「鈍行映画」僕達急行 A列車で行こう クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
鈍行映画
昭和感漂う映画。
演技が、映画と言うより演劇的なオーバーアクションで、
日常的なさり気なさはほとんど無い。
一つのカットで同じ動作だと同じ効果音が何回も流れたり、
淡々としながらもBGMは多く、アニメのような作り。
この中では他でも一番よく見る瑛太が、
「いつもの瑛太」では無い気がするのものその所為か。
これが森田芳光かぁ、と思いながら、
そういえばとんねるずの映画もこんな感じだったかなとも。
内容は、鉄オタ全開でもなく、
鉄っちゃんは小ネタで差し込まれる程度。
福岡行くのに新幹線じゃなく飛行機使うヤツは許せん、とか、
仕事の交渉に鉄道ネタ使う、とか、
勿論オタク同士で盛り上がるところは、その意味はさっぱり。
そのオタクぶりをネタとして話を肉付けしてある感じ。
恋愛話も仕事の話も、そんなに起伏もなく淡々としてる。
だからもう少し時間短くして欲しかった。余計に長く感じた。
鈍行に乗ってる感じの映画だった。
コメントする