「凄いモノを観てしまった」ブラック・スワン ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
凄いモノを観てしまった
ダーレン・アロノフスキーは紛れもなく天才だと思います。
まあ、あまり好きな監督ではないんですが。
『π』も『レクイエム・フォー・ドリーム』も凄いとは思いましたが、イマイチ、こう、ピンとは来なかった。
ああ、でも『ファウンテン』とか『レスラー』は良かったかな。
まあ、別に取り立てて好きな監督ではないです。
これからも、あまり好きにはならないかもしれません。
で、『ブラック・スワン』。
これは、何だろう。何だろうか。何でしょう。
この映画、監督とか物語とか脚本とか、結構どうでもいいです。
自分の中では。
うーんと、何て云うんですかね。
映画って、号泣したり爆笑したり激怒したり感動したり恐怖したり考えたり切なくなったり…ていう、映画鑑賞の最中、又は直後に感想持つと思うんですけれど。
大体そういう感情の動きってどれも同じで、何ていうか、こう「圧倒」されるという経験はそんなに無い。
「圧倒」されました。
物語に?
映像に?
ギミックに?
ナタリー・ポートマンにです。
彼女に尽きます。
本当、凄い女優さんになったんですね。
これ以上の感想は出ないな。
完璧。完璧。完璧。
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