ゲーム・オブ・デス(2010)のレビュー・感想・評価
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何故殺さなかった!?
サンテレビ「シネマスタジアム」で鑑賞。
久しぶりにウェズリー・スナイプスの映画観たなぁ…。
本作の気になった点はレビュータイトルの通りです。
何故あの時主人公を殺さなかったのか? ―これに尽きる。
絶対仕返しされちゃうに決まってるやんwww
【余談】
CIAは悪人だらけなのかい?www
CIAもの
“元CIAを指名手配”との見出しの新聞を横目で見ながら物憂げな様子のマーカス(スナイプス)。彼は貧困街でのバスケを見てから教会へと入っていった。100万ドル寄付すると言ったらどうするね?神父(アーニー・ハドソン)はそんじゃ、罪を告白しなさい・・・俺は殺人犯なんだ。
アフリカに赴き、武器の横流しをしている会社と中心人物フランク・スミス(ロバート・ダヴィ)の下で傭兵として働き、時期を見計らって消せとミッションを受けたマーカス。そのトミー・リー・ジョーンズ似のスミスに近づいた半年後、スミス氏は心臓発作を起こし、デトロイトの救急病院に搬送したが、仲間たちは別のミッションで動き出した。孤立無援となったマーカス。病院内で争いが始まったのだ。フローリア(ベル)は新しいミッションができたのよと言う。スミス氏を使ってレッドベイル社の金1億ドルを強奪しようというのだ。ボスのディートリックも彼らによって殺された。
レッドベイルに堂々と入って行った裏切者たち。マーカスは病院で倒されたものの、命までは奪われなかったため、彼らを追う。どうせ悪人だからと無慈悲に殺しまくるザンダー(ダニエルズ)とフローリア。可哀そうなのは救急病院の医師レイチェルだ。巻き添えを喰らったが、最終的にはハメられたマーカスの大事な証人。多分マーカスの罪も消えるのだろう・・・
アクションはまぁまぁ面白いが、ストーリー構成がダメダメで盛り上がりに欠ける。CIAなんて悪人だらけだ!というテーマをもうちょっと強調してくれれば尚よい。
気楽に見れるスナイプス映画
まずまず満足!久し振りにそこそこ面白かったスナイプス映画。
冒頭意味深な映像がフラッシュバックの様に流れ、貧しい地区の教会。少年達とバスケットをする神父。「俺は殺人を犯した…」と神の許しを請い、CIAの工作員としての虚しさを伝えると、「話したまえ」と神父に促され物語は始まる。
話は単純明確。本当は暗殺しなければならない相手を、今現在は警護しなければならない矛盾と、信頼していた仲間の裏切り。
久々のスナイプスだが、アクションスターとしてしっかりと身体が動いているのがまず宜しい。この辺りは誰かさんに見習って欲しいところ。
猫パンチのあんただよ〜!
一応はスナイプスが神父に事件のあらましを話す内容で有りながら、ところどころでスナイプスが居ない場面が存在している辺りに、演出・脚本等に工夫が足りないのですが。まあまあ多くを望んでも…ってところでしょうかね。主な登場人物がみんな悪役顔なのが寧ろ清々しい(笑)
特にフロリア役の女優さんが良かった。是非とも『フロリアの憂鬱な拳銃』何〜てタイトルの番外編が観てみたい。
それにしても病院にしろ、武器商人の会社にしろ、人が少なすぎだ(苦笑)
(2010年12月2日銀座シネパトス2)
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