「カリオストロってのは納得」鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星 bz9999さんの映画レビュー(感想・評価)
カリオストロってのは納得
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目指した部分は理解した。
ただ、書き手を変え過ぎてるせいか・・・
セリフに違和感を感じた。
それをカリオストロ的とすれば納得できる。
・・・だったら、時間軸の調整なんか吹き飛ばしてくれないと
観る人と創り手にギャップができてしまう。
そして、時間軸に支配されたがために・・・
いろんな人が酷い扱いに。
これではただの劣化でカリオストロには成り得ないし
その上、ファン向けな補足しかしないというギャップ。
個性のぶつかり合いが売りだろうに。
非常に面白いのに、その鎖が熱を奪ってしまう。
どこを向いているのかしっかり考えなくちゃダメだ。
せっかく秀逸なシナリオなのに・・・
愚痴しか出ない。
ロイ・マスタング大佐が指パッチンするだけで
0.5点は上がったと思う。
いろんな人達が見切れるだけでも良かった。
・・・それで最低限ファンは納得したと思う。
映像としては素晴らしかった。
だから4点。
自信を持って、大作として創られたのがよくわかる。
他のアニメ映画よりはよっぽどちゃんとしている。
だからこそ、どっちを目指すのかハッキリしないと・・・。
きっとこれで映画も終わってしまうだろう。残念。
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