「硬派なカンフーアクション、ワイヤー有り。」イップ・マン 葉問 アルさんの映画レビュー(感想・評価)
硬派なカンフーアクション、ワイヤー有り。
前作に続き、格闘家ではなく"人"を育てる。
そして、武術を通じての精神、誇りが今作の軸。
アクションシーンは前半がメインに感じる程。
サモ・ハン・キンポーとの対決シーンは、
若干ワイヤー感が出てしまっているが見応え満点。
10人相手に闘うか、逃げるか。
詠春拳の魅力、イップ・マン自身の魅力に、
自然と引き込まれてしまう。
相変わらず敵の表現が露骨ではあるが、
勧善懲悪という意味ではとても分かりやすい。
が、物語の流れが前作に似ているのも良し悪し。
展開は至極普通で、もう一つ工夫が欲しかった。
詠春拳を学ぶ弟子達の、技術と考え方の成長、
そして今後の李小龍に繋がる作品。
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