「グランディアの様な美術!!」劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム アンジェロさんの映画レビュー(感想・評価)
グランディアの様な美術!!
無国籍な山岳都市と大地の民のエスニックな服装、メカや古代遺跡のパワーで往年のグランディアのような雰囲気で、この美術レベルで内容はポケモンの一作という域を出ないのが勿体ないです。この頃のサトシは国際化を意識してか褐色の肌で元気なアイリス、白人で控えめな性格のデントと旅をしていて、バランスが取れたパーティだと思います。余計なゲストキャラがおらず、サトシが主体的に物語に関わっていて好印象でした。黒と白の違いは分かりませんが、黒を選んだのに白い竜ばかり出て、黒の印象が無くて笑えます。また、サトシは20年以上旅を続けているのにポケモンマスターになれていませんが、オープニングのナレーションで「心の奥の真実にたどり着くために」旅を続けると言っているのも、結局のところ自分探しの旅だという事で笑えました。
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