カウントダウンZEROのレビュー・感想・評価
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メッセージ性の強い作品
「核兵器廃絶」を訴える社会的映画。
興味がない方にとったら、必ず寝てしまうほどシリアスな内容。
ただ、作品中の三つのテーマはかなり重要で、世界平和の為には意識すべき点であることは間違いない。
学生には特に観てほしい作品でもある。
JFKって、いい事言うね。
核の脅威に関するドキュメンタリー。
当時の関係者の数多いインタビューを中心に構成されているが、ロバート・マクナマラ元米国防長官を始め、ジェームス・ベイカー元米国務長官、ジミー・カーター元米大統領、トニー・ブレア元英首相、ミハイル・ゴルバチョフ元ソ連書記長など、各国のトップのインタービューも多数あるのは興味深い。
そして、その“当時の関係者”には、J.F.ケネディまでもが含まれる。JFKは、1961年の国連総会での演説で「我々は一本の糸で吊り下げられたダモレスクの剣(核兵器)の下で生きている。その糸は「事故」「誤算」「狂気」で切断される」我々が滅ぼされる前に核兵器は絶滅させねばならない」と語っている。その1961年の演説から今年で50年。JFKの語った理念は未だ実現されていない。
なお、映画のポスターには、オバマ米大統領の写真が多用されているが、オバマ大統領自身はニュース映像として出てくるのみで、その他には登場しない。
タイトルのカウントダウンZEROと言うのは、“核兵器がZEROになるまで”と言う意味と、“(JFKの言う)核に人類が滅ぼされるまでのカウントがZEROに向かって進んでいる”と言う2つの意味なんでしょうかね?
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