「愛とは何ぞや」八日目の蝉 まりぽっささんの映画レビュー(感想・評価)
愛とは何ぞや
※原作小説未読
客観的に見たら恐ろしい犯罪なのだけれど(そしてもちろん正当化されることはないけれど)、「親とは、子とは、家族とは、愛とは何ぞや」を問いかける作品ではなかろうか。
誘拐した娘を心から愛し慈しんだ希和子、
娘を奪われたことで心に傷を負い我が子の愛し方を見失った恵津子、
肯定的な感情で(?)不倫しつつも現実からは逃げたい父丈博や岸田、
希和子と過ごした地を訪れ過去と向き合ったときの恵理菜の心 etc...
千草の登場およびそのキャラクターには最初「んんん??」と感じたのだけど、小池栄子がよく演じたと思う。元グラビアアイドルが見事にちゃんと女優になったもんだと感心。
そして言うまでもなく主演の永作博美、やはりポテンシャル高い。彼女もアイドルだったことをすっかり忘れそう。
それと、二人の薫(子役ちゃん)たちもカワユイねぇ😍
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