僕が結婚を決めたワケのレビュー・感想・評価
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ラブコメではないと思った
ジャンル的にラブコメに分類されてるようですが、面白いシーンは少なく、友人夫婦の浮気で精神不安定になる男がメインの話しなので、ドラマと思った方がいいですかね。
中盤以降は笑える場面は特に少なく真剣みのある展開だったので、無理にコメディにしない方がいい映画になった気がする。
嘘や隠し事はバレる、正直に生きよう!て話しかな
それにしてもW・ライダーの痩せぶりは病的に思えてしまう。
ジェニファー・コネリーの出番は少なめでした。
これがロン・ハワード監督作、か…。
この映画から“監督ロン・ハワード”を取り除いたら、ただのよくある退屈なラブコメディしか残らない。
ロン・ハワードのお陰で、この手の作品にありがちな下品な下ネタやベタなギャグが氾濫する映画にならずに済んだが、絶望的なまでに映画自体が弾まない。
ストーリーは、そろそろ恋人との結婚を考えている独身40男が、親友の妻の浮気を知って、“結婚”そのものを思い悩む…というもの。
一体どこで面白くなるのかなぁ…とボーッと見ていたら、ホッケーのゴールを決めておしまい。
…ン?アレレ?一体この映画の何に期待して見ていたのだろう?と思ってしまった。
ヴィンス・ヴォーンは最近こういうコメディばかり。
ジェニファー・コネリーも久々のロン・ハワード作品なのに添え物な感じ。
唯一、お久しぶりのウィノナ・ライダーの嫌な女ぶりが印象に残った。(TVドラマ「ブザー・ビート」の相武紗季が思い浮かんだのは僕だけ?)
とにもかくにも、残念なロン・ハワード作品。
わはは
これ、結構好きかも。セックスの問題、どこまで相手に誠実であるかどうか、ま、いわば大人の話なんだけど、そういうのを割合真っ正面から真摯に描いている。
とはいえ、内容はかなり馬鹿馬鹿しいどたばたコメディ、でもそこが重くなりすぎずにいいのかなと。でもさ、何事も正直であれ、パートナーには何にも隠さず全てを話せ、みたいなキリスト教価値観(に根ざしていると思われるが)って僕らには違和感あるよね。なんていうかバッファーがない。可視化と言う言葉があるけど見せればいいってもんじゃない。
そう簡単じゃないワケ。
感想の前に、
この映画を公開に踏み切ったそのワケを聞きたい^^;
なんというか。。
どうした!?R・ハワード??と思うくらい変なのだ。
そもそもどうだろうか、このチラシ&ポスターを観て、
一体どのくらいの人が「結婚」という二文字に胸躍り?
ワクワクと劇場へ足を運ぶというのだろう(すいません)
V・ヴォーンですよ?あの大男の。このヒトが独身、って
不気味すぎてホラーなら納得できるかもしれないけどx
親友役もデブ男で(ゴメン)、二人が並ぶとまるで鏡餅。
その彼女&妻がJ・コネリーとW・ライダーってそれ…
ないでしょう普通!?なんなんだ、この配役^^;
いいや、配役はじゃあ、置いときましょう、この際。
ストーリー。。。
そろそろ結婚しようかと思っている主人公カップルの
理想は親友夫婦。ところがその妻が若い男と不倫中!
現場を観てしまった主人公は、事あるごとに妻と男を
尾けまわしては責めまくり、親友に告白するかで悩む。
(これがまた、かなりしつこい!)
同時進行で車のエンジン開発というビジネスも加わり、
仕事と不倫話と彼女への告白で悩みまくる主人公。。
という、他人夫婦の話に首を突っ込むんじゃねぇ!的な
イライラさせる展開が延々と続くお話…。
加えて何が言いたいんだ?的にビジネスの成功否かの
話も加わり、かと思うと不倫男の家に侵入して写真を
撮ったりする主人公。アンタ、一体何やってんの!?と
大男が暴れまくって顔から血を出す場面ばかりが続き、
どこが結婚なんだ??どこがコメディよ??という作品。
親友のお相手の浮気現場を目撃してしまったら…?と
いう発想は確かに面白い。言うべきか黙ってるべきか。
そこでジレンマ(原題)に悩む主人公の気持は分かるが、
どうしてその話をこんな方向に持っていくかなぁ??と
いうのが分からない。主人公の結婚話はどこかへ飛び、
ひたすら追跡とその逆襲に明け暮れる毎日。…アホか。
そんなことしてる間に、やるべきことがあるでしょうが~
そもそも夫婦の問題は夫婦の問題。
当人同士にしか解決できない問題なのだ。
観る限り、どちらも悪い。親友の方が正しい!なんて
論理はどこから出てくるのか?こんな結婚観を持った
男と結婚して、本当に大丈夫!?彼女が心配になった。
というわけで、感想後は、
彼女が結婚を承諾したワケを聞きたい。いいんですか?
(正直=正義となり得るか。常に時と場合を考えなきゃ)
原題は「ジレンマ」です。
友達に付き合って見ました。
もっと、コメディ色が強いかと思っていたので、辛口レビュー&点数かもしれないです。
原題は「ジレンマ」。その題の方がしっくりきます。
親友の妻の浮気現場を目撃してしまい、親友に言うべきか、言わざるべきか・・・悩みに悩んで、巻き起こす騒動。
面白いといえば面白いのだけど、何かもう一つ足りない。
う~ん。。。
何だろう。。。
例えば、毒草に触れてしまい、腫れあがったお顔が、すぐに軽症になっていたりしていた。
でも、それが、もっとヒドクなるとか・・・。
40男が巻き起こす騒動にしては・・・ということかな。
浮気相手の刺青野郎が、チャニング・テイタム(彼が出ているとは知らなかったので、それは収穫だったのだけど)で、男前すぎたのも、ちょっとな~・・・と言うカンジ。
日本では、≪墓場まで持って行くこと≫、なんて言葉があるよね~、なんて思った。
アメリカ人と日本人(ワタシ)とでは、感性が違うのかな。
ニックが、ウィスキーのトリスのおじさんにそっくりで、本当にこんな人がいるんだと笑ってしまった。
巨匠だけに、もう一ひねり欲しかったです。
名匠ロン・ハワード監督だけに、卒のない演出。親友の妻の浮気を目撃して、親友に打ち明けるべきかどうか、優柔不断になってしまう主人公のドタバタを描いただけストーリーを、それなりに面白可笑しく描いているところは、巨匠ならではの巧みさと言えます。
だけど、『ビューティフル・マインド』のような名作を監督した人の作品としては、物足りないというのが正直なところ。悩んだあげくの結末が、「全てをさらけだせればいいのだ」でハッピーエンドとなるのは少々単純ではないかと思います。
ラブコメを標榜するなら、『あなたは私の婿になる』や『男と女の不都合な真実』の後半で描かれる主人公たちの結ばれるまでの、パワー溢れる奇想天外さがあって然るべきでしょう。
本作では、主人公のロニーは親友のニックの妻ジェニファーの浮気現場を目撃した以来、ずっとそのことに振り回され放しで、プロポーズしようとしていたベスへの告白は全くおろそかになってしまいます。それどころか、自分の悩みをベスにも言えなくて、ふたりの仲がぎくしゃくしてしまうのです。何で心から愛し信頼しているパートナーに、相談出来ないのか、画面を見ていて疑問に感じました。恋人ぐらいは親友の家庭の問題ことぐらい打ち明けてもいいじゃあありませんか。
但しもそこは巨匠作品。ロニーがベスにもいいにくい事情を、ちゃんと用意していたのです。仕事で重要なフレゼンをかかえていたロニーは、自分のプロジェクトの技術を担当しているニックに精神的な負担をかけさくたくないという思いやりから、浮気のことを言い出しかねていたのです。でも、それだけでは、ベスには関係ありません。
実は、ニックの妻ジェニファーとニックは、学生時代に成行から一度だけ関係を持ったことがあったのです。ジェニファーから浮気のことを夫にばらしたら、以前の関係をばらすぞと脅されて、口ごもってしまったという経緯があったので、ベスにも口ごもってしまったのでした。
ジェニファーにロニーが問い詰めた時、ニックにも問題があったことを明かされます。仕事が忙しくて夜の夫婦生活が途絶えてしまっているのなら我慢するけど、夫が内緒で風俗マッサージで、手こぎで抜いて貰っていることには、我慢ならないというのです。ニックを尾行したら、ジェニファーのいうとおりでした。しかも無二の親友の自分にも、嘘を突き通すニックに、ショックを禁じ得ませんでした。
皆さんだったら、ニックとジェニファーとどちらが罪深いと思われるでしょうか。
ジェニファーの結婚生活にはいろいろ裏があるのよという言葉にも、ショックを受けたロニーなら、ここで結婚に懐疑的になってしまうという展開もあって然るべきでしたが、ベスへの思いは変わりませんでした。
ところで面白いのは、ニックはニックで、自分に対して態度が変になったことや、時々人知れず出かけることが多くなったことから、ロニーが克服したはずの博打依存症を再発させたのではないかと思い込んでしまうのです。そして、特に可笑しかったのは、ロニーが自分の妻の浮気相手に詰め寄っているところを、尾行して隠れ見て、その浮気相手はロニーが付き合っているノミ屋だと決めつけてしまうのですね。
ロニーの報告を聞いたベスは、心配のあまり、博打依存症の主治医と患者仲間を集めて、ロニーに詰め寄るところが面白かったです。
ニックに本当のことを打ち明けようと思っていたのに、逆に周りから口々に本当のことを打ち明けてくれと思いも寄せぬことで責められてしまい狼狽するロニーの表情が可笑しかったです。
まさか立場が逆転するとは思いませんでした。そして、ロニーが悪癖を再発したと思い込んでしまったベスでした。普通のラブコメでは、ふたりの関係がぎくしゃくして、疎遠になってくのが定番のパターンですが、あっさり修復してしまうのです。この辺に本作のラブコメとしての軸の弱さを感じます。むしろストーリーは、ロニーとニックの友情の厚さを感動的に描きます。だったら、もっとそちらを軸に描くべきです。少し狙いが中途半端なんですね。
やはりロン・ハワードだったら、電気自動車の新技術をニックが開発していただけに、ふたりのパートナーのどちらかが産業スパイだったとか、もう一ひねり仕掛けて、大きな背景を伏線で持たせて欲しかったです。
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