくんで、多少のグダグダ感は否めなかったです。
ただ、前半中半の全てを『エクソシストと悪魔のタイマン勝負』への伏線に注ぎ込んでたと考えれば、納得はできます。
クライマックスは盛り上がりましたし。
いや、なかなか興味深く鑑賞出来ましたよ。
下手に怖がらせようとせず、実際怖くなかったし。
で、これって、実話が元なんですか?マジですか。
脚色は、しまくってるんでしょうけど。
実話ならめっちゃ怖いじゃないですかぁ。
まあ、真実半分として受け取っておきます。
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