「ハラハラドキドキ感が少ない。」カイジ2 人生奪回ゲーム りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
ハラハラドキドキ感が少ない。
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原作は読んでません。
前作は見ました。
前作では、ハラハラドキドキの心理戦や命がけの鉄骨渡りなど、過酷なサバイバル戦は、すごく良かった。
また、天海祐希さんや香川照之さん、おっさんなど登場人物も楽しめた。
前回、あれだけイヤな思いをして地上に戻ったというのに、またもや、地下世界に舞い戻っているカイジ。
≪あんた、懲りたんじゃないの~~?!≫と思わず、ツッコンだ。
そんな思いを払しょくする、利根川との冒頭のシーンは、≪相変わらずだね~。。。≫だった。
舞い戻ったワケがわかるシーンだ。
で、今回の「沼」と呼ばれるパチンコ。
ディーラー側がイカサマをするのは、ある意味当たり前でしょう。
その裏の、裏の、裏の・・・・・裏をかいて勝て!なんだけど。
お金の面での協力者がでくるのは、登場人物からして察しがつくので、ハラハラしなかった。
傾斜を利用してのゲームだけど、元に戻せば、一条に勝算がかなりあったと思うのだけど。
なぜ、試してみなかったんだろう。
その上での、勝敗なら納得できる。
うう~~ん。 ちょっとな~。
でも、良かったのは、「あしたのジョー」仲間の伊勢谷友介さんと香川照之さん。
伊勢谷友介さん、虚勢を張った顔、強気な顔、そんな顔の裏にある弱さや哀しさがよくあらわれていた。
最後の笑顔と泣き顔、素晴らしかった。
伊勢谷友介さんという人は、何かしら・・・うまく言えないのだけど、私のような凡人にはない、彼だけが持つ何かを持っておられるように思う。
香川さん、利根川のイヤラシさと良さが、絶妙です。
生瀬さん、はしゃぎっぷりがエエ感じでした。
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