「なるほど、こうきましたか…」スカイライン 征服 kazzさんの映画レビュー(感想・評価)
なるほど、こうきましたか…
Amazon Prime videoにて。
興味ありつつ見逃していて、続編、続々編まで公開されて観ない訳にはいかないとWOWOWの一挙放送を待ち構えていたのに、うっかりそれもロスト。やむなく1作目をアマプラで観賞。でも、3作目は有料だった(^^;
3人のお姉さまが登場する。みんなナイスバディなのだが美人という程でもない。主人公とおぼしき男もイケメンとは言い難い。このあたりにB級感がプンプン。美形じゃなければならないと言っているのではない。綺麗かどうかより、魅力があるかどうかだ。映画は役者次第とは思わないが、さりとて役者は大事ではある。
CGやら造形物には力が入っている。
B級と書いたが、日本映画ではなかなかお目にかかれない品質だと思う。
舞台がほぼホテルの中のワンシチュエーション。
エイリアンらしきものが突如襲ってきて、人間たちを片っ端から吸い上げていく。あの人たちはどうなるのか…は終盤に少し分かる。
スター俳優らしい友人の誕生日パーティーに呼ばれてLAの高級ホテルにやって来た主人公カップル。
そこで少しいざこざがある。なんともダラダラした導入部で、怪しい光を主人公が浴びてしまうアヴァンタイトルの映像がなかったら観るのをやめてしまいそうだ。
恋人の妊娠は続編への伏線だったのだが、本編では分からない。
プールサイドでお姉さまがたのすらりと伸びた足にお目にかかれるのが、唯一のサービスカット。
エイリアンが現れてからのアクションはスピード感と緊張感があって、まぁ面白い。
エイリアンは触手が長く延びてるのが定番。そして、人を喰う(食べてるかどうかは別として)。更には、吠える。
こいつらと肉弾戦で闘うところなどは新しいかもしれない。
どうやったって逃げられない情況になって、それでも何とかして誰かは助かるのがセオリーだが、そうしないところも新しいか。
なるほど、こうきましたか…と。
で、どうみてもTo be continued.なエンディングはあざとい。
なのに、続編の公開は7年後?