RED レッドのレビュー・感想・評価
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ガンアクションには演技力は必要ないって理解できる。
何も考えないで済む映画であってもらいたいものだが、ブルース・ウィリスにとって、年金の様な映画だ。それでいて昔からのアクションをさせては、映画業界もブラックな企業体って事かなぁ。ブルース・ウィリスの現状を考えると哀れになる。
老練
雰囲気がとても好き。
今作のブルース・ウィルスはとても魅力的だ。
お話の流れからすると、これは彼の初恋にあたるのだろうか?
冒頭の数分はホームドラマでも見てるのかと思う程に拍子抜けなんどけど、事が始まってからは実に小気味がいい。
彼女と初対面する時など、凄腕のストーカーのようで…元CIAの機密捜査官のスキルを何に使ってんだとつっこんでしまう。
実のところ、彼に暗殺指令が出ていてソレを回避すべく物語は動きだすのだが、昔の仲間や敵に助けを求めるべくしてチームが出来上がる。
このチームメイトがまた痛快で…。
皆、現役を退いた各国のエージェントなんだけれど、所謂伝説級の老人達なわけだ。
かつてのブルースと鎬を削ってた連中だけあってスペシャル中のスペシャル。
現役世代のCIAを手玉にとっていく。
CIAの本部に侵入するは、副大統領を拉致するは…たった5人に歯が立たない。
祭りの後のような大広間で呆然とするクーパーは、とてもパンチが効いてた。
危険極まりない作戦の最中でさえ、この老兵達はどこか余裕があって、現役時代にどんな修羅場を潜ってきたのだろうとワクワクする。
また今作のヒロインは、完全な一般人であり、彼女の存在が緊張と緩和を与えてくれる。とても優秀なギミックになってた。
終始、抑えた芝居のブルースが穏やかな表情ができるのも彼女のおかげだ。
それだけじゃなく、チーム全員のキャラが立ちまくってて…当初コミカルな役所のマルコビッチが、淡々と任務をこなしてたり、手負いのヘレンを見捨てる目も好きだ。ロシアのブライアンがブルースと対峙した時は、旧敵でありながらも親友のような雰囲気があるし…もう年齢を経たからこそ表現できる“過去”が魅力的過ぎて、作中では回想も入らないのだけれど妄想が捗って仕方がない。
とにかくキャラクターが魅力的だ。
楽しかったー
続けて「REDリターンズ」を見ようと思う。
おもしろかった
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ある作戦に関わったCIAメンバーが次々に命を狙われる。
すでに引退していたブルースも同様で、仲間達を集めて調査開始。
そして全ては過去をもみ消したい副大統領の仕業だったと分かる。
そして襲って殺す。
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ブルース、モガ、ジョンに加えて殺人に似つかわしくない上品なおばさん。
さらにはその元恋人でかつてのブルースの敵のおっさん。
なかなかいい感じのチームだったと思う。
でもブルースが電話の声だけで惚れていた女性が巻き込まれ、
しかもぶっ飛んでてブルースらと行動を共にするのは違和感満載。
あとCIA本部に潜り込んだり、少人数で大人数を凌駕しまくってるのは、
そこは映画ということで目をつぶって上げよう(場)
【"元祖、エクスペンダブルズ。”超危険な年金生活者たちの、派手派手しいアクション映画。そして老いらくの恋。”超豪華キャストの共演も嬉しい作品。】
■フランク・モーゼス(ブルース・ウィリス)は、元CIAの敏腕エージェント。
今は引退して田舎で静かに暮らしていたが、ある夜、武装集団の襲撃を受ける。
それを撃退した彼は、やがて自分を含む9人の名を記した暗殺リストの存在を知り、かつての仲間たちと共に、過去のある事件に端を発するフランク達を亡き者にしようとする”権力者”の姿を知り、反撃に出る。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・超豪華メンバーのお歴々。
ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン
- 名優たちが、まさかのショットガン連射シーン等、あんまりアクションはないが(寛容に観たい)頑張っている。
・ストーリーもキチンとしていて、アクションは若手が担当し、見応えがある。
・フランク・モーゼスが年金事務所のサラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と電話で恋愛関係になるなんてところも良いではないか。
<ラストも、悪はキッチリと成敗され、悪に利用されていたCIAエージェントのイヴァン(ブライアン・コックス)がキッチリと仕事をするところも良い、お爺さんたちの勧善懲悪映画である。>
赤き死よ、来たれ。 後半は、ブルース・ウィリス電池切れ。
元CIA工作員の年金生活者フランク・モーゼズと、彼の命を狙うCIAとの戦いを描くアクション・コメディ。
主人公フランク・モーゼズを演じるのは『ダイ・ハード』シリーズや『シックス・センス』の、名優ブルース・ウィリス。
フランクの元同僚、ジョー・マシスを演じるのは『ショーシャンクの空に』『ダークナイト』シリーズの、レジェンド俳優モーガン・フリーマン。
元MI6のエージェント、ヴィクトリアを演じるのは『銀河ヒッチハイク・ガイド』『ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記』の、レジェンド女優デイム・ヘレン・ミレン,DBE。
まず最初、映画会社のオープニングロゴに驚いた。これDCコミックス原作なの!?
正確には「X-MEN」で知られる天才アーティスト、ジム・リーが設立した「ワイルドストーム」という会社から出版されたもので、そこをDCが買収したということみたいなのだが、DC傘下なのは間違いない。
これってジェームズ・ガン主導で目下始動中の「DCU」というシリーズに、本作の主人公フランクが参加する可能性もあるということ?
ブルース・ウィリスが俳優を引退しちゃったからキャストは変更されるんだろうけど、バットマンvsフランク・ローゼズとかめっちゃ面白そうじゃん♪
「最強の年金生活者」という設定はとても面白く、フランク・ローゼズは魅力的なキャラクターだと思うのだけど、この映画自体の出来はイマイチ、いやイマニ。
映画冒頭の畳み掛けるようなサスペンス&アクション&コメディ展開には大変惹きつけられたのだが、正直その面白さは持続しなかった。
中盤、CIAエージェントのクーパーとのステゴロバトルを境に映画の勢いが目に見えて失速。
その後、ヘレン・ミレンの頑張りを除いては全く見どころのない映画へと転落してしまう。
ブルース・ウィリスの健康上の問題があったのだろうか?そう慮ってしまうほど後半のブルースは空気。
普通の映画ならクライマックスに最大の見せ場となる大アクションを用意すると思うのだが、本作はまさかの喉輪によって黒幕を一撃KO💦えっ、これで終わり!?
予算が尽きたのか、ブルース・ウィリスが燃え尽きたのか…。とにかく不完全燃焼な映画だった。
そういやモーガン・フリーマンも雑に退場してたな…。飽きちゃったのかな?
ヒロインの描かれ方もいかにも旧来的。
コメディリリーフとして映画をかき回しているうちはまだ良かったが、その後は主人公を無条件に愛し、お荷物になった挙句敵に捕まり、ただただ救い出されるのを待つだけ、というテンプレお姫様キャラになってしまう。
公開当時ならまだしも、現代においてはこういうキャラクターはもう通用しない。10年少々でヒロイン像は大きく変わったね。
とまぁそんなわけで、前半はなかなか面白かったものの後半はダメダメ。同年公開されたシルベスター・スタローン監督/脚本/主演の『エクスペンダブルズ』と内容が被っているが、面白さは『エクペン』の圧勝かな。
ここからは余談。
フランク・モーゼズは50代後半という設定。かなりのジジイみたいに扱われていたが、実はまだ50代なのである。
真田広之62歳、トム・クルーズ60歳、ブラッド・ピット59歳、キアヌ・リーブス58歳、ジェイソン・ステイサム55歳と、今や50代後半〜60代の俳優によるアクション映画は珍しくないし、それを観ても「全く、ジジイが無理しちゃって…」とは思わない。普通に受け入れてしまう。…まぁそれはこの人たちが異常なだけかも知れんが。
ヒロインの描かれ方も変わったが、アクション・スターの年齢層もここ10年で大きく変わったね。
アクションスターの高齢化とは、とどのつまり若いスターが出てきていないということなのだろう。一番若くてシャーリーズ・セロン(47)なんじゃね?
このままだとトム・クルーズやキアヌ・リーブスが抜けた後のアクション映画界が大変な暗黒期になってしまうかも🌀
個人的にはクリス・エヴァンスに期待している。あのボディーは筋肉界の宝だ💪『ギフテッド』みたいな人情ものに出演している暇があったら、もっとバリバリのアクション映画にバンバン出演せんかい!!
アクションコメディなのかな?
アクションコメディなのかな?
危険な年金生活者って設定は面白い。
ブルース・ウィリスは年寄りって感じじゃないけどね。
危険な男なのに彼女にメロメロって感じがもっと出てると
ギャップが面白かったんじゃないだろうか?
モーガン・フリーマン死んじゃったのかな?
あれはもったいない。。コメディなんだから生かしておいて
続編に登場させてほしいよね。
ラストの陰謀を企てていた人たちがなんだか
唐突に出てきた感が強いのと、ラストシーンとしては
弱いよなあ。。。
続編みたいので早くプライムかネットフリックスに
出てきてほしい。
デンジャラスシニアたち大活躍!
REDの意味からすると当然なんですけど、ヒロイン含めてご年配世代が勢揃いな作品でした。でも、このサラ役のメアリー=ルイーズ・パーカーが、年齢を感じさせず、若くてセクシーで、後から歳を知ってびっくりしました!まあ、ヒロイン一人だけ飛び抜けて若くすぎたら違和感アリアリだから、ベストな配役でしたね。新たなキャラが登場したら、基本昔話から始まるのが微笑ましかった。話題はえげつないけど(笑)
バンバン銃撃されてる中で、隠れることなく、のんびりぬいぐるみから武器を取り出したり、大事なコンタクトレンズを落として敵と一緒探したり、全体的に緊張感が薄々でしたね。サラがゲーム感覚で潜入に参加してたのも、拍車をかけてましたね。そういう意味では良くも悪くも彼女がこの作り出していましたね。手榴弾を打ち返すのとか楽しいけど、「ありえへんて!?」って感じでした(笑)
細かいこと考えずに見たら楽しい作品だと思いました。でも、副大統領の講演会から黒幕登場まではなかなか見応えがあったから、最初からこういうトーンだったら、めちゃくちゃいい作品になってた気がする。
シブい
思っていたより楽しかった。アクションシーンが結構派手で楽しく見れた。こういう映画だったら最後にモーガンフリーマンが実は生きてたってことで出してほしかったな。
内容は、引退したスパイ(ブルースウィリス)が過去に参加した作戦の関係者が次々と消されて行くという話。当然、参加したブルースウィルスも狙われるのだが、その時にブルースウィリスが恋してる年金の係の女性も巻き込まれる事になり、一緒に逃亡するようになる。道中で、モーガンフリーマンやジョンマルコビッチと一緒に敵を撃退して行くって感じの内容
ザ・娯楽
オーシャンズシリーズやエクスペンダブルスのように
この作品も豪華なキャストですね。
それだけで
ミーハーな自分は観に行ってしまいました。
もう若くないのに元気!
最後にもうひと花咲かせよう!
という感じで、それなりに楽しい作品でした。
割りと単純なので
何も考えずに楽しみたい時はいいと思います。
モーガン・フリーマンがあまりにもあっさり死んでしまったのが残念でした笑
シニアパワー(笑)!
ツッコミどころは多々ありますが
そこが笑えるか笑えないかで
好き嫌いはわかれると思います!
豪華俳優たちが演じる
超危険な年金生活者が
かっこいい!シニアパワー満載です(笑)
楽しいなあおい
CIAを引退した年金暮らしのブルース・ウィリスの日常をとぼけた音楽で描き、いきなり黒尽くめの集団に襲撃される冒頭のくだりで既に面白い!この時点でもっと彼の活躍が見たいと思ってましたね。
こういうドンパチ系って今まで余り興味がなかったのですが、ここまで単純に楽しめればまったくオッケー。まあ敢えて挙げるならモーガン・フリーマンの活躍がもっと見たかったかな…という。ギャラが高いのかな?w
突っ込みどころもあるんですが、設定からバカ映画だし逆に楽しいwCIA本部の地下保管庫のロックがわからないからと壁を蹴り破ってそこから手を回して普通にドアを開けるシーンは爆笑しました。ブルース・ウィリスだから許せるみたいなところもありますね。ダイ・ハードも見てみたい。
アクションシーンや敵からの切り抜け方もスマートで見ていて楽しい。僕が好きなのは追突されてからのCIAの現役エージェントとの初戦。音楽、一瞬で車を降り歩きながら発砲するウィリス、スレスレで回転するパトカー、それらのアングル、スローモーション演出、その後の出し抜き方…どれも最高にクール。爆発満載コンテナ集積所、肉弾戦、パーティ会場どれも迫力あります。
キャラも勿論魅力的。巻き込まれヒロインが段々ノリノリになっていくのは笑えます。メアリー=ルイーズ・パーカーはコミカルな演技が上手ですね。カール・アーバン演じる現役CIAエージェントのクーパーも好きです。リターンズには出演しないようなので残念ですが、同じポジションに入るイ・ビョンホンに期待したいと思います。
あとはまあ中盤まではロードムービー的な楽しさもありますよね。アメリカ各所に連れ回される感じが楽しいです。リターンズではこれが世界中にスケールアップしているようで楽しみ。
敢えて「楽しい」というワードを多用したのですが、とにかく楽しい映画です。今月末公開のリターンズに非常に期待してます。予告でもう笑ってしまった。
CIAのクールな仕事
主人公は、ブルース・ウィルス演じるフランク・モーゼズ。
かつてCIAの有能メンバーとして活躍し、現在は引退し"普通"の生活を過ごしているという設定。
それが、この映画のタイトルである RED(Retired Extremely Dangerous)の由来である。
ある機密情報に絡んでいるという理由で、身を追われることになったフランク。
以前CIAでチームを結成していた仲間と結集することに。
・銃撃戦を繰り広げる一方、戦闘シーン特有のグロさを感じさせない演出。
・その振る舞いが非常にクールな元CIAメンバー。
(モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレン、ジョン・マルコヴィッチなど
実力派俳優の演技が際立つ作品)
・大切な人への愛の深さ
などがこの映画のハイライトと言える。
超危険な年金生活者たち!
ブルース・ウィリスにモーガン・フリーマンにジョン・マルコヴィッチにヘレン・ミレン…この個性的な面子だけでも何かやらかしてくれそうな気がする。
オール怪獣…じゃなくてオールド・アクション・スター勢揃いの「エクスペンダブルズ2」が話題だが、どっこい、こっちだってオールド・アクション・パワー炸裂!負けちゃいない。
グラフィック・ノベルの映画化だが、スーパーヒーローは登場しない。
登場するのは引退したCIAのエージェントたち。
隠居生活を送っていた元凄腕工作員のフランクは、突如何者かの襲撃を受け、密かに好意を抱いていた役所勤めのサラを連れ立って逃走、かつての仲間を集め真相を探る。
グラフィック・ノベルならではの派手なアクションと個性派俳優たちのとぼけたユーモアが絶妙にマッチ。
特に役者たちが好演。
こういう一癖ある役柄のブルースは好き。相変わらずエキセントリックなマルコヴィッチは笑わせ、銃をぶっ放すヘレン・ミレンは新鮮。
訳も分からず巻き込まれるメアリー・ルイズ・パーカーのコメディエンヌぶりもイイ。
彼らを襲撃したのは古巣のCIA。
襲撃の理由はある機密の隠匿。
命令を下したのはもっと上の人。
さらに陰謀渦巻き…。
ジイサンバアサンの怒りが爆発、天誅を下す!
余談だが…
“消耗品軍団”と“超危険な年金生活者たち”の対決が見てみたい…(笑)
じいさんでもやれる‼
年金で暮らしている、普通のおじいちゃんの話であるがそのおじいちゃんは元エージェントという物語だった。
まあそして誰もが気になっていたアクション面では、さすがはブルースウィリス歳をとっても素晴らしいアクションを披露してくれた。 他の仲間の人達は銃は撃っていたけど、激しいアクションはなかった。特にモーガンフリーマンは中でも一番歳をとってるからなのか途中でしんでしまったのは残念でならない。
これじゃレッドじゃないじゃんと思ったら、モーガンフリーマンの代わりにアルゼンチン代表のマラドーナによく似た人が入ったのは正直ウケた
全体的には今までにない映画でとても面白かった。
ブルースとマルコヴィッチは偉大。
まず、ブルース・ウィリスの演技は、あまり変わらない(笑)
ジャッカルの時のような髪フサフサな変装があるわけでもない。
マルコヴィッチさんが、すごい!!
とにかく面白すぎ。
リチャード・ドレイファスなつかしぃー(:_;)
定年マシンガンチーム
最初、REDって何だろう…?って。
RED(=RETIRED EXTREMELY DANGEROUS)なんだけど
あの顔ぶれからして、ハゲとか年寄りの隠語なのかと
大変失礼なことまで想像してしまったのだが^^;
そんな期待を毛髪と共に吹き飛ばし!大暴れしてくれた。
まぁどう見ても、ブルースなんか若いんだけどねぇ。。
スタローンがあれだけ大暴れしたもんだから、
(知事はおいといて)今度は俺がやるか!といわんばかりに
ブルースおじさん大活躍!なんだけど、もう彼がこんな役を
やるようになったなんて、かなり身に沁みるわぁ…。
こういう作品を観ると、とたんに自分の歳周りまで実感して
しまうから、とってもやるせない^^;まぁ仕方ないんだけど。
観比べてみるとエラく単純だったスタローン製よりも、
こちらはかなりひねりが効いていて、設定にもクセがある。
とりあえず皆元スパイなんで、頭はいいし勘も動きも鋭い。
さらに殺傷能力は衰えていない^^;から、けっこう本気で怖い。
「キックアス」の少女と、こっちのジジィと、どっこいどっこい。
そこで、ウィリアム役のK・アーバンが惹き立つ惹き立つ♪
私にとって永遠のエオメルである彼が^^;まぁ~出るわ出るわ
こんなに嬉しい作品も久しぶりだったな。うわっはっは。
さて…。エリザベス女王も演じたことのあるH・ミレン。
なんでもやるんですね、この御方も^^;素晴らしい。そして、
今作はこういった女性の描き方もエレガントで、とても上品。
ヘレンは元ソ連の工作員と恋仲で、実は…というエピソードも
洒落ているし、主人公の巻込み相手役M=ルイーズ・パーカー
は歳甲斐もなく素直で可愛い(爆)まさか自分の家にあの年金
ハゲが上がり込んでくるとはねぇ^^;
銃器にトチ狂ったマルコヴィッチは普通に彼らしく^^;
モーガンだけはちょっと可哀想な扱いだったけど、
R・ドレイファスも憎きクソジジイがよく似合っていた。
しかし一番の生き残りはE・ボーグナイン、ビックリした。
まだ生きてたんだ!?ってか顔が全然変わってない!?
一度観たら忘れられないあの顔。「マーティ」が懐かしいv
考えてみると生きた化石^^;を扱った(過去の歴史を含め)
あぶりだし映画みたいな作品だったのね。いや、なかなか。
(まず襲われるのがクリスマスの設定なのね。やっぱり~)
楽しい作品です。
「ダイ・ハード」ばりの派手なアクションはないけれど、おもしろ~い。
所々にウィットが効いていて、クスクス笑いっぱなし。
特にジョン・マルコヴィッチ。
人体実験のため、11年間もLSDを打ち続けられ、少々頭がおかしくなってしまっている。
その彼の、目つき、視線、動作、すべてが素晴らしく可笑しい。
モーガン・フリーマンのスケベジジイも、愛嬌がありとても可愛い。
ブルース・ウィリスも、恋するオヤジを好演。
それと、ちょい出の俳優さんが素晴らしい。
以下ネタバレです。
派手なアクションはなし。
あると言えば、ヘレン・ミレン演じる淑女が、冷徹な目で銃を撃ちまくる。それぐらい。
スゴ腕のスナイパーなのに、あれだけ撃ちまくっても当たらないなんて、ワザとだよね。
このヘレン・ミレンとブライアン・コックス演じるロシアのスパイとの過去の恋愛物語も良い。
胸に3発撃ち込んだのが、愛の証とは、粋な話です。
役者が魅せる極上のエンタメコメディだと思う。
ジョーは生きていると、個人的には思っています。
それにしても、ジジイ、ジジイって言うけど、ブルースもマルコヴィッチも、ハゲてるだけだよね。
ジジイ、最高!
初めは、なんで狙われてるのかよくストーリーが分かりませんが・・・派手なアクションと爆破シーンが続き、ラブストーリーの部分も、超年の差カップルですが爽やかだし、やりすぎ感が最高にスカッとする映画でした。
しかし、火薬使いすぎでしょう(笑)
贅沢なキャスト
映画「レッド」、原題「RED」を観た。
これぞハリウッドというくらいハリウッドらしい映画。REDという 同名のコミックブックを映画化したもの。
題名からして笑える。
REDとは、リタイヤード エクストリーム デンジャラス:超危険退職者の略字。
その超危険な退職老人とは
1) ブルース ウィルス (フランク) 55歳(役者の実際年齢)
2) モーガン フリーマン(ジョー) 73歳
3) ジョン マルコビッチ(マービン) 57歳
4) へレン ミレン (ヴィクトリア) 65歳
4人の平均年齢63歳
カーチェイス、機関銃、ショットガン、バズーカ砲、もちろんパトカーを始め 車なんか100台くらい燃えて、ただの鉄くずになるし、静かな郊外の家なんか、粉々のコンクリートの粉塵になる。
過去、アメリカ政府がCIAを使って 南米やアフリカに介入してたくさんの不正工作をした。今の政府にとって、退職した知りすぎたCIAエージェントが 生きていてくれては困ることもある。何年も前に 退職して田舎で静かな余生を送っているはずの おじいさんおばあさん元CIAの命が危ない。
ストーリーは
フランク(ブルース ウィルス)は 退職して年金暮らしになった。郊外に大きな家を買って 気ままな生活をしている。いまは年金配送係りの女性:サラと電話で たわいのない会話をすることが、楽しみになっている。会ったことはないが、彼女がハーレークイーンに はまっていれば、同じ本を買ってきて読んでみる。そんな単純で気の良いサラに フランクは魅かれていて、いつか会って見たいと思っている。サラも フランクに誘われて悪い気はしない。
そんな 平和に つつましく暮らすフランクが 突然何の前触れもなく プロのCIA集団に襲われる。家ごと木っ端微塵に襲撃されて破壊された。いつかこんなこともあるかもしれないと 日頃 準備をしていた通りに 完全武装して彼は脱出する。しかし、哀しいかな、長年CIAで生活してきたフランクには 友達がいない。まだ会ったことのないけれど、心のささえといえば、サラだけだ。そんなわけで、サラのアパートに転がりこむが、そこも安全ではない。サラの合意を得る間もなく フランクはサラを誘拐するような形で 逃亡劇が始まる。サラにしてみれば「恋」どころではない。電話で話しをするだけだった男がいきなり自分のアパートに居た と思ったら 何者かに襲われて自分の生活も何もかも捨てて 命からがら男と一緒に逃亡することになった。
フランクは昔の仲間を訪ねる。
老人ホームにいるジョー(モーガン フリーマン)、ジャングルの中 奥深く秘密の砦に暮らすマービン(ジョン マルコビッチ)、そして、ヴィクトリア(ヘレン ミレン)4人のREDがそろった。退職した元CIAエージェントたちだ。サラを含めて5人の元CIAと、現CIAとの戦争が始まる。
一体 どうして退職者が襲われたのか。
CIAの秘密文書管理室から得た情報によると、以前 フランクたちが関わったCIAのグアテマラでの不正工作をした男が 副大統領になった。彼が大統領の座を得るためには スキャンダルを事前に封じておかなければならない。事実を知っている もとCIAが生きているとめんどうなことになる。したがって処分するしかない。ということだった。
4人のREDたちは、副大統領を誘拐する。元CIAと現CIAとの戦争が始まった。
というおはなし。
ブルース ウィルスは 絶対死なないヒーローだ。ハリウッドの華だ。
「ダイ ハード」シリーズでも ボロボロになっても絶対死なないで、恋人や家族を守る。アメリカ人が一番望む男の理想の姿をいつも演じている。55歳になっても顔にも、体にも全く贅肉がついていない。良い顔をしている。画面では、追手を逃れる為に、次々と変装するが、警官姿がよく似合う。制服の似合う男に女は弱い。むかし 映画「コンコード」でアラン ドロンがパイロットの制服できめて出てきた時 失神しそうになった記憶がある。
ブルース ウィルスも、ジョン マルコビッチも二人とも背が高く 贅肉がなくて美しい体をしている。二人でバズーカ砲や機関銃をかついで走り回って、敵と格闘し ぶん殴りふっ飛ばしていても とても自然すぎて、年寄りが無理しているとは感じさせない。55歳と57歳なんて、いまは、若者か。だからRED(超危険な年寄りども)と呼ばれていても、あまり実感がわかない。そこを73歳のモーガン フリーマンとヘレン ミレンは加わって、やっと、まあREDと呼ばれてもいいかも という感じになる。
ヘレン ミレンは、エリザベス女王を演じてオスカー女優になり、「トルストイ謎の死」でトルストイの妻を演じて アカデミー女優主演女優賞をとった。素晴らしい女優。73歳の彼女が機関銃を持つ。白いロングドレスにクイーンイングリッシュで 「あいつのどてっ腹に5発 玉をぶっぱなしたんだよ。」などと言う。それがとても とても優雅で可愛い。
4人のベテラン役者たちの添え物 ブルース ウィルスが愛してしまったサラ役のマリー ルイーズ パーカーが、テイーンとか20歳代のピチピチギャルとかでなく、とりわけ美人でもなく頭が良いわけでもない 普通の女の役をやっていて とても良い。必死で戦って自分を守ろうとするREDたちに 次第に魅かれていく女の姿がとても自然だった。猿くつわをはめられて しゃべれない場面が やたらと多かったが、彼女 目だけでとても雄弁で、多くを語る。人質で殺されそうになって、怖がって泣きそうになるけど フランクを大きな目でみつめるときの雄弁な表現力は秀逸。
CIAの秘密資料図書館で 資料を管理していた俳優は ハリウッド映画で長年端役をやってきた役者さんで、93歳だそうだ。そんな貴重な人を使っているところもシャレている。
おもしろい映画だ。
これを観て まだまだ私もいけるかも、、、と思い込んで あきらめていたケンカを やりなおす人がでてくるかも。
本当にベテラン役者を 4人も使った 贅沢な映画だ。
平均年齢63歳の4人の役者たちの 今後の活躍を見守っていきたい。
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