「夢に取り憑かれて狂う心」ブラック・スワン しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
夢に取り憑かれて狂う心
クリックして本文を読む
DVDで鑑賞(字幕)。
ナタリー・ポートマンの迫真の演技が印象的でした。
最高のプリマを目指し、ひたすらバレエの練習に励む主人公。完璧を求めるばかりに、心身に変調を来していきました。
彼女を襲う幻聴、幻覚の数々がとても怖い。精神を蝕まれていく様が強烈で、アカデミー主演女優賞の受賞も納得。
主人公がひたすら追い詰められていき、きらびやかなはずのバレエの世界でどん底へと滑り落ちていく。心を掻き乱されました。その様があまりにも悲惨だったので…
私はこう云うジャンルの映画を観るのには向いていなのかもしれないな、と思いました。面白かったのですが、もう一度観る気は起きないなと確信し、DVDは売りました(笑)。
※修正(2024/03/13)
コメントする
talismanさんのコメント
2020年2月8日
確かに怖いので何回も見ることはできません。でも、ウィーンのユダヤ関連博物館でこの映画の最後の場面が、小型のモニターですが、ずっと流れていました。ナタリー・ポートマンはイスラエルの人達からは疎まれているらしいのですが…。よくわからない。