「人生リトライ。」カイジ2 人生奪回ゲーム ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
人生リトライ。
ギャンブル好きには堪らない作品なのかもしれないが^^;
どうも前作からして…なぜこんなゲームに身を投じてまで…
という命の軽視ぶりにかなり残念な気持になった作品なので
(劇場試し読み漫画は面白かったのになぁ)
どうしようかな~この二作目。と二の足を踏んだのは事実。
でも、結局観てしまった^^;
どうでもいいんだけど(多分前回でもそう書いてるんだけど)
カイジ役・藤原竜也の煩い顔面演技、なんであんなに顔面の
筋肉を小刻みに震わせ続けるんだろう…(爆)ってそればかり
に目がいってしまう私。いや、演技は悪くないんですけどもね。
なんかこう…舞台演技といいますか。大げさすぎるの顔面が。
そこまで動かさなくってもね、常にカイジの悲痛な面持ちとか、
伝わってますからね、こちらにも。大丈夫なんですけどねぇ^^;
そして前作のクライマックス、高層ビルでの鉄骨渡りがダメで
(自分が高所恐怖症のせいもあるんですが)
またあんなシーンが出てきたらどうしよう、って思っていたら
今回はほぼパチンコ台「沼」の前にいるので、とても観やすい^^;
というか、ほとんどあのシーンばっかりで(パチンコ攻略編か?)
玉はジャラジャラ、カイジはシャカシャカ(顔面が)、あちこちで
ヤジだの声援だのが飛び交い、実に賑わしいクライマックスに。
まぁ…どうなるんだ?というのが気になって、最後まで飽きずに
観られるのは必至なんだけど、これだけ?というのも否めない。
伊勢谷のキレっぷりはけっこう楽しめたけれど…。
吉高由里子はどうなんですかね?あの役で合っていたのかしら。
生瀬と香川はバックグラウンドでのやりとりがかなり有名で、
「死ね!」だ「バカ!」と、いい大人がマジで言い合ってたそうで^^;
撮影所は常に笑いが絶えなかったそうですが…(ふざけた現場)
まぁいい意味で協力体制不可欠な作品であるので、俳優同士の
手の内見せあう仲(違うか^^;)は、雰囲気作りとしてはいいのかな。
ビックリするほどの結末ではなく、どうせカイジ君はまた借金を
作って潜るんでしょ?じゃないと続かないもんね?この話。っていう、
ある程度の流れが見えてしまった感がある。もう続編はないかな。
(一攫千金とか泡銭にたよる人生にこそ問題大アリ!なのでは^^;)