劇場公開日 2011年5月7日

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「退化した脚本とジブリの影響」星を追う子ども Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5退化した脚本とジブリの影響

2018年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

総合65点 ( ストーリー:55点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:85点|音楽:75点 )

 作品は新海監督らしい寂しさや孤独や哀しさといった感情に満たされていて心に染み入る。しかし物語と設定がはっきりしない。だから感情が伝わってきつつも、何かすっきりせずに引っかかりながら観ている。新海監督の脚本は『雲のむこう、約束の場所』から『秒速5センチメートル』にかけて、酷かった物語と設定は進化を見せて良くなっていっていたが、それがここでまた退化して元に戻ってしまっていて残念。
 それとジブリ作品、特に『ラピュタ』で観たような場面と構図が時々あって気になった。

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Cape God