「もうコメディはしないで」抱きたいカンケイ Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
もうコメディはしないで
ナタリー・ポートマンが ラブコメに出演と聞いて、内容は二の次で 劇場へ向かいました。 感想から言うと「まあ、こんなもんよね」。 プチ・ネタバレになりそうですが… やっぱりナタリーにコメディさせるのは ムリがあると思います。 だって、面白くないから。 笑いがとれた場面は ナタリーのセリフだったけど、それは あの美しいお顔から 卑猥な言葉がでるのが面白いってだけで、作品が面白いのとは ちょっと違ってました。
病院に勤務する 医者のエマ(ポートマン)は、日々の仕事に追われる独身女性。 そんなある日、ひょんなことから再会した 同級生のアダム(アシュトン・カッチャー)と肉体関係を持ってしまう。 2人は恋愛感情も 嫉妬もデートもない、“カラダだけの関係”をしばらく続けていたが、そのうちお互いの気持ちに変化が生じて……(作品情報より抜粋)。
エマを演じた ナタリー・ポートマン。 とにかく美しい。。 医者の役も セックス好きってところも、ついでに感情表現がヘタなエマというキャラも “全然ナタリーじゃ合わない”って違和感ばかりでした。 でも、美しいのです。・*☆ ベッドのシーンも、ドレスも(ついでに 白衣のナタリーも)同じ女性でも見とれてしまいます。 でも、激しいリアクション、セリフ回し、汚れるシーンも中途半端。 もうコメディはしないでほしいです。。
エマの同級生・アダムを演じた アシュトン・カッチャー。 こちらはハマり役のモテ男、もうベテランの域でしょう。 鍛えた胸板も しまったお尻も、ついでに言うなら 間の抜けた顔もアシュトンの魅力 出てます。 デカイ人(長身)なので、画面から不自然にハケるという演技が お得意のよう。
アダムの友人・ウォーレンスを演じた リュダクリス。 彼は…“いつでもカメオ”ですね。。 毎回このパターンです。 なんか面白いこと言ってくれないかと 期待してしまう私が間違ってました。 リュダ…は スクリーンでこそ存在感バッチリなのに、セリフが冴えなくて 印象に残らない。。 『マックス・ペイン』の刑事役はよかったですけど。
アダムの同僚(上司?)・ルーシーを演じた レイク・ベル。 大好きな女優さんです! コメディに欠かせません! が、この扱いは雑すぎる。。 『ベガスの恋に勝つルール』の キャメロン・ディアスの友人役くらい、しっかりとキャラ設定をしていたら 彼女のシーンだけでも十分笑いをとれたはずなのに。。 エンドロールの方なんて、とって付けたようで 悲しくなりました。 レイク、頑張れ!
タイトル(『No Strings Attached』)からも読める ストーリー展開。 なーんにも考える必要なしの、気楽な作品です。 『ブラック・スワン』のまえに ハジけてるナタリーを見ておくのもいいかも。 あと、アシュトンの胸板も*・☆。 デートのついでに映画でも…って時に お勧めです。