「正直に言って微妙」仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat. スカル MOVIE大戦CORE(コア) MAGUNETTOさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0正直に言って微妙

2022年9月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

興奮

前提として
・多分2回目
・「仮面ライダーダブル」は本編、映画共に視聴済(小説は未読)
・「仮面ライダーオーズ」は本編視聴済

正直に言って物語としてはイマイチでした。それぞれの作品がドラマ本編で既に完成されているからかもしれません。
だからこそ、ダブルは過去編、オーズは番外編になったのだと思います。

ダブル編で言うと、過去の物語を描いたのは正解だと思いました。久しぶりの翔太郎とフィリップの活躍を観たいところではありましたが、この後に公開されたであろうVシネのことも考えると納得できます。
少なくとも亜樹子と荘吉の親子愛にはグッと来ました。特に最後のシーンが良い。

オーズ編で言うと、コンセプトとテーマだけ引き継いだ劇場版作品といった感じです。設定が固まる前の撮影だったのかもしれません。
もう少し放映時間が長かったら、余韻もあってノブナガへの感情移入もできたのかもしれませんが、全体的に微妙でした。

コア編はあくまで「仮面ライダーとは何か」をテーマにしたコラボ作品といった感じです。ライダー生誕40周年だからなのかな?
ストーリーは微妙ですが、ライダー同士の掛け合いが面白い。ここはクロスオーバー系の見どころ。

ストーリーは微妙ですが、演出や台詞回しなどの細かい部分はとても良いと感じました。観ていてグッとくるシーンも、わりかしあります。
新フォーム・新ライダーの公開など、冬映画の基本的な流れを作った作品でもあり、一見の価値はあるかな、といった評価です。

NandS