劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっのレビュー・感想・評価
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ラッパー二人が棋士にがツボ
家でVODだったら前半どこかで外出してたかも
劇場で観てよかった
雪崩れ込む後半
マネージャー、ライブ中にボーカルのギターの配線直すのが素晴らしい
好みのバンドだったらもっと良かった
進学校に通う女子高生・美知子(二階堂ふみ)は、周りの同級生がみんな大学に行くのに、自分は大学に行かず将棋のプロ棋士になろうとしていた。
ある日、彼氏から「神聖かまってちゃん」のライブに誘われたが、その日は将棋のアマチュア王手決定戦の決勝と重なっていて、ライブに行けなかった。彼は美知子の女友達を誘った。
一方、幼稚園児の一人息子を育てながら昼も夜も働いているシングルマザーのかおり(森下くるみ)は息子がPCを手放さず幼稚園で「神聖かまってちゃん」の曲を流し、歌詞に問題があると保護者から苦情が上がっていた。
この2人(息子入れると3人)とかまってちゃんのマネージャー、保育園の園長先生と保育士さんなどが、神聖かまってちゃんに共感し元気を貰う話。
個人的には、神聖かまってちゃんはボーカルの声が好みでは無いが、ハマる人達の話としては面白かった。
二階堂ふみは老け顔なのか、見た目は10年前も今と変わらずおばさん顔だったが、演技は上手かった。
笑わないお母さん役の森下くるみが魅力的だった。
入江監督のすごさ
“神聖かまってちゃん”とは実在のプロのバンドのようだ。そのメンバーもドキュメンタリータッチで出演。マネージャー・ツルギ幹人も本人だ。
物語は美知子、かおりの1週間と、ツルギがレコード会社の担当者(堀部圭亮)の提案に対して断るといった内容だ。その提案は、メジャーデビューしたばかりだったバンドがひきこもり撃退というイメージキャラとして売り込むというもの。自由に演奏させたいツルギはバンドにろくな相談もせずに断り続ける。
かおりの保育園に通う息子は、別れた夫が残していったパソコンを常に持ち歩き、Youtubeに映る神聖かまってちゃんに夢中になっている。しかも、園児たちを集め、「死にたいな~」などと歌を歌わせていたことが問題となり、退園に・・・
美知子は、ボーイフレンドが友人と浮気?したことで将棋の試合の決勝に出場することを決定。最後に勝ったときの爽快感がよかった。
二階堂ふみは最高だ、という想いを新たに…
DVDで鑑賞。
神聖かまってちゃんをそもそも知らないし、独特な世界観にも共感できませんでしたが、二階堂ふみはやっぱり最高だなぁ、という想いを新たにしました(笑)
上記のように書きましたが、彼らの楽曲が悩める人々を救い、一歩を踏み出す後押しになっていくラストは、個性的な曲の歌詞も含めて、不思議なカタルシスがあるように感じました。
入江悠監督作品ということで
どうも神聖かまってちゃんというバンドに気持ち悪さを感じてしまってイマイチ気持ちが上がらない作品でした。
二階堂ふみちゃんの演じる棋士を目指す女子高生というのも描き方がハンパ。
各登場人物に対しても書き方が薄い
期待値コントロール
正直、なんにも期待せずに観たけれど、期待していた以上に映画だった。
作品に込められたメッセージもわかりやすくて、あんまり頭を使わずに観れた。
なんといっても、二階堂ふみちゃんがめっかわでした。
いっちゃん最後のロックンロールは鳴り止まないっの演奏のシーンは意味もなく感動しました。
愛すべき小品
神聖かまってちゃん。
何かのアニメのタイトルかなと思ったら、過激なパフォーマンスで有名な実在のロックバンドの名前。
同バンドの曲をモチーフにした群像劇。
将棋のプロを夢見る女子高生、仕事を掛け持ちする若い母親とパソコン好きの幼い息子、かまってちゃんのマネージャー…それぞれ悩みや問題を抱える登場人物たち。
かまってちゃんの曲は少なからず彼らに影響を与えていた。
そして、ライブ当日。かまってちゃんの熱い歌声は彼らの思いを乗せて昇華していく…。
ライブシーンはドキュメンタリータッチの映像が功を奏してなかなかの高揚感に包まれる。
ドラマ部分ではカメラがよく揺れ少々疲れるが…。
主演の二階堂ふみは宮崎あおい似で可愛い。今年は「ヒミズ」「悪の教典」など出演作相次ぎ、本作でもその魅力を余す事無く好演。これからも楽しみな女優!
思ってたより悪くなかった映画だった。
爽快!面白かった
なんだか面白かったです。腹から突きあげるような爆音とともに刹那にきらめく打ち上げ花火みたい、肩の力がフワッと抜けて軽くなる爽快感がありました。
動画サイトで人気の実在のバンドの楽曲とパフォーマンスをモチーフにした群像劇。
登場人物が少々ステレオタイプな気がするけれど、おかげでとても分かりやすく、3つのお話に良いノリでついていけました。歌の歌詞、全部は聞き取れなかったんですが、シーンに即したキーワードと曲にグッときます。
動画サイトにハマる保育園児はなかなか新しい、もしかして現実の方がもっと進んでるのかしら。
バンドメンバーもマネージャーさんも当人役で出演、演技でもいい味だしてました。
シングルマザー役の森下くるみも印象的、二階堂ふみ演じる棋士女子高生・美知子ちゃんの「あるてぃめっとレイザー」激走は絶品でした。
自分の足で立ち上がったヤツから、自分の花火を打ち上げるのだ!!
・・よっしゃああ!!
「SR サイタマノラッパー」などの作品で知られる入江悠監督が、次回作「ヒミズ」において演技力が高く評価されている二階堂ふみを主演に迎えて描く、群像劇。
知名度の高い楽曲をテーマに、映画を描く。こうした作品の作り方は、「ハナミズキ」然り、「涙そうそう」然りで、それほど珍しい手法ではない。あくまでも「モチーフ」として音楽が使われ、楽曲とは「あんまり・・脈絡ないですぜ」という作品も残念ながら多々生まれているので、
「曲の名前を借りただけですね」
と言われるジャンルのものが無い、とも言えないのが実情である。しかし、本作に限っていえばその先入観は、大きく裏切られることになるだろう。
過激な描写が光る楽曲もさることながら、動画サイトといった極めて現代的なツールを用いたライブ活動などで、世間から高い注目を集めているバンド「神聖かまってちゃん」。本作は彼等の誇る名曲「ロックンロールは鳴り止まないっ」を看板に掲げ、様々な在り様の人間達が彩る物語をまとめ上げるオムニバス映画である。
それぞれの小さな物語には奇抜な驚きは無く、むしろ淡々と、追いやられていく人間の葛藤と衝動を細かく繋ぎ合わせていく。これだけならば一般劇場で拡大ロードショーに挑む価値は無く、それこそ「かまってちゃん、遂に映画化!?」と週刊誌の小ネタになるくらいの作品だが、本作が観客の興奮を呼び覚ます異色作にしているのは、やはり題名の楽曲の熱、引力である。
冷淡に描かれる無感動な毎日の積み重ねは、全てはラストのライブシーンのためにある。鬱憤が、諦めが、孤独が、たった一曲の力で色を変える。世界が変わる。少し、笑顔になる。これだけの圧倒的な魅力を秘めた曲を見つけ、堂々とオムニバスを結集させる可能性を信じた作り手の眼は、確かなものだ。
意外と上手い「かまってちゃん」メンバーの演技を微笑ましく思いながら、心がすっと晴れ渡る音楽映画としても評価できるてんこ盛りの作品。退屈な日常を胸を張って突っ走る力を与えてくれる愛らしい一本である。
立ち上がりたかった!叫びたかった!!
クライマックスで、
左右前後を目視確認したのち、
感動で心がしびれて訳のわからない
涙をこぼしつつ、小さく足踏みをしながら、
両手で小刻みにリズムをとってしまったんですけど!
絶対、体揺れてたよ!絶対、うしろの人に迷惑かけてたよ!
本当に、本当に、ごめんなさい。だって歯止め効かなかったんだもん!
上映中に震度4の地震が発生。
安全条例?で上映が中断される
ハプニングに見舞われましたが、
そこで一息つけたのか、かえって集中力を
増す結果に繋がり、クライマックスで大爆発してしまいました。
いやぁ、もし、もしも、
貸切状態だったとしたら、
絶対に両手を突き上げて、
スクリーンに駆け寄っていった自信があります!
映画ですから、本物はいないんですけどね(苦笑)
◇ ◇
神聖かまってちゃん
今作で聞くまで、名前も
聞いたことがありませんでした。
だって、前日、ぴあでチケットを買ったときも、
「すみません、かまてっちゃんのチケットありますか?」
おまえ!こてっちゃんと一緒くたになってるだろう!!
自ら突っ込みを入れなければ、前日のその失態を
思い出してしまい、穴があったら入りたいとは、
まさにこのことなんだな、超恥ずかし状態でございました。
前日のぴあの販売員のかた、
公衆の面前で恥をかかさないでくれて
ありがとうございました(苦笑&恥笑)
今作、そのかまってちゃんの
ライブまで1週間という設定で、
・かまってちゃんマネージャー(本物)
・森下くるみさんと息子
・二階堂ふみさんと彼氏と友人
この3組の7日間を描いてゆきます。
・売れるため(商業ベース)に持ち込もうとするメジャーレーベル
・一人息子を抱えたシングルマザー。息子は父親代わりに、
父親から譲られたノートパソコンを肌身離さず持ち歩く
・将棋のプロを目指そうとするも、理解してくれない頑なな父親
それが原因で、将棋を教えてくれた兄は引きこもりになってしまう
ネタバレにならぬように、ここまでにしておきますが、
こうやって感想を書きながら、今、気がついたのですが、
3作それぞれに共通をしているキーワードが潜んでいました。
う~ん、やるな、入江監督!
『SRサイタマノラッパー』、
映画館で見ればよかったよ!悔しい~~!!
中盤くらいまでは、
本音を申しますと、
「見に来て失敗したかなぁ・・・」。
ところが、ライブが近づくにつれ、
見ているこちらもテンションアップ!!
クライマックスに流れる、
これはお決まりでしょう!!
『ロックンロールは鳴り止まないっ』
曲、歌詞、展開していくストーリー、
これが寸分も違うことなく、まるで、
匠の技かのように、ピタリとはまり込んでいる。
いやぁ、思い出すだけでも、
鳥肌と、興奮がよみがえってくる!
特に、二階堂ふみさんと、
森下くるみさんと、その息子さんはサイコー!!
え~、今、鑑賞当時を思い出していたのですが、
二階堂ふみさんのパートでは「○っ○ゃ」と、
声を出してしまっていた気が・・・。
同じ時間で鑑賞をしていた皆様、
誠に申し訳ございませんでした。
★彡 ★彡
家に帰ってきてから、
YouTubeで、毎日
『ロックンロールは鳴り止まないっ』を聞いています。
CD買おうかなぁ
パンフも熟読しちゃったしね♪
と、私は大興奮していますが、
この手の音楽や歌詞を生理的に
受け付けない人にとっては、騒々しいだけに
終わってしまう可能性がございます。その点だけは、
あらかじめ、お伝えをさせていただきます。
さぁ、これから、また聞くぞぉ!!
もちろん、5点満点でございます!!!!!
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