「なぜ、今、ジブリからこの作品なんだろう・・・?」コクリコ坂から かこ_さんの映画レビュー(感想・評価)
なぜ、今、ジブリからこの作品なんだろう・・・?
クリックして本文を読む
う~ん。良いか悪いかで言ったら良かったんだけどね。
「なぜ、今、ジブリからこの作品なんだろう」って思ってしまったのが正直なところでした。
1960年代の横浜を舞台に、高校生男女の交流を描く。
戦争で船乗りの父を亡くした海は、父が亡くなった後も毎朝信号機を上げるのが日課。
そんな中、海が通う高校の文化部室棟(通称カルチェラタン)の取り壊しをめぐって学生運動を繰り広げられる。
取り壊し反対の風間俊と出会い、心惹かれていく。
~~以下、ネタばれ~~
1980年代生まれとしては、世界観に入れなくて置いてきぼり感が…
そもそも主人公、海(うみ)が「メル」って呼ばれているのも謎だし、(フランス語のラ・メールからきてるそう)、
学生新聞を作ってる俊から「ガリ切って」って言われても謎だし、(昔の印刷技術で、トレース紙のような紙に彫刻等のような鉄筆で文字を書き込み、それを謄写版に貼り付けてインクをつけ、ローラーでゴロゴロやって印刷する)、
激しい討論会があるような、学生運動も全く体験がないんだよな、残念なことに。
ブラウン管のTVみながら「もうすぐ舟木一夫がでるのに~」って言われて、出てくる舟木一夫がおじさん(おじいさん)なのは私だけじゃないはず!冷めた瞬間。
戦争でお父さんを亡くしたのに前向いて生きてるっていうのも古いし、
親友の赤ん坊を自分の子として戸籍謄本出すって…(よくあったことって・・・)
しかも、だから兄弟かも?!って韓流もびっくりですよ。
コメントする