シャレード(1963)のレビュー・感想・評価
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オシャレ尽くしだけど
オードリー綺麗だった。
オシャレに垢抜けた感じで。あの美貌でジバンシイのファッションを身に纏っていたら、さぞかし人目を引くだろうと思った。
離婚する筈だった夫がパジャマ姿で遺体で見つかった。数カ国のパスポートも、全て偽名で。
夫は何者なのか。
葬儀には怪しい3人の男、そしてピーターと名乗る男。アメリカ大使館に呼び出され、夫が25万ドルを持ち逃げしているとバーソロミューに告げられる。
怪しい男からピーターを信用するなと言われ、
誰を信用すればいいのかわからない。
レジー、なぜかピーターに言い寄る。
フランスにはギロチンがあるんだ、って、
いつまで行われた?
服のままシャワー浴びるピーター?
バーソロミューから電話、
ピーター怪しい、と思ってしまうレジー❣️
真犯人は⁉️
黒スキーウェア→薄緑のコートワンピース帽子→赤コートアニマル帽子→黒ワンピースジャケット→薄緑のコートスカーフ→白半袖ワンピース+黒太ベルト→赤スーツ白帽子→黒スーツ→紺ガウン→辛子色ワンピースコート→花紺スーツ白帽子
大体シンプルなデザインで襟ぐりを少し開けて鎖骨が半分見えるデザイン、女性の首元を美しく見せてくれる。
さらに帽子と長手袋がオシャレ度を上げている。
何回も観たが、初めて作品始まりのところ、ちゃんと観た。
レジーに衣装提供、ジバンシイと書いてあった。
レコードプレイヤー、昔のエレベーター、水色タクシー‥‥レトロでオシャレ
一番疑問に思うのは、オードリー扮するレジーが父親ほどのケイリー•グラント扮するピーター
に愛していると迫っていくところ❗️
やはりムリムリなストーリーだった。
オードリー最高傑作?
4点。
私のような素人にはオードリー映画の良さがよくわからない。
彼女の魅力だけでヒットしたように感じてしまう。
でもこの映画は今でも通用するような、
よく練られたストーリーであったと思います。
上質なミステリー、+ジバンシィ提供の様々な色の衣装をヘップバーンがみせつけるファッションショー
スタンリー・ドーネン 監督(「雨に唄えば」(1953)等)による1963年製作のアメリカ映画。原題:Charade
殺人犯は誰なのか、大金はどうなったのか?というミステリーとしてはまあまあ良かった。しかし、オードリー・ヘプバーンとケイリー・グラントのラブストリーとしては、年齢差(グラント59歳、ヘプバーン33歳)が有るからということだろうが、ヘップバーンのグラントへの押しが最初の方から強すぎて、どうにも不自然だった。
とは言え、仏ジバンシィ提供のヘップバーンが身につける様々な色の衣装が、まるでファッションショーの様で、魅せられた。彼女、黒基調も良いけど赤が1番似合うかな、なんて見ていた。セーヌ川等、パリの景色が彼女のバック画像になるのもgood。
『荒野の七人』や『大脱走』でカッコ良かったジェームズ・コバーンが、悪役で登場していて、懐かしくもあり、好演でもあった。
監督スタンリー・ドーネン、製作スタンリー・ドーネン、原作ピーター・ストーン 、マルク・ベーム、脚本ピーター・ストーン、撮影チャールズ・ラング・Jr.、音楽ヘンリー・マンシーニ。
出演
オードリー・ヘプバーン:レジー・ランバート、ケイリー・グラント:ピーター・ジョシュア、ウォルター・マッソー:バーソロミュー、ジェームズ・コバーン:テックス、ジョージ・ケネディ:スコビー、ネッド・グラス、ドミニク・ミノット、ジャック・マラン、ポール・ボニファ。
往年の名作
なんとも不思議な映画ですね。サスペンス仕立ての大人のロマンスなのですが奇妙なティストに仕上がっています。先ずサスペンスなのにあまり怖くない、ケーリー・グラントはヒッチ・コック映画の常連だから出てくるだけで事件の予感がしますが問題はヘップバーン、なぜなら映画とはいえ彼女を酷い目に合す監督や男優はそれこそ世界中のファンを敵に回すことになるからいないだろうと読めてしまう。ケーリー・グラントは「ローマの休日」の恋人役グレゴリー・ペックより一回り年上だからか恋人役を照れながら演じているのがみえみえ、服を着たままシャワーを浴びるシーンは滑稽でした。ジバンシーの衣装で艶やかなヘップバーンにヘンリー・マンシーニの名曲を添えてサスペンスとロマンスとコメディを三色アイスのように上手にミックス、さすが往年の名作です。
随分昔に観て切手のことだけは覚えていたが幸いストーリーは忘れていたのでまた楽しめました。
洒落たサスペンスは色褪せない!
近年のサスペンス作品のような派手なアクションはないが、今観ても十分ハラハラできる巧妙なストーリー展開。
昼休み中の大使館に自由に出入りできるなんて、あの当時でもあり得ないと思うが、切手のトリックや、劇場での追跡劇など、見事な映画術が発揮されている。
当時30歳を越えていたヘプバーンだが、相手役のグラントは60歳の手前。この年の差から、グラントはヘプバーンを子供扱いし、ヘプバーン側が想いを寄せる関係になっている。
ヘプバーンは大きな目をパチクリさせ、次々と疑惑がわいても結局グラントを信じてしまう健気な娘っ子をコミカルに演じている。
グラントも芸達者ぶりを見せる。
ヘンリー・マンシーニの音楽も相変わらず見事な楽器使いで、スリルを盛り上げている。
身近な殺人にも余裕のヘプバーン
総合:70点
ストーリー: 55
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 65
音楽: 70
ヘプバーンが謎に巻き込まれて人が次々に殺され自分も死の危険を感じるサスペンスドラマ。
とはいいつつもそれほど深刻なサスペンスの雰囲気ではなく、ヘプバーンは周りで人が死んでいくわりには比較的元気であり、ケーリー・グラントといちゃついたりする余裕を見せる。深刻な話の割りにはコメディタッチでのりは軽い。そうでなければ恋の話にならないだろうから仕方ないのだが、自分がいつ殺されるかわからないというこの状況でこの余裕は少々不自然ではある。まして彼女はグラントの正体を疑っているのにである。
それと25万ドルを戦争中に奪った犯罪者集団の設定が変である。金を持ち逃げしたランパートが見つかったとき、実にタイミングよくウォルター・マッソー演じるCIAエージェントのバーソロミューこと死んだはずのダイルと、彼の三人の元仲間とがパリに揃ってヘプバーンを追うというのは不自然。三人は共同で金を追っているからいいとして、ダイルは死んだことになっていたのだから、ランパートの居場所がわかって持ち逃げされた金がパリで見つかりそうなんていう情報を誰も彼に連絡出来ないだろう。しかも彼は裏切った仲間を殺そうと考えていたのだから。事件後かなり年数がたっているのに、何故彼は三人と同様にこの事実を知ってパリに現れ、短期間のうちにアメリカ大使館員になりすますことが出来たのだろうか。
しかしその辺りを除けばそれなりに物語は面白いと思う。誰が真犯人なのかを少しずつ状況を明らかにすることで推理させる。楽しめました。
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