「陰鬱さがやけに深い」キラー・インサイド・ミー いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
陰鬱さがやけに深い
キャストが豪華なことと、何となく妖しげな雰囲気に惹かれて鑑賞。
オープニングの音楽やテロップは思いの外イイ感じで期待値が上がったのも束の間、本編が始まってみると妖しいというより陰鬱さがやけに深い。そして目を逸らしたくなるほど嫌なバイオレンス。ストーリーも複雑というか無理があるというか、いずれにしても馴染めない。
個人的には、俗にいう「ムナクソ」系にジャンル分けしてしまう一歩手前というところか。
これだけのインパクトをあたえるのだから、ケイシー・アフレックを筆頭にその他キャストの実力は認めるのだが…。
キャストの他、全体を通して音楽も良かった気はするが、それにしてもただただ辛いだけの作品だったように思う。
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