「動機薄。」僕たちは世界を変えることができない。 But, We wanna build a school in Cambodia. 三遊亭大ピンチさんの映画レビュー(感想・評価)
動機薄。
クリックして本文を読む
「僕たちは世界を変えることができない。 But, we wanna build a in Cambodia」見ました。
全くおもしろくないです。
全ての話が唐突すぎて、説得力がない。銀行で学校設立inカンボジアのポスターを見ただけでやりたがり、カンボジア行ったことないの?と言われてカンボジアへ行く。あまりに理屈が弱すぎる。
一番の問題は冒頭。向井理の学生生活がパッとしないと言わせたいのだろうが、それを見せるのは飲み会2連発。たかが飲み会を楽しめてない風な大学生にしか見えず、人生を憂いでいるようには見えない。効果的に見せたいなら、例えば向井理が部活に熱中していて、大会で結果を出すがピンと来ず。みたいな流れを作らなきゃ話に説得力が全く生まれないと思います。実話だかフィクションだか知らないが、話に深みを持たせるためにはこのくらいの脚色をするべきでは?
良かった所は、全編ドキュメンタリー風な所でしょうか。手持ちカメラのようにブレてる映像も、初めてカンボジアへ行った時の名所巡りも。
もうこの物語は動機の時点で興味が湧かなかった。尤も僕自身、深作健太監督作品はどーにもソリが合わないからなのか。。
コメントする