「真面目な西部劇にエイリアン登場。」カウボーイ&エイリアン りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
真面目な西部劇にエイリアン登場。
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「カウボーイ&エイリアン」だんなんて、とんでもない邦題を付けたものだな~と思っていた。
が、しかし、原題も「カウボーイ&エイリアン」だった。
なんなんだ、この作品名は・・・。
直球過ぎるじゃないの。
でも、エイリアンが現代だけに来るとは限らず、西部開拓時代に来ていてもおかしくないよね。
それならそれで、その戦いぶりを中心にするとか。
西部劇要素をふんだんに取り入れ過ぎたように思う。
ダニエル・クレイグのカウボーイは、意外と似合っていた。
汗と土にまみれ、少々キタナイけれど、勇者の威厳あり。
ハリソン・フォードの街を牛耳っている悪い男は、イメージにそぐわず、似つかわしくない。
まあ、良き男ではあったけれど。
ふらりと現れた男が、悪党どもをやっつけるという西部劇のパターンをなぞっている。
クレイグvsハリソン。
ハリソンvs原住民。
親と子。
妻と夫。
絆の描き方も、イマイチだった。
盛り上がらないのだ。
西部劇も、vsエイリアンも面白いのだけど、どちらも中途半端で、ワクワクドキドキの高揚感がない。
≪次はどうなるんだろう?≫が、≪そのままかい!≫だった。
それにしても、
最新の武器を持っているはずのエイリアンって、相変わらず弱過ぎ。
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