ガクドリのレビュー・感想・評価
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ガクドリ観に行ってみたい!
観終わって「今年のガクドリ観に行っちゃう?」って言っちゃうくらいなんで、ガクドリの魅力を伝えるのには成功しているんだな。と。
3人の大学生がガクドリに向けて奮起する話なんだけど、同じ目標に向けて頑張っていて、同じ地域の学生(大学は違うっぽい?)なのにこの3人の話が全くクロスしないのが残念。
私的には主人公のマサキと速水は同じ大学の自動車部で、ライバル関係になるんだと思っていたし、莉香はマサキ達と峠で会って、ドリフトのこと分からないマサキの先生的な立場になるとかでこの作品のヒロインになるのかな。とか思っていたのだけれど3作品の中で共通する登場人物もなく、完全に独立した構成になっています。
初めからオムニバスとして観たらおもしろいかも。
3作品が90分弱の中に詰め込まれているから時間切れの感が否めないのも残念…
これも3人を会わせることでもっと個々のエピソードを短縮できたし、もっとキャラクターの魅力を出せたんじゃないかと思った。
こんなに魅力的なキャラクターが3人もいるのに何度も言うけど巡り会ってないのが本当にもったいない!!!
時間切れの関係なのか分からないけど、肝心のガクドリは触りしか出てこないのももっともったいない!!!
もっと上達したマサキのドリフトもみたかったし、速水の一から組み立てた車がどんな走りするのか見たかったし、莉香の女子にしかできないドリフトも見てみたかった。
けど青春映画には欠かせない「仲間」をいろんな形で表現されていて、それはすごく良かったし、3人の主人公たちが持っているドリフトに対する熱い思いはとても伝わったよ!
マサキのアホが故の強みってあるよな…ってすごく感心してしまった。
あそこまでアホだと本当に回りが大変www
脚本の力不足は否めないものの、キャスト陣はよかったし、映像的にも話が切り替わるときに窓が移動する効果は少し古い感じがしたんだけど、テンポが良く観れるし、笑えるところもたくさんあるので、気軽に見に行くにはちょうど良い作品だと思います。
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