スカイライン 征服のレビュー・感想・評価
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The goddamm light. いう程悪くない
酷評も多く、もっとB級かな?っとハードルを下げて視聴したのですが、言う程悪くなかったです。低予算の中、ちょっとでも名のある俳優を全く使わず費用をビジュアルに回したのは英断でしょう。デザインはともかく宇宙人のVFXはとても綺麗に仕上がってました。
終盤顔の長い主人公がエイリアンを素手で倒すのはなかなか目新しかったです。あのタイプのエイリアンと素手で戦う映画ってなかなかないはず。更に最後は主人公達も捕まってバットエンド?かと思いきや、そこからまさかのもう一捻り。これは全くの予想外で個人的には好評価でした。その分消化不良になってるのは否めませんが、これはこれでアリと思います。
もちろんキャラクター作りが弱く感情移入できないとかマイナスポイントは多いですが、世の中にはもっと酷い映画も多い中頑張ってた部類に入るのではないでしょうか?
果たして続編はいかに!?
良いね!好き! 続編やるというウワサを聞いて2度目の鑑賞。 内容を...
良いね!好き!
続編やるというウワサを聞いて2度目の鑑賞。
内容をすっかり忘れてたけど、前回も同じ感想を持ったんだった。
侵略のしかたがなかなか新しいし、エイリアンの造形とほどよいデカさがイカスし、満足満足。ただしベッタベタな感じがちょくちょく入るな、まあいいけど。
とDAY 2までは思ってた。
んでDAY 3の展開にやられたねー。ベッタベタもこの伏線だったのねー。
そして終わりかたがチョー好き。
続編もまさかの設定らしいので、楽しみだ。
唐突な地球征服エイリアン
今から13年前の2011年の作品で、2部作の序章となる最初の作品。2022年には、その後を継ぐ『スカイライン 奪還』も製作上映された。エイリアンが大型宇宙船で、突如としてロスアンゼルス上空に舞い降り、次々と地球人を生け捕り、地球征服をしていく物語。当時、いくつかのアクション・ムービーのVFXビジュアル・エフェクトを担当してきた、ストラウス兄弟がメガホンを撮った作品。
前半は、ロスの若者の派手なパーティー・シーンが続くが、一旦、エイリアンが現れると、エイリアンから逃れる登場人物との死闘が描かれていく。そこに、空軍のミサイル攻撃も始まるが、全く歯が立たなく、撃墜したと見えた宇宙船も、生き物のように蘇生し始めて、人類の前に立ちはだかる。
まあ、よくある展開であるし、そこそこ楽しめはしたが、それほどの引き込まれる展開ではなかった、レビューの低評価なのは、画面がマンションの一室に逃げ隠れたシーンが中心で、アクションとしての派手さや緊迫感というのは、今ひとつ伝わらなかった。エイリアンの宇宙船内でのラストシーンは、グロテスクな雰囲気と、次作に繋がる興味を誘う効果的な演出だったが、このシーンも『宇宙戦争』で同じようなシーンがあったように思う。
また、出演者もヒロイン役のスコッティ・トンプソンだけは、顔を知っているが、あとは初見の俳優さんばかりで、今ひとつ華が無かったのも、残念なところだ。
目立ったものがない
親友のテリーに会うためロサンゼルスを訪れたジャロッドとその彼女エレイン。しかし、その夜、街は空から来た何かに襲われ…。
続編の公開前に復習。他の宇宙人襲来ものと比べても目立ったものがない印象。主人公の天才設定も特に活かされておらず色の強そうな続編に期待。
地球の支配者が変わる3日間
青い光を浴びると洗脳されるタコ状の触手を持つ生物に襲われ、空中に浮かぶ船に吸い込まれる人々。侵略者は人類と交流することなくただひたすら破壊と洗脳捕食を繰り返す。高層ビルで望遠鏡でゲイのセックスを覗き騒ぐ主人公たち。部屋のなかで触手に隠れるシーンはもろ宇宙戦争。手斧、包丁、ガス爆発自爆、しまいにはコンクリブロックから素手で生物をタコ殴り。キスしながら空中に吸い込まれるふたり。脳移植され怪獣になった彼氏が身重の彼女のため敵生物に戦いを挑むエンドにポカーン、彼女「…ジャレット…?」じゃねーよw VFXは見物。
侵略者強い
アブダクトの演出は分かりやすい。
CGはそれなりに出来ているが、宇宙人襲来映画としての高揚感は無し。
前半セレブな若者たちのイチャイチャで退屈になり、中盤から一般人が攻撃を受けて逃げ惑うシーンが続く、逃げる人数も少ない感じで大パニックと言うほどではない。
終盤申し訳程度に戦闘機が登場。
主人公たちをアクロバティックに避けて墜落する(笑)
ラストは人類を労働力的に使う為か?
憐れな主人公は人外の姿(人格は残っているか不明)になっているが、その妻が襲われて居るところを救う描写で終わる。
こんな姿になっても…と言う愛情や想いがあると伝えたいように見えるが、あの状態で救われた感じはないし、見終わった後の「何なんだ?」感は悲しい。
ある意味衝撃のラスト
なんだかよくわからない映画だった。
まず、エイリアンによる地球征服が始めるまでの描写が意味不明。主人公たちが誕生日パーティーを楽しんでいるのだが、まったくもって面白みがないシーンの連続。
次に、エイリアンは唐突に地球侵略を開始するが、母船やエイリアンの外見がほとんど『マトリックス』に出てくる機械(マシーン)と同じテイストなので、真新しさは皆無。既視感120%。
さらに、エイリアンの生態がよくわからない。エイリアンはやたらと人間を捕獲しており、どうやら人間の脳と脊髄を使って新たな個体を創造しているようなのだか、具体的な説明や描写がないので雰囲気でそう判断するしかない。
そして主人公のひとり(男性)だけが、なぜかエイリアンの「光」に当てられてどうやら超人化しているようなのだが、他の人も同じ目にあっているのに、なぜ彼だけがそうなるのか理解不能。あげくの果てには彼の脳と脊髄を移植されたエイリアンの個体は何故か正常に起動・覚醒せず、元の彼の自我を保持している始末。捕らえられた妊娠中の彼女をすくうエイリアンの姿をした彼は、もはやスーパーヒーローだ。そうして「覚醒」したところで本編が突然終わってしまうという正真正銘のサプライズ。
この作品はいったい何を目指しているのだろうか。そしてまさかの続編はあり得るのだろうか。
癖になる
正直ろくな作品ではないが、個人的にエイリアン作品が続いた2011年度のSFで最も印象に残っている。本作は近年ホラー界では流行のPOV作品に近い構成だ。撮影は普通のフィルムカメラでの撮影だが、「一つの視点でしか描かれない」というところがまさにPOV作品と似ていると感じた。
舞台はマンションの一室。明け方に謎の青い光が飛来し、光を見てしまった人が次々と吸い込まれていく…という冒頭なのだがこのインパクトが非常に好きだ。しかしこれから万人受けするような作品になるのかと思いきやまさかの裏切り。主人公たちが一室に籠城し、そのマンション内(正確には敷地内)の出来事しか描かれていないという展開を見せる。
いや、どうりで低予算な訳である。室内にも時折敵が侵入したりするため、脱出を試みようと車で避難するものの、巨大なエイリアンに乗車していたフェラーリもろともぺしゃんこにされ、他の個体にも追いかけ回されて結局部屋へ一目散。ずっとこんな感じだ。
エイリアンの侵略という未曽有の災害に置かれた一般市民をリアルに描いているのだろうが、その割には主人公がある理由で人とは違う不思議なパワーを身につけるなどご都合主義が目立つ。
しかしどうもこの雰囲気やストーリーが好きだ。面白くないところが面白いというような不思議な感覚になる。また、今までこれほど挑戦的な内容の作品があっただろうか。それに驚いたのと、エイリアンの神秘的であり動物的、有機的なデザインにもやられた。恐るべき能力にも脱帽だ。ラストが唐突過ぎて驚かされたが、明らかに続編を意識している。…がしかしパート2にまで至るのかかなり心配だ。だが、現在本作の続編、「BEYOUD SKYLINE」が製作中だ。予告編を見る限りは前作よりは金もかかっており、万人向けになっていそうだ。正式なパート2かは分からないが、まずはそちらを待つとしよう。
ワーストのSFかも…
決して劇場には足を運ばないだろうことを見越して、テレビ録画で見たけれど、予想通りというか、それをも上回る酷い内容だった。ある意味、ツッコミが激しすぎて楽しめたけれど。
CG含め映像が全くダメダメに感じてしまい、B級ものかなと思って軽く調べると予算1000万ドル─ハリウッド的には低予算の部類なのだろうか─。ちなみにID4はこの7倍超の予算だということをみると、10億円だとこの程度の映像になるということだろうか。しかしながら、何よりも驚かされたのが、この映画の興行収入が制作費の6倍超という事実。次も考えれる結果だし、内容も続編を感じさせるものだったけれど、残念ながら(?)その次は無かったようだ。まぁ日本だけでは2億円の興収だというから、日本だけに限ると大コケだったということになるわけだから、危ない橋は渡らなかったのだろう。
感想で金銭的なことばかり並べ立ててしまって、肝心の中身のことをほとんど述べていないけれども、とにかく自分の中では最低のSFだったという評価しかできないので、内容から離れた見方をしてしまいました。
突っ込みどころもあるけども
低予算の割にVFXは凄かったと思います。
冒頭から、いきなり襲われてわけもわからぬまま圧倒的なパワーで捕食されていく人々。
実際に起きたら大変なことですが気持ちいいぐらいに圧倒的で素敵な光を放ってましたね。
そして意外と頑張った管理人のおじさんも素敵でした。
ミサイル一発で母艦が沈んだり高度なテクノロジーを持っていそうなのに壁一枚隔てて隠れている人を見つけられなかったりと突っ込みどころも満載でしたが私は楽しめました。
この異星人達が人類を捕食する理由のアイデアが面白かったですね。
その理由がトリガーになってのラストですが、これも私は好きでした。
「え~~~~!?」っていう人の方が多い気がしますが私は良い所で終わったなと思いました。
これはまた面白い映画だった。 B級感満載。 得体の知れないものに追...
これはまた面白い映画だった。
B級感満載。
得体の知れないものに追いつめられて逃げ場のない人々。
ジョーズだったりゾンビだったりモンスターだったり。
それが今回はおそらく異星人。
よく観る光景。
なぜ海に行きたがる?
あれだけうじゃうじゃいるのに。
て感じでツッコミどころ沢山。
終わり方も斬新。何も解決していない。
でも、宇宙船や異星人のビジュアルよい。
宇宙戦争の終わりかたよりはよい。
地球人は征服出来ても、愛は征服出来ない?
いや、そんな考察は不要ですね。
何がしたかったのかなぁ。
映像は綺麗ですが、要らない伏線が多すぎます。
管理人のおじさんには、ビシッと決めさせてあげて欲しかったです。
問題の結末も、むしろその後が観たい気もします。でもそうなると、そもそも征服が無理なような。
ヒッチコックの裏窓的な構図?いや、これも褒めすぎですね。
最後の最後にもってかれた
全体の8割は予想できる展開でした。
でも、最後に主人公2人が結局降参して
バッドエンドで終わるっていう稀に見るパターンかと思った矢先のクライマックス。。
ニールブロムカンプ監督の作品背景に見る
マシーン・エイリアンと人間の複雑な関係
が一瞬頭をよぎりました。興奮しましたね。
登場人物たちの無力な姿が震災当時の自分達と重なります。
2011年7月中旬にTOHOシネマズ六本木ヒルズのアート・スクリーン(現在のスクリーン5)にて鑑賞。
SF映画のなかで、異星人の侵略を題材としたパニック映画が多く作られていますが、そのなかで、特に忘れられないのが本作『スカイライン-征服-』であり、VFX会社の“ハイドラックス”を率いるコリン&グレッグ・ストラウス兄弟が『AVP2-エイリアンズVSプレデター』以来の監督作として放った低予算の力作です。
友人のテリー(ドナルド・フェイソン)の誕生日を祝うためにロサンゼルスの高級マンションのペントハウスを訪れ、楽しい一夜を過ごしたジャロッド(エリック・バルフォー)とエレイン(スコッティ・トンプソン)だったが、その翌日の夜明け前に突然の閃光と共に友人たちが光に吸い込まれて姿を消し、それが異星人による侵略の始まりである事が明らかとなる(粗筋)。
この手の作品は人類が団結し、「俺たちが力を合わせれば、怖いものはない。異星人が相手であろうと絶対に勝てる。人類は絶対に負けずに地球を守り抜くんだ!」という希望のある話になるのが当たり前と言えますが、本作はそういうのは無く、人類が完膚なきまでに攻撃され、希望が垣間見れる事なく進み、極限状態に追い込まれても、無力である事を思い知らされる作品で、全米公開されたのは2010年の秋でしたが、日本公開は2011年6月だったので、本作の主要登場人物の無力さは、3月11日の東日本大震災が起きた直後に、テレビの中継映像を通じて、東北地方を襲った悲惨な光景の数々を見て、画面に繰り返し表示された“緊急地震速報”の警報音と共に揺れた余震や誘発地震に恐れ戦いていた頃と重なるものがあり、普通のSFパニック映画として観る事は出来ない作品として忘れられず、現実を受け入れることが出来ずにいるジャロッドに対して、オリヴァー(デイヴィッド・ザヤス)が「これが現実なんだ。受け入れるしかない!」と諭す台詞が私の胸に突き刺さりました。私自身も震災の発生直後は「これは夢なんじゃないか」と思い、目を背けたくなった事もあったので、余計にこの台詞は重要だと感じながら、観ていました。
「もし、本作が震災前に日本公開されていたら」と思うことがあります。もし、そうなっていたら、普通に面白いパニック映画として観られた筈で、本作の内容は偶然こうなっただけで、同じ時期に製作され、偶然にも全米公開日が3月11日となり、オカルト系のネタになっている『世界侵略-ロサンゼルス決戦-』の方が、「もしかして、何か意図して作られていたりして」と思えるので、これだけ重たさを感じる作品になっているとは予想しておらず、この内容に驚きと衝撃を受け、本作唯一のカッコいいシーンである軍の戦闘機と異星人の戦闘機のドックファイトの件は始まった時は、一瞬、重たさを忘れさせてくれて、この手の作品特有のワクワクとハラハラ感を味わわせてもらえたのですが、それが終わる時の一撃が炸裂すると、完全に力が抜け、まるで、その世界に居るかのような感覚となり、余計に震災と重なるような見方をするようになりました。それが原因か、本作は話の面白い作品なのに、続けて観るのに躊躇いを感じて、劇場で観たのを最後に、手の出せない一作(地震の描写をハッキリと描いたイーライ・ロス製作・出演のホラー『アフター・ショック』の方が、本作よりも多少は手を出しやすいと感じたほどですが)となり、レンタルや地上波放映でも観ておりません。それぐらい強烈です。
普通の映画として観ても、驚きの点は多い作品でしょう。一つ目は製作費が1050万ドルと低予算なのに、映像のスケールと迫力は1億5千万ドル以上の超大作並みと思える完成度の高さで、流石はVFX企業を率いて、数多くの話題の大作のCGを手掛けてきたストラウス兄弟だけに、この映像の素晴らしさは格別で、ストラウス兄弟は世界的に不評でしたが、個人的には大変面白いと思っている『AVP2』の監督(『AVP2』は全体的に色調が暗い作品でしたが、本作は内容が暗いので、別の意味での暗さという点で共通していると思いますが、本作のドックファイトの件と『AVP2』のクライマックスは若干似通っているので、どちらもストラウス兄弟らしい作品なのだと思えます)だっただけにマニアックなセンスも健在で、登場人物に感情移入しづらかったり、この手の作品で、よくある外の安全な場所を目指して、命懸けの移動を試みるというのも無く、マンションから離れないという舞台設定がそれに当てはまり、そこに人類がやられるだけやられる展開なので、これを気に入る人は少なく、観る人を選ぶ作品なのは間違いありません。他にも驚きの点を挙げるなら、それはマシュー・マージソンが手掛けた音楽で、エンドロールで流れるメインテーマの『Damage Control』は何も知らずに聴いただけなら、ポリス・アクションやスリラー映画のような作品のスコアに聴こえ、まさか、悲惨な内容のSFパニック作品のテーマ曲とは思えず、そこに意外性と驚きを感じます。
出演者は皆、それぞれ好演していたと思います。『エクスペンダブルズ』で南米の独裁者を演じたデイヴィッド・ザヤスの存在感と貫禄がありすぎて、エリック・バルフォー、スコッティ・トンプソン共に少々、食われかけていましたが、それでも頑張っていました。ドラマの『24』の捜査官役から、『寂しい時は抱きしめて』のような官能作品まで何でも魅力的に演じられるバルフォーが見た目は頼りがいのありそうなのに、ヘタレな役柄に扮したというギャップが素晴らしく、それは見所の一つと言えるでしょう。
現在、本作の続編となると言われている『Beyond Skyline』が製作されているそうで、そちらがどのようになっているのかが気になります。日本に上陸して、公開される時には、本作を観に行った時とは違って、ある種の覚悟が必要なのではないかと思うのですが、このパニック世界に変化が訪れるのかどうかを確かめられる日が来ることを期待したいです。
本作は万人にお薦めするのが難しい作品ですが、観る価値のある一作だと言えます。まだ観ておられない方は、是非、ご覧になってはいかがでしょうか。
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