小悪魔はなぜモテる?!のレビュー・感想・評価
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エマ・ストーンの映画
とにもかくにもエマ・ストーンが可愛すぎる、面白すぎる、魅力的すぎる!
今までイマイチ彼女の魅力が分からない、、という側の人間だったんですが、この映画を観て魅力しかないじゃないか!と思ってしまうほど、エマ・ストーンの魅力爆発だったし、キャラクターのハマり具合がえげつなかった。
コロコロ変わる表情と意外なハスキーボイス、なのに歌うと甘い声!と、ギャップ満載で終始楽しめました。
基本ぶっ飛んでいて明るいキャラクターだったけれど、初めてデートに誘ってくれた相手がギフトカードを渡してきた時の、その瞬間の表情が、見ているこちらまで苦しくなるような秀逸な一瞬だった。
学園ものでストーリーも期待通りに軽快、胸キュンもあって(相手役の男子の絶妙な距離感のリアルさも良かった)、大満足でした!
『スカーレットレター』をモチーフに“A”の緋文字を服に縫い付ける。
最初は親友のリー(アリー・ミシャルカ)に大学生ととうとう寝たと言いたかっただけ。それもリーの変態家族からの誘いを断るためだった(笑)。噂というのはアッと言う間に広がるもの。しかも、周りは健全な高校生ばかり。セックスを経験したことが一大事件のように悪評として伝わったのだ。そこで、ゲイの高校生ブランドン(ダン・バード)がオリーヴとセックスしたことにして、ゲイではないことを証明しようと頼み、彼女は快諾する。それもメロディの家でパーティを開いているときに、皆に声を聴かせるというオマケつき。
何人もの男子高校生が金を払って“セックスしたことにしてくれ”と頼み、注目されたいがためにオリーヴは全て受け入れる。しかし、一つの事件が起きる。皆に嫌われているキリスト・マニアのマリアンヌ(バインズ)の弟子ともいうべきマイカ(カム・ジガンデイ)が、「クラミジアにかかったのはオリーヴに伝染された」と発言した。実は尊敬するグリフィス先生(トーマス・ヘイデン・チャーチ)の妻(リサ・クドロー)が不貞を働いたのが原因。おかげで夫妻は離婚することに発展した。
最後には幼馴染トッド(バッジリー)との初恋が再燃して、今までのアバズレ談はすべて嘘だとネットで公表するのだが、こんなにも簡単に覆るのだろうか?まぁ、コメディだからしょうがないけど・・・『キャント・バイ・ミー・ラブ』や80年代のジョン・ヒューズ作品に精通していれば尚楽しめる。映画ネタも多い。
噂という悪魔
やはり「小悪魔はなぜモテる?」は
題として失敗。
エマストーン、精一杯に演技してるし
可愛らしい。
前半のバカ高校でのあれこれ、、より、
後半の、やっと理解してくれる幼馴染みに励まされるところがしんみりした。
あとは、へんに陽気な家族がよかった。
アメリカ的、、
養子もいたね。
軽いタッチではあるけれど、
いまのアメリカの断片を見せてくれた。
ゲイはカミングアウトもできるが、
やはりかなりの差別を受ける。
キリスト教の無力さ。
日本だけじゃないアメリカにも
いじめはたくさん。
ところで、エマストーンは女のわたしから見ても可愛い。
「あはは、」と笑うときのハスキーな声とか。
いまいちばんいきのいい女優かな。
演技力はもう、安心してみていられる。
ララランドもよかったが、
わたしは「ラブアゲイン」が最高。
この映画は劣るけど、
エマの可愛らしさが全開になってた。
エマ好きには必見だろう。
エマ・ストーンの魅力満載!
目立たない女子高生オリーヴは、ある日友人に大学生と初体験したと嘘をつく。すると瞬く間に学校中に知れ渡り、アバズレ女のレッテルを貼られる事に…!
軽快な内容が楽しい日本劇場未公開の学園コメディ。
ナサニエル・ホーソーンの「緋文字」をモチーフにしている。(原題の“Easy A”もここから来ている)
本作の最大の魅力は何と言っても、エマ・ストーン!
邦題通り、“小悪魔”な魅力が満載!
元々キュートなエマが目立たない女子高生というのはご愛嬌だけど、キュートだからイイのだ!
エマは本作で注目を集め、その後「ヘルプ 心がつなぐストーリー」「アメイジング・スパイダーマン」と着実にステップアップしていった。
「緋文字」のヒロインは牧師と関係を持ち、胸に“A”の文字を罰として付け、周囲からの苦難に耐え忍ぶ悲劇のストーリーなのだけど、本作のオリーヴは違う。
アバズレ女のレッテルを貼られても、目立つ事にイイ気分となり、その役を演じ続ける。
ゲイの男友達を一人前の男にする為、“偽装H”し、モテない男子から偽装Hの依頼が相次ぐ。
「緋文字」のヒロインよろしく、胸に“A”の刺繍を付けて堂々と登校。
しかし次第に友達も離れて行き、性病をうつされたというデマまで飛び出し、収拾のつかない事態に。
そんな中、本気で恋に落ち、嘘にケジメをつけようとする…。
「緋文字」は罪や偏見や赦しがテーマだが、本作の場合は、見栄や嘘の浅はかさといった所か。
自業自得と言えばそれまでだが、のけ者にされる寂しさも突っつく。
とは言え、作品は明るく楽しく、ジョン・ヒューズ映画へオマージュも捧げられている。
日本で劇場公開したらヒットするか?と問われたら、それは別問題だが、見て損はない好編。
自業自得
ちょっとした嘘から金で寝る女みたいな噂にまでなって、皆からハブにされてしまう女の子の話。
主人公はかなり強い独特の性格なので、ジメジメするよりも、むしろあっけらかんと悪ノリしている感じ。
なので、噂の原因は、彼女の善意(人助け)によるところも大きいけれど、かなりの部分自業自得。
同じ様にちょっと変わった女の子の話としてはJUNOがあるけれど、JUNOよりも更に軽い感じで、演出も含めて全体的にアメリカン・コメディっぽいトーン。
主人公のエマ・ストーンの声が低音・ハスキーでちょっと好みではないが、彼女が新スパイダーマンのヒロインと聞いて少々びっくり。
それより、フレンズのフィービー(リサ・クドロー)が結構しょうもないチョイ役(かつ悪い役)でもっとびっくり。
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