「王道かな」英国王のスピーチ プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
王道かな
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主人公は英国王の息子で、吃音に悩み人前でスピーチが出来なかった。
色々な病院に行くが全然治らず、ある先生のもとへ。
その先生はそれが筋肉の動作等の肉体的要因によるものではなく、
精神的なものである事を言い当てた。実際にそうだった。
そして二人三脚で治療を進めて行き、少しずつ改善して行く。
やがて国王が死に、兄が戴冠を拒否したため主人公が後を継ぐ。
そして国民の前での初のスピーチを先生に段取ってもらう。
先生がいる事で心にゆとりを持てたおかげでスピーチは成功。
しかし実は先生は無免許医だった。
戦争で病んだ人々を治すうちに本当の医者以上の物を身につけたのだった。
そういう過去を知った主人公は寛大にも彼を受け入れた。
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最初からずっと国王一族のプライドの高さばかりが目立つ。
主人公もその一人ながら粘り強く、国王たる人物だったと思う。
医者との信頼関係もそういう中で生まれたのだった。
あいかわらずヨーロッパの歴史物は退屈なのであるが、
まあ見所はあったのではないでしょうか。
主人公の嫁はかとうかずこにしか見えなかったけど(場)