「彼女たちの“光と影”」DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう? syu-32さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0彼女たちの“光と影”

2018年6月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

「DOCUMENTARY of AKB48」シリーズ第1作。

DVDで鑑賞。

当時前田敦子(あっちゃん)推しで、部屋の壁にポスターをこれでもかと貼りまくり、AKBヲタを謳歌していました。
写真集の懸賞で、あっちゃんが名前を呼んで起こしてくれる目覚まし時計が当たったのがとても嬉しかった想い出です(笑)
あっちゃんが卒業したと同時にオタクは辞めていましたが、今は友達の影響で乃木坂46に興味が出て来て、あっちゃんのときほどの熱狂さはないですが応援しています。

アイドルとなった彼女たちの葛藤、悩みが丁寧に描き出されていました。
栄光の中に垣間見える光と影…ステージの上の姿とプライベートの姿、両方を映し出すことで彼女たちの“リアル”に迫っていきました。
アイドルの前に人間なんだなと当たり前のことなのに、今まで気付いていなかった部分に思い至り心を揺さ振られました。本作のおかげで、彼女たちの存在がより身近に感じられたように思いました。

焦点が当てられるのは当時の人気メンバーですが、彼女たちの姿を通してグループ全体の今、そしてその進む先が活写されました。
自分が望む未来に向かって、仲間たちと切磋琢磨しながら突き進んでいこうとする姿から、たくさんの勇気と元気をもらえました。

現在AKB48グループは、このときの絶頂期を経て、今は人気が落ち着いてきている感じがします。それでも先日の総選挙では、投票の総数がかなりの数あり、絶頂の頃はブームで少し興味がある程度の方も投票していたと思うので、これが現在の本当のファンの力なんだなと彼女たちの訴求力に感嘆しました。

しゅうへい