キラー・インサイド・ミーのレビュー・感想・評価
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君はどこへも行かない
他の方も言ってますが、ルーがイカレた殺人者になるまでの過程があんまり…分からないですよね。
1回殺人を犯すと、ああまでなってしまうのでしょうか。
結末を考えると、ジョイスとエイミーが浮かばれなさ過ぎますね。
救いがなさ過ぎます…。
澄まし顔の悪魔
保安官に潜むサド的なサイコモノなんだけど、ケイシー・アフレックの狂気に満ちた顔でもなく、終始淡々とハスキーなボソとした語り、場面に合わない陽気で軽いBGMでスリラーな感じはしない。義兄を殺された恨みなのか、そこを掘り下げる訳ではないが、なぜ町の有力者の息子を殺したのかが不明。そもそもそこから犯行が始まる。それによって、心を許すジェシカ・アルバを殺し、自分の罪を着せ、刑務所で自殺に追いやった自分を信じていた若い男、そして駆け落ちの約束までして、これから共に生きていこうと心底愛していたのに、殺されるケイト・ハドソン、まで極悪非道に殺す理由が何なんだろうか。幼い頃の母親が叩かれる姿に性的興奮を覚えた単なる嗜好なのか。ラスト、まさかジェシカ・アルバが生きていたとは。だから、全てを悟った保安官の先輩も自殺してしまったのか。これが検事が握っている最大の証拠だったのか。しかし、そこでもジェシカ・アルバはケイシーの犯行をゲロってないって、どんだけなんだ。最初の犯行がバレそうになった際はドキドキしたが、次第にこいつがどう堕ちていくのかが見物でしたが、最後の最後まで、検事や保安官を巻き込んで死んでいくとは悪魔だな。ジェシカ・アルバはもっと見たかった。オールドカーもよく集めたな。
スパンキング嗜好の保安官助手
二重人格で殺人鬼が内に潜んでいる保安官助手のルー。ジョイスはルーと二人でセントラル・シティを出たかったため、町の実力者コンウェイの息子エルマーから金をせしめようとしていた。しかし、ルーはエルマーとジョイスを殺し、相討ちしたかのように偽装工作した。ハワード郡検事はルーを疑いつつも、前科のあるジョニーという青年が逮捕されたことで一旦疑いを捨てる。しかもジョニーは拘置所で自殺。
殺人の動機は何だったのだろう?ルーにはもともとエイミー(ハドソン)というステディがいたのだが、ジョイスとの逢瀬を繰り返すうちに、ジョイスへの愛憎が増していったのだろうか。嫉妬深そうでもあるし、カッとなったら我を忘れるタイプでもある。しかし、ことを終えるとかなり冷静になるし、証拠を残してしまった後も何とか取り繕ったりする。ジョイスにもエイミーにも尻へのスパンキングを繰り返すが、それは幼少時に母親にもしていたことであった・・・マザコン?
一人の浮浪者が犯行現場を目撃したためルーをゆすりに来る。金を渡す約束の日、ルーはエイミーを殺し、それを浮浪者が殺したんだと追いかけ、やがて駆けつけた保安官によって浮浪者は銃殺される。
そしてラストは保釈中(?)のルーの自宅に検事や保安官仲間がやってくる。同行していたのは生きていたジョイス。ジェシカ・アルバの顔が悲惨なことになっていた。そして、ルーは彼女を刺し、保安官が彼を撃つ。家には可燃液体が撒かれていたため、あっという間に燃え上がるという結末。
誰にでも潜んでいる可能性のある殺人の衝動!とも言うべきか、とにかく変わった内容の映画ではあった。多分、ジョイスとの出会いのシーンでお互いに殴りあってたのが、彼の内なる凶暴性を引き出したのだろうけど、それでも普段はまともな人間のままだったし、とにかく怖い二重人格。
祝!オスカー受賞
綺麗な女優サンをボコボコにするC・アフレックの殺人的衝動が理解出来ず人格に問題があるような感じも無く殺す理由が解らない!?
J・アルバもK・ハドソンもお尻を披露して殴られマクる損な役柄。
ただ単に殺すのが好きなのか?理由があるのか?何がしたいのかがサッパリ理解出来ない。
最後の全員死亡の間抜けさにコレはコメディか?
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