「ことだま」英国王のスピーチ うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
ことだま
言葉のもつ力を、強く感じさせてくれた映画。
いわゆる「玉音放送」がそうであったように、当時の英国臣民にとって、国王の言葉は何をおいても耳を傾くべきものだったのだろう。
その言葉に力づけられ、国民の行動の原点になっていった。
優れたリーダーシップを発揮した国王だったことが伝わってくる。
何よりも、自身の重責に苦しみ、克服しようとした姿は胸を打たれる。
そして、この映画が、吃音に苦しむ人の、少しでも励ましになればいいと思う。
2013.10.4
コメントする