唐山大地震のレビュー・感想・評価
全47件中、21~40件目を表示
今日、見ました。実話です。知らない事は罪だ。 東日本大震災の被災者...
今日、見ました。実話です。知らない事は罪だ。
東日本大震災の被災者は、やはりとてもじゃないが、見れません。完全にオーバーラップし、セカンド被災になります。
唐山より四川、そして中国の成長
中国本国で大ヒットしたというとついプロパガンダ色が強いのかと思ってしまう。出てくる軍人の考え方をはじめそういった面があることはたしかだ。一番目立つのは成長する中国の都市、ここは「スラムドック・ミリオネア」を髣髴とさせる。イギリス人が撮ったインドの映画と違い、中国人が撮った中国の映画なので、そこには外部からの視線ではない。
しかし基本は唐山大地震で夫を失い、下敷きになった双子のうち息子を選択した女がその罪を抱えて生きる物語である。そして死んだと思われていた娘がじつは生きていてるので、最後には家族と再会できることは容易に想像できる。この母親も娘の養父も古い考え方をもった世代の人間だ。それに対して娘も息子の嫁も新しいタイプの中国人だ(外見からしてかなり垢抜けている)。オーソドックスな物語のなのでそれが目立つようになっている。
最後の再会場面は意外にあっさりとしているかもしれないが、それに至るあの現場に駆けつける二人の行動力には感心する。それが若い世代パワーなのか、中国人が昔から持っていたものなのかは知識がなく判断できなかった。吹替えの相武紗季は悪くない。
心揺さぶられる!
なぜこんなに泣けるのかビックリ。
泣かない人はおかしい!とうっかり思ってしまうくらいだ。
人の辛さ、愛の深さ、素晴らしさ。
極限状態だからこそむき出しになる、生きる強さがそこにある。
騙されたと思ってみるべし!!
迫力と繊細さ
初めて投降させていただきます。
クライストチャーチの地震があった今、
普通の映画とはまた別の意識をもって見てきました。
地震大国として日本でも大きな震災が起きてきましたが、
実際に体験したことはありませんでしたので、
凄惨な地震の状況を見てとても恐ろしく思いました。
ハリウッドのパニック映画と違い、主演の女優さんまでも
泥まみれになった迫真の演技が映画の中にぐっと引きこまれ、
リアリティを感じました。
今まで想像していた地震とはケタはずれで、
ガレキの下に取り残された子供たちなど、
非常にいたたまれない気持ちになりました。
この作品ではそんな地震が起きてからの人間ドラマが主題となっていました。
まさに地震によって身も心も引き裂かれてしまった母、息子、そして
ひとり生き分かれてしまった娘・・・。
地震の爪後は余りにも多く、しかしそれでもなお
それぞれが強く生きている姿が、どこか勇気づけられます。
その一方、娘と旦那への後悔の念をひきずりつづける母親の
いたましさや、せめて身の周りだけでもと
母を幸せにしようとする息子の様子に
表面には現れない深い部分の家族の絆を感じました。
それにも増して、娘の生きざまは強く、そしてどこか物悲しげで、
一層胸をうたれてしまいました。
もしあんな地震に遭遇してしまったならば
耐えられるかどうかさえ不安です。
地震の怖さを見ましたが、それよりも
心のつながり、家族の絆の強さ、あったかさを
教えてくれたような気がしています。
今だからこそ、この映画には一見の価値があると思います。
今だから見てほしい
NZの震災に合われた方、ご家族の方々のいち早い復興をお祈り申し上げます。
ひとごとでなく、見なければいけないと思い鑑賞してきました。
地震のもたらす恐怖、人々の心、街に追わせる悲しさ、
とても恐ろしく感じました。
それと同時に、やはり離れ離れになろうが、何が起ころうが
心の深いところで繋がっている家族の愛にとても感動しました。
胸が締め付けられる部分もありましたが、
建前なしに心に響く映画でした。
ヒアアフターより・・・
地震の恐ろしさ、家族を失った悲しさを考えさせられた。
今の幸せが本当に幸せなものなんだと思い知らされます。
災害はどの国であれ辛すぎます。
同じような作品でヒアアフターもみましたが、こちらのほうが断然心に響きました。
よい作品でした。
たいせつな家族
中国映画の印象がよくなった!
ほんの少し中間が長いかなと感じる部分もありましたが、とても感動できました。
中国の歴史やどんな国か、興味を持てる映画でしたね。
2人の子を選択しなければいけないなんて辛すぎる・・・。
家族について改めて大切さを気づかせてくれた映画でした。
感動しました!!
涙・涙でした~
自然と涙がでてきました。
家族という血のつながりのある愛と、血のつながっていない愛と、どちらも同じ愛で、生きる支えになっているんだと感じました。
人間に本当に究極的に必要なものは愛だけなのかもしれません。
2時間が短く感じました。
丁寧な人物描写
運命に翻弄された2家族を丁寧に見せてくれていました。
愛しているからこそ遠ざかったしまう母子がとても切なく、姉の気持ちを想うとさらに切なくなりました。
ハンカチはポケットから出して手に持っていたほうがよいです。
特に私の見た会場では男性の方の方が泣いていたと思います。
ハリウッドかと見間違う出来
前半の地震の描写にまずはやられます。
CGはほとんどハリウッド作品と比べても見劣りしない出来で、悲惨な地震の様子を感じ取ることができます。
日本でもあれくらいCGができたらもっと表現できるのにと思いました。
地震のシーンでも伝わってくるように、この映画が徹底的にこだわったリアルな地震(ハリウッドのディザスターものにはない描写)と人物の描きかたがすばらしく、見ていて飽きませんでした。カップルでも親子でも、友達でも、大切な人と見に行ってください。
最後はどこかほっとできるような、憎い作りになっています。
気持ちが伝わってくる映画
中国の家族に対する想いや考え方が良くわかる映画ですね。
独特の気質もよく表現されている映画だなと感じました。
今までに見た中国映画とは違ったテイストで、特に母と娘の愛の深さに驚かされました。
悲劇だと思いますが、優しさにあふれたとってもいい映画ですよ!
自分なら決断できるのか?
今までに類のない人と人とのつながりが表現されている映画でした。
命の重さを再認識できるいい映画でした。
家族や大切な人と一緒に見ることをオススめします。
最後のシーンには思わず涙。すごいです。
最後までしっかりできてます。
母と娘が心を失ったまま32年を過ごし、奇跡的な偶然で出会わなければその心を取り戻せなかったでしょうが、ハッピーエンドでよかったです。
失った意味は失って初めて実感する・・・深い映画でした。
地震というが
「地震」という言葉からは想像できないほど、とても感動できる映画でした。
母と弟のバスのシーンや、最後のシーンは本当にすごい。家族の有り方を考えなおしたり、見つめ直したりできるいい映画です。
これは泣いたら止まらないと思い、必死に我慢してました(笑
人ごとでない
試写会でみました。よかったのでレビューします。
物語は生き別れになった姉弟と、母親の話。別々に行きながらも姉と弟それぞれが大切な人と一緒に生きていこうという姿が印象的でした。
中国の思想とか社会みたいなところも描かれているので、そのあたりも新鮮でした。
重いテーマなんだろうなと言う人もいるかもしれませんが、確かにテーマは軽くありませんが、人間の本能的な部分ですので、決して嫌なきもちになることはありませんよ。
見るべき理由があります。
罪のない人が死ななくてはいけない状況、救いたいのに気持ちがあるのに助けられない様子が苦しかったです。
後で実際にこのような事件があったのを知り、家族愛のスゴさをとても感じました。
親が子供に対する、愛情の深さを強く感じる映画でした。
中国映画は進んでみようとしていなかったので、今回知るいい機会になりました。
トマトは見逃さないでください!
もし自分だったら・・・
大地震の威力と驚異、そして家族の絆を見せつけられた。親と子の苦悩、許しを描いていて胸が熱くなった。もし自分だったら・・・とおもうとぞっとするけど、強い気持ちになれる映画。
吹替えも楽しみ!
同じ人間なんだな
最近の中国のニュースをみていて、どうも好きになれないなぁと思っていただけに、かなり考えを改めさせられました。
同じ家族がいて、同じように泣き、苦しみ、そしてまた結びついていく絆がすごく印象的でした。国境なんて関係ない。同じ人間なんだな。
全47件中、21~40件目を表示