「これがG指定って嘘でしょ」127時間 あんゆ~るさんの映画レビュー(感想・評価)
これがG指定って嘘でしょ
2010年アメリカ・イギリス合作映画。95分。2011年20本目の作品。「トレインスポッティング」や「スラムドッグ$ミリオネア」で知られるダニー・ボイル監督の差新作。この監督さん、大好きです。
内容は:
1,主人公の男にとってトレッキングは人生そのもの。
2,今日も彼はトレッキングにでかける。
3,そして、彼は谷間で落下。右手が落下してきた岩と岩壁に挟まれる。
一言で言うと、痛い!!!まさかあんな描写がくると思わなかったから、あれはまいった。
作品自体はボイル監督の前作「スラムドッグ$ミリオネア」でマスターした手法を駆使して、画面全体が光彩を放ち、生命観溢れる作品で、それはそれで素晴らしかったです。
こういった展開の作品はほかにもあるけど、本作はボイル監督の独特の映像感覚で撮られているし、毎度の音楽の選曲が抜群なのでテイストは違います。だから飽きることはまずないでしょう。
ラストもいつもどおりめっちゃ爽やか。あれだけ痛い思いをさせられても、観終わった後は後味の良い炭酸ジュースを飲んだような気分。
問題の痛いシーンも悪意あってそう描いている感じはないので、まあ、許せます。
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