「アカデミー作品賞」英国王のスピーチ tom-tomさんの映画レビュー(感想・評価)
アカデミー作品賞
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吃音の英国王と、その矯正トレーナーの交流。
全体的に静かな作品で、ラストシーンもスピーチがうまくできたという地味なものだが、吃音をテクニカルに克服しようとするのではなく、その原因まで遡ろうと信頼関係を築いていく流れが優しくてほっとする。
どこまで史実に沿ったものかわからないが、実在の人物を描いているだけにリアリティがあり、その地味なストーリーを背景事情のスケールの大きさでうまく脚色できている印象。
アカデミー作品賞として十分に納得(前年のハート・ロッカーが少々厳しかったので。。。)。
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