劇場公開日 2011年7月30日

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「垂れ流しに向いている」デビルクエスト マスター@だんだんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5垂れ流しに向いている

2011年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

先日DVDで見た「アレクサンドリア」といい、宗教が持つ残酷性が出ている。宗教が悪いのではなく、元の志や考えとは違う曲解されたカタチが悪いのだ。結局のところ、権力を欲する者があれば、己に都合のいい解釈と指導を行うということだ。
“神の名のもと”と言っても、所詮、政治的な権力を手に入れる手段にしてしまった人間がいることは否めない。
十字軍の騎士・ベイメンとフェルソンは、10年にも及ぶ戦いの中で、そのことを痛感し戦列を離れる。

魔女の処刑も、自分たちの手に負えない事件は“神に背いた者の仕業”にしてしまったほうが都合がいいからだ。
こうして、なんの咎(とが)もない女性が、魔女として一体どれだけ処刑されてきたのだろう。

ただし、今作は“教え”と称して繰り返される殺戮の矛盾を訴えつつも、最後は邪悪な悪魔を葬るために聖書の力を借りる内容で、宗教そのものを否定するものではない。

ストーリー自体は単純で時間も90分余り。一度、見ただけで充分という内容だ。ただ、面倒なところがない分、TVに掛かっているとなんとなく見てしまう不思議さはある。ニコラス・ケイジの魔力か?

マスター@だんだん