小悪魔はなぜモテる?!のレビュー・感想・評価
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【”緋文字のAを胸に!”或る出来事から、娼婦と言う噂を立てられた女子高生が、敢然とその噂を受け入れキリスト教系高校に旋風を巻き起こす若きエマ・ストーンの魅力全開ラブコメディ】
■何故かモテないオリーヴ・ペンダーガスト(エマ・ストーン)は、クリスチャン系の学校に通う女の子。
彼女は未経験なのに、友人に”もう経験済みよ!”と言ってしまった事から、学校内で「ビッチな小悪魔」というレッテルを貼られるが、彼女は逆に色っぽい服の胸に緋文字のAを刺繍し、その噂を否定せずに堂々と振舞うのであーる。
◆感想<Caution!内容に触れています!>
・ご存じの通り、今作はホーソーンの名作「緋文字」をモチーフにしながら、エマストーン演じるオリーヴが、友人たちに対する見栄が、ドンドン暴走していく様が実に面白い作品である。
・エマ・ストーンは、今や若き名優の粋に達しているが、今作を観ると彼女はコメディエンヌとしても、非常に魅力的であり、あの大きな目がヤッパリ良いのである。
・オリーヴの両親を演じたスタンリー・トゥッチとローズマリー・ペンダーガストも、ドンドン変わって行く娘を信じる姿をユニークに演じているし、真面目なグリフィス先生を演じたトーマス・ヘイデン・チャーチも、良いのであるなあ。
・オリーヴと仲良くなったゲイのブランドン(ダン・バード)と彼女がパーティーで、皆が扉に耳を付けて聞いている中、二人でセックスしているように、変な声を上げてベッドの上で跳ねまわるシーンもとても可笑しい。
<けれども、オリーヴはずっと好きだったトッド(ペン・バッジリー)の前では可愛い女の子になる所も、とても良い。
そして、オリーヴはネットで全ての真実を話し、車の中でトッドに抱き着くのである。
今作は、娼婦と言う噂を立てられた女子高生が敢然とその噂を受け入れ学園に嵐を巻き起こす若きエマ・ストーンの魅力全開ラブコメディなのである。>
アバズレとかも
正当な評価をするには値する
エマ・ストーンは日本でこそ「ラ・ラ・ランド」で知名度が上がったけど、「ヘルプ」やら「ゾンビランド」では十分な存在感はあって、その出世前のひとつ。
多くの人が言っているように、これは邦題のせいで駄作になってしまっている典型例。原題は「Easy A」で、この意味が難しい。
単純に読むなら、授業で主人公が読んでいる『緋文字』のことである。へスターがただの姦通を行っただけに対し、主人公は「簡単な」女。
ただ『緋文字』はあからさまに出てきていて、それを周りの生徒が大衆向けの映画版しか観ていないのに対して、主人公は本を読んでより深い理解をしている。彼女の経験を通して愛に対するより深い理解を得たことも、関係しているのかなぁ?まとまらない。
よくよく考える価値はあるかなと思うけど、やっぱり学園もの?なのでそこまでおもしろいわけではない。
地味な女子高生のオリーヴは、親友の前で大学生と寝たという嘘をつく。...
エマストーン見たいだけです笑
エマストーン演じる未経験の女子高生オリーブが見栄でボーイフレンドが出来たと言ったことから始まるビッチだが処女という矛盾した女の子を描いたおバカコメディ。
もちろんエマストーン観たさのみ笑。
さっさとララランド観に行けばいいのに期待しすぎて自分に合わなかったらどうしようと不安に思っているため、とりあえずエマストーン観ることで落ち着こうとしている自分がいて気持ち悪い笑。
家でダサい歌を繰り返し歌いながら過ごすだけの週末を送っていたイケテナイ系女子オリーブがボーイフレンドが出来たとウソをついたことで学園中に噂が広まり、ビッチ扱いされてしまうといった内容。
アメリカのハイスクールってこんなにヤったことが大ニュースになり、スクールカーストに直結するのかと過大表現な感じがした笑。
ゲイであることを隠したい、ヤったということにしてイケてる側の人間になりたいと情けない理由で寄ってくる男どもを聖女も真っ青な包容力で受け入れ、ヤったという噂を流すためだけに金や贈り物を貢がせるなかなかのクズっぷりをみせるオリーブ笑。
しかしいざ本気でヤリ目の男が現れるとひどく拒絶し、傷ついてしまう繊細さもあって後半何がしたいのかよくわからない状態になってしまう笑。
ゲイのブランドンとパーティの一室でドッタンバッタンしながらヤってる風にみんなに思わせるシーンがくだらなすぎて爆笑。
あと家族が揃いも揃って能天気で笑える。
薄っぺらい漫画程度の話
総合:40点 ( ストーリー:40点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
内容は中高生向けの漫画程度の話で薄っぺらい。次々に起きる、というよりも自ら起こす出来事で、ここまで自分自身を落としていくのが馬鹿馬鹿しい。主人公の家族構成は面白かったが、登場する者も殆どが駄目人間ばかりでさっぱり魅力がない。主人公を演じたエマ・ストーンの魅力は悪くないしそれが売りの映画なのだろうが、公開当時22歳の彼女が女子高生というにはやや無理がある。
ラブコメで学ぶ
満足は出来ない
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