サンクタムのレビュー・感想・評価
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正直、期待はずれ、何を伝えたかったのか・・・
映画館で観た人は怒るだろうなって映画でした。
確かに映像は奇麗だが正直、脚本が良く無い。
アドベンチャー、サスペンス、ホラー?かどれにも
中途半端であてはまらない。
久々につまんない作品でした。
正直、ジェームズ・キャメロンの名前で魅かれて
観たのですが、おいおいどうしたキャメロン。
本当にあなたが作ったのか・・。
今から探検を始める方に観てほしい。
まず、みなさんもおっしゃってるように、
神秘的な洞窟や水中のキレイな映像に圧巻。
ストーリーは、単純。
閉じ込められたので、他の出口を探すために、泳いだり、潜ったり、登ったり、、、。
最近、流行りの洞窟ものだが、
『ディセント』のような地底人のバケモノは出てこないので、安心安心。
しかーし、
そこには、極限の人間ドラマが、たくさん。
イロイロな死に方をされます。
大切な人が死んで、すべてを誰かのせいにしちゃいます。
もう、パニックパニック。
地底人なんか出てこなくても、
閉鎖的な空間は、やはり面白くなるね。
自然をナメたらいけないよね。
自分は、登山をしているので、ちょっとだけ知識はあるが、
ろくな知識や装備も無しで、
行くなってことだよ。
洞窟のこと、なんにも知らない状態で
自分が、あんな洞窟に入って、出られなくなったら、
きっと、パニくるなー。
ワガママや、おかしな行動をしてしまうかもね。
いい教訓の映画だよ。
洞窟や登山、ロッククライミングを
今から始める人に観てもらいたいですね。
こんな感じで死ぬかもしれませんって(笑)
まぁこんなもんでしょ
ぇ?…!もう??100円レンタルしたが、まぁおもんないなぁ……実話みたいだから、どうこういうのもあれだが…
画像は綺麗。それしか誉めるところがない。結局自分勝手のやつって、哀れな死に方するよね。
ジェームズキャメロン製作!って大々的にアピールしてるけど、それだと監督に申し訳ないよね。名前だけじゃヒットしない!
洞窟ゆえに、暗い所多いのでブルーレイ鑑賞希望。
先に進むしか、道はなかったのか・・・
あまり評判が芳しくなかったので、期待しないで観たらよかった。3Dでは観られなったが、キャラもストーリーもよく描けていた。ロケでなくセットで作ったとのことだが、洞窟のシーンもすごかった。こわい。厳格な父と認めてもらえない息子との話でもある。極限状況で人間性が露呈される。生き残るためにはどうしたらいいのか。自分だったら、どうできたか。経験者のアドヴァイスは絶対聞くべきだ。など、いろいろ考えさせられた。キャメロンが監督ではないが、「アビス」といい「タイタニック」といい、海が本当に好きなんだなと思った。
3Dには不向きな痛々しい冒険のリアリティ
かつて、この劇場で感動した『アバター』の監督ジェームズ・キャメロンが製作を手掛けた3D最新作で、引退するオリオン座のオオトリには相応しいかなって期待して観たのだが…。
お世辞にもあんまし良い出来じゃなかった。
そもそも3Dには全く向いちゃいないネタやったと思う。
海より遥かに深い場所の底にて、メンバーの行く手を遮り、容赦なく呑み込んでいく水の脅威を全面に打ち出した展開は『タイタニック』以前の名作『アビス』に近いニュアンスを感じた。
っていうか、確実に『アビス』の方が面白い。
それは、命を脅かす災害に対するファンタジー性の有無だったと思う。
冒頭で
《実話を基にしています》
と記された時点で、
「ロクな終わり方しないな」って、ヤな予感が渡来したが、その通りの流れと化した。
ピンチを乗り越えるのではなく、諦めて進むリアルな逃避は、痛々しさを増大させ、娯楽性を優先する3Dには重過ぎて、機能を全く活かしていない。
重く暗い洞窟から脱出する話なのだが、見終わると、後味の悪さに、客の気持ちの方が重く暗く沈んでしまったのは言うまでもない…。
では最後に短歌を一首
『闇呑まれ 飛沫の迷宮 潜る影 よじ登る泡 愛を沈めて』
by全竜
さらば、七間町シネマ通りよ、
そして、今まで幸せな一時をありがとう。
パニック映画であることを忘れる美しさ
誰が最後まで生き残るのか、この作品、パニック映画ではあるのだが、地底湖の美しさについ見とれてしまう。3Dによる、鍾乳洞や青く澄み切った水のなかを抜けるトンネルの映像は、ネーチャー系の作品を観ているようだ。
躰ひとつがやっと通るようなトンネルを抜けると目の前に広がる水中洞窟、そして地底湖。自然の美しさに感嘆すると同時に、果てしない脅威をも感じる。まさにそこは〈聖域〉と呼ぶに相応しい。
冒頭、ヘリで上空から見下ろす森のロケーションも美しく、突然ぽっかり口を開ける“エサーラの洞窟”は圧巻だ。
ドラマは、巨大なサイクロンによる鉄砲水に襲われ、退路を断たれた6人が、まだ発見されていないトンネルに一縷の望みを懸けて、イチかバチかの前進を決意する。
ひとりまたひとりと脱落していくなか、チーム・リーダーのフランクと息子ジョシュの親子関係がドラマの中心になる。
探検のためなら一切の犠牲をもいとわない父親を冷徹だと非難するジョシュ。沈着冷静な行動で、わずかな判断ミスが命取りになることを身に沁みて知っている父親フランク。
一流の探検家だが、親子関係を築くことに不器用なフランクは、ジョシュになかなか自分が蓄えた知識と経験を上手く伝えられない。息子のジョシュもまた父の偉大な側面を素直に受け入れられない不器用さを持つ。
社会で生きることに不器用な彼らは、誰も足を踏み入れたことのない場所に、自らの名を刻み込む。彼らにとって生きた証のように・・・。
ほとんどリアルタイムで進む地底洞窟からの脱出劇。親子関係は修復するのか? いったい誰々が助かるのか? 未知のトンネルはどこに続いているのか? きっと、ポップコーンを食べるのも忘れて見入ることだろう。
p.s.1 「アバター」のジェームズ・キャメロンの作品として売り込みたかったようだが、今作での彼は製作総指揮で、監督は今作が長編2作目のアリスター・グリアソンだ。日本での公開は今作が初。なかなか上手い監督だ。
p.s.2 今作の公開日は、当初4月22日の予定だった。
映像が美しい
何の予備知識もないまま家族3人で観てきました。
実話らしくストーリーは至ってシンプル。
映画をよく見ている人なら、先が読めてしまうかも知れません。脱出ものにありがちなストーリーですから(^_^;
この映画はストーリーより映像の美しさを楽しむ映画と言えるでしょう。
とはいえ、@2200 ×3 払って観るほどではなかったかな....連休中なのに席は2割くらいしか埋まってませんでした。
聖域からの脱出
ワクワクドキドキの大冒険!胸のすくアドベンチャー!的なのを期待してると、かなりガッカリするかもしれません。
また逆に、予告の時の様な洞窟内の湖底探検!深海の神秘の探求!みたいな感じとも掛け離れてます。
要するにサバイバル映画です。
あと、親子愛もテーマにありますかね。
出口を失った洞窟内から、如何にして仲間と助け合って別ルートで脱出するか!という。
ジェームズ・キャメロンが製作総指揮だけあって、迫力・臨場感ともにバッチリの3D映像で体感しちゃう訳です。
相当見応えありましたよ。
ジャングルの上を流れる様に滑空して見せるシーンとか、ポッカリ開いた洞窟に降り注ぐ雨粒の描写とか。
それでサバイバルする訳ですから、辛辣な物語展開のライヴ感はなかなかのモンです。
バンバン仲間が犠牲になるし、刻々と状況の変わる過酷な洞窟内では、待ったなしに判断が迫られる。んでまた犠牲が出る。
気を抜くと自分も犠牲を蒙る緊張感。
極限状態の加速度が増すから、理解者だったり善人だった人がパニクり、挙句には狂人に様変わり。
ここまでスペクタクルやら人間模様やら盛り過ぎると、少々“親子愛”なんて要素があざとく感じられて、欲張り過ぎていないか!?という。詰め込み過ぎじゃね!?という。
いや、まあこの『父と息子』がストーリーの軸に当たる訳でして。彼らが狂ってしまったら、ベクトル狂うし物語破綻しちゃうので仕方ないんですが。
個人的には、もっと湖底探索とか、水中を彷徨う感じの要素をたっぷり見たかったんですけどね。
にしても、この3Dでの体感度はかなり没頭できました。
面白かったです。
劇場で一度体感して、損はないと思います。
一回観れば十二分な映画…
彼氏が見たいと言い、レイトショーで見にいきました。
CMの予告で見たくなったそう。
もともと彼氏はearthとか、ネイチャー系の映画が好きで、
どうやらサンクタムもその部類に入る映画だと思ったのだそう。
わたしがCMを見る限りそんなことは思いませんでしたが、彼の目には
そういうネイチャー系のキレイな映画に見えていたみたい。
それを覆す、早々に女性が窒息死するシーンが発生。
もう死ぬの⁉とこれからの行き末に不安を抱きました…
と、観ていたら人が死ぬ死ぬ…
3人ぐらいは生きるんじゃないかなぁと思ったけど、
結局生き残ったのは一人だけ…_| ̄|○
そんなに殺す必要なくない⁇と思うほど、人の死に方は残念。
見れるもんじゃないな、って感じです。
ただ、割とストーリーはしっかりしてました。
ありきたりと言ったらそれまでですが、ちぐはぐなところもなく
ストーリーに違和感を感じることもなく、腹落ちしやすかったです。
親子の絆はキレイに描けていたんではないかな…
とはいえ、グロッキーなのでもう観たくないっす…
洞窟ホラー。
3Dでしか公開してないから(キャメロンのカメラだしね)3Dで観たけれど、
う~ん…あまり(というかまったく)効果を生んでないかもと思った作品。
初めの方、水面から水中へ下るあたり、おぉ~と思ったけどそこだけ^^;
あとはもう、やたらと閉塞感ばかりが漂い、内容的にはホラー化していく。
洞窟からの脱出劇!にするなら、もっと面白くできたんじゃないだろうか。
人間同士の絡みは薄いわ、すぐに死ぬわ、殺すわ、頭おかしくなるわ、で
いったい何が言いたかったんだ?という疑問符が最後まで拭えない作品。
父子の和解?あぁーあそこだけでしたね、良かったのは^^;
そりゃ、未知の聖域に入っていった人間たちが悪いんでしょう。。
巨大サイクロンが襲ってくる気象情報だって、調べりゃ分かったでしょう。。
しかしあまりに杜撰な準備、あまりに雑な冒険者たちには唖然としますね。
せめてフランク(リーダー格の。情け容赦ないと非難され続けますが。)の
ように経験豊富な探検家がいて、まだ良かったようなもの。しかし彼が
引っ張って助け出そうと懸命に指示を向ける他のメンバーたちが、あまりに
我儘で自己中で危機感がなさすぎる。フランクの指示に従う従順なメンバー
は次々と亡くなってしまうし(殺すシーンが多すぎ。その後の死体を映しすぎ。)
まったくアドベンチャー化していかないので、観ているこちらがゲンナリ。。
まぁこういう脱出劇には欠かせないおかしな言動をとる奴が1人はいるけど、
今作ではおかしくない奴の方が少ないくらいで^^;一体誰に視点を預ければ
いいのか、困ってしまって、劇場から脱出する方法すら考えてしまう始末だ。
うーん…明らかに脚本がイマイチ…。
というわけで、もう3Dのことなんかすっかり忘れて^^;
いつまでこの脱出劇が続くんだ?あと何人死んじゃうわけ?とそればかりx
まさかこの期におよんで、あの展開(汗)になるとは思いも依らなかったし、
救われた人数が少なすぎて、救われない思いで劇場をあとにせねばならない。
なんてこった。切なすぎるぞ。。
フランクを演じたR・ロクスバーグは、なかなか貫録があって良かった。
でも息子ちゃんR・ウェイクフィールドは、いまひとつ地味だったかな~。
珍しく悪役、てか珍役?I・グリフィズの怪演はけっこう不気味で凄かった。
これ実話ベースらしいけど、こんな話ではないらしい(皆生還してるんだし)
その実話の方を忠実に再現した方が、却って面白かったんじゃないかと^^;
(映像だけで客を呼んじゃあダメですよ、の凡例。映画界とてサンクタム。)
実話がベースだったのね。。。
知っていたのは、作品名やTVのスポットCMだけの情報だけ。
なので、洞窟の奥深くに、未確認生物がいるのか・・・ はたまた、すごく素敵な場所があったりするのか・・・ と思っていた。
なんと、実話をベースにしていたのね。
そうか~。。。
それなら、洞窟探検&脱出だけだよね。。。
過剰な期待をした私が無知でした。
冒頭の、ヘリに乗って山や谷を遊覧する映像は、まるでそのヘリに乗っているかのような気分を味わえ、3D映像を楽しめた。
でも、3Dも良かったのは、それくらいかな。
他は、2Dでも良さそうだった。
家庭をそっちのけで、探検に明け暮れる父と息子の関係は、よく描かれていたと思う。
親って、無償の愛で、有りがたい存在だと、本当に思う。
私の感覚では、不慣れな場所では、そこのプロにお任せして、しっかり付いて行きます!なんだけど。
そうじゃない人がいたり、不協和音が生じたり。
しっかり固まって、皆で力を合わせて乗り越えなきゃダメじゃん!!なんて思った。
それにしても、巨大ハリケーンの襲来が、そんなに直前まで、わからないものかな~?!
それが一番の不思議だった。
つまらない~
期待してみた、されど裏切られ、しんどい映画~チリの落盤事故の映画ってこんな感じかなぁ~わくわくしたり、ドキドキしたりもしない。画面が大きく音も良ければ、もう少し感覚は変わったかもしれない。導入はロケーションもよく、楽しいドキドキ感で、すぐに穴の中~自然という化け物との対峙だけ人間て無力~期待してはダメ~洞くつ探検でも逃げ道探すだけなんて残念~グーニーズのように海賊船でも出てくれば面白いのにねぇ~人間ドラマとか親子の確執とかつまらないなぁ~何か足りない感は僕だけだろうか~
つまらない…
これは正直ひどかった…実話がベースらしいからそう激しいものにはならないと思ったが…それにしても退屈。ジェームズキャメロンは技術提供とかだけで映画本編にはかかわってない…と思いたい。
ストーリーもひどいが映像も…ん〜なんとゆうか、微妙。3D効果はエセ3Dと比べるとましだが、常にユラユラする映像と合わさると気持ちわるくて正直見づらい。何回も目つぶってしまったし(笑)
まぁいろいろと残念なことしか言えない映画。
地底への冒険を体験できる
「タイタニック」で泣かせてくれて、「アバター」で、新時代の映画テクニックを鮮やかにみせて度肝をぬかせてくれたジェームス キャメロンの新作「サンクタム」3Dを観た。原題「SANCTUM」で、密室とか、聖地とか 神聖な場所という意味。
同時に 大型映画館アイマックスでは、「タイタニック3D 海底のゴースト」、原題「TITANIC 3D GOHSTS OF THE ABYSS」という題名の 彼のフィルムの上映が始まった。2001年に「タイタニック」を作ったときに 役者のビル パックストンとともに、撮影隊が 沈んでいるタイタニック号探索のために潜水したときのドキュメンタリーフィルムだ。映画にはならなかった45分間の 記録映画。1912年にイギリスからアメリカに向かって航海中に 氷山に当たって、沈んだ船には、宝物も亡くなった人の骨もそのまま手付かずに残っていると思われる。100年間近く沈んでいたタイタニック号の眠っている姿は、さぞ神秘的だろう。アイマックスの大画面で3Dで観たら、迫力満点にちがいない。
映画「サンクタム」の方は 一応スリラーという分野に分類されている。
製作:ジェームス キャメロン
監督:アリスター グリアソン
キャスト
隊長フランク:リチャード ロスベルグ
息子ジョシュ:ライズ ウェイクフィールド
助手カール :ローン グラフト
カールの恋人:アリス パーキンソン
ストーリーは
南太平洋のエサアラ洞窟(ESA-ALA CAVE)は 世界最大規模の洞窟と思われるが その全容は まだ探検しつくされては居ない。この 地上から数百キロ下降したところに入り口がある洞窟内の すべて地形を明らかにして、太平洋に通じているはずの 経路を明らかにすることで 初めて洞窟の全容がわかる。
野心と探究心に燃える 隊長フランクに率いられた探検隊は、何ヶ月も洞窟にこもっている。洞窟が通じているはずの 海までの道を見つけ出すことが当面の目的だ。しかし、洞窟の中は複雑を極めている。ひとつの道を発見すれば突き当たり、洞窟から洞窟まで潜水してたどり着いてもまた 行き止まりという状況を繰り返していた。
隊長フランクのもとに 助手カールが冒険好きの婚約者を連れて やってくる。案内役は フランクの17歳の息子ジョシュだ。息子は家庭を顧みないで 洞窟にこもってばかりいる父親に反感をもちながらも、父の力になりたいと思っている。
一行は ヘリコプターで ジャングルを切り開いた山のてっぺんに降り立って、洞窟の入り口からパラシュートで洞窟内に降り立つ。ベースキャンプのある中ほどまで数キロ 岩を越えロッククライミングの要領でひたすら 地底に下る。
そこに大型のサイクロンが襲う。多量の鉄砲水が流れ込み 地上に戻る為の経路が破壊されて地上に戻る道が失われてしまった。中に残ったのは 隊長フランクと息子と 助手カールのカップルだけだ。一行は洞窟の奥へ奥へと入っていく。海に至るまでの逃げ道を探し出さなければならない。そして一行は、、、。というお話。
すばらしい探検物語。地中深く 見たこともない洞窟の神秘に震える。しかしそこに女が加わると どうしてストーリーが こんなにバカっぽくなるのだろう。女は馬鹿だ、といわれているようで 腹立たしい。冒険好きだけどダイビングが得意ではない、死人からダイバースーツを剥ぎ取って着る事を拒否したため低体温症で動けなくなる それでいて「あたしには これできないわ。いやーん。」などと 生きるか死ぬかの瀬戸際に 言っている。「もう、、、やめろ!!!まったくイライラする。」
おまけに、ストーリーは 単純で、「なんだ!」というような内容。
しかしジェームス キャメロンにとって 話の筋なんて どうでも良かったのだろう。洞窟の中の美しさ。水の中の神秘。彼は これに魅惑されている。 本当に洞窟の中が美しい。地下深いので ライトがないと見えないが、青い真水を潜水する。この先がどうなっているのか わからない。酸素ボンベの残量と脱出との戦いだ。狭い通路を潜り抜ける時 酸素ボンベなどの装備を損傷することは直接 事故死に直結する。いつも強力な 指導力で人を率いてきた父への尊敬と反発、愛と憎しみ、信頼と背反。17歳のひ弱な青年が 死を目前にして、一人前の男になっていく様子が良い。
3Dの大画面のなかで、観客もみな水浸しになって水底に沈みながら 出口は、出口は、、、と わずかな希望を手繰り寄せながら 苦しい呼吸を繰り返していく、そんな体験のできる映画だ。平日の朝10時、ひとりで 他に誰も居ない映画館で観た。前から3番目 中央の座席、画面の水を真正面からあびて ぬれねずみになったり 水中を浮遊したり、洞窟探検を堪能した。
タイタニック以来、海底に魅せられてしまった ジェームス キャメロンの海への思いが 充分伝わった。ヒマラヤも 南極も北極も秘境やジャングルも冒険者達によって 走破 探検されつくしてしまった。洞窟もしかり。それでも未踏の地 まだ人に知られていない サンクタムを求めて冒険者は留まることを知らない。
ストーリーを大切にする人には この映画はつまらない。でも海の好きな人 海底探索や洞窟探検が好きな人には楽しめる。3Dで 迫力があるので、3D眼鏡と 水着とタオルを持って、どうぞ。
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