「人は与えられた役割があるということ」英国王のスピーチ ススギさんの映画レビュー(感想・評価)
人は与えられた役割があるということ
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I habe a voice.
このセリフが印象的だった。腹の底から訴えるこの言葉に、すべてが詰まっているように思った。
映画でのジョージ六世に対し、大変失礼ながら王の威厳は感じなかった。身近な、親しみの沸く面立ちの、根暗な男性。心の寄る辺もなく自信をもたない彼が、重い役割を与えられそのプレッシャーに過度なストレスを感じて吃音を患ってしまっている。それを、支える友情の物語だ。
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