「ジェームズ・キャメロンはただのプロデューサーなのに、J・キャメロン...」サンクタム yosさんの映画レビュー(感想・評価)
ジェームズ・キャメロンはただのプロデューサーなのに、J・キャメロン...
ジェームズ・キャメロンはただのプロデューサーなのに、J・キャメロンをバリバリ前面に押し出して宣伝した、いやらしさ満開のアドベンチャー作。
まず何よりも驚いたのはCGが想像以上にショボイこと。3D映像で映画界に革命を起こしたJ・キャメロンのネームバリューをつかうなら、もう少しマシなものを造るべき。やはり大半の鑑賞者はその辺を期待していただろうから、今作は詐欺レベルの、あらゆるところでガッカリ感想に誰もがなると思う。
洞窟探検のアドベンチャーも、サバイバルの中でのドロドロとした人間ドラマも、どれもこれも並レベルに見えるのは、やはり監督のイマイチな手腕によるところでしょう…。それこそJ・キャメロンがメガホンをとっていたらもっと面白くなっていただろう、色んな意味で残念な一作。でも、頑張って真剣に観れば後半はそれなりの感動をもらえることができる。
とりあえず、テレビの洋画劇場でダラーっと観るのには適した作品です。
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