「何気ない日常への後悔」127時間 とくさんの映画レビュー(感想・評価)
何気ない日常への後悔
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ストーリー的には、結末への展開が予想できる。
でも「その」シーンがある事を覚悟で鑑賞。
思うに、ジェームズ・フランコって
笑顔より切ない顔の方がイケメンでした(笑)
フランコ出演作品では、恐らくナンバー1作品です。
演技力も素晴らしいの一言。
自分の好き勝手に生きてきて、自分に忠実。
だが、彼は『奈落』へ落ちてしまう。
そして決断するまでの127時間。。。
家族や恋人への今までの後悔を巡らせ、
なんとか助かる道を探す。
人の生きることへの執着って、こんな感じなのだろう。
でも、最後の最後で、どうするか!は人それぞれ。
アーロンは、生き抜くことを選ぶ。
自分なら、助かる可能性も思いつかず、
諦めることを選ぶだろうな。
斬新な映像で、あちこち目を動かすので、
じっくり観たい方には疲れるかも。
後は何といっても「決断」シーン。
血など弱い方には観てられません。
ですが、何気なくボンヤリ過ごしてる方や、
生きる事に意味を見つけられない方などには、是非観てほしい。
最後の最後に、ふと涙腺が緩みました。
緊張から解けたからか、
映像に安心したからなのか、判りませんが。
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