ばかもののレビュー・感想・評価
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違和感ばかりで集中できず。
みなさん高評価でビックリ。
原作未読で鑑賞したのでアル中になるのが額子への未練とは感じられなかった。
ただSEXしてばかりの額子との関係が捨てられた形で終わるも何とか就職し、彼女が出来たあたりからアルコールが手放せなくなる。
世話好きで怒れない彼女の翔子と
同じく甘やかしてばかりで怒れない両親のほうに
アル中の原因を感じてしまった。
煩いくらいのBGMのバイオリンの音楽は邪魔だし
生ゴミ臭い大須は綺麗に髭が剃られ
腕のない額子の右手には綺麗にマニキュアが塗られ
センスの悪い紫のタイツに白髪頭。でも顔は疲れのない
美貌で登場って
違和感ばかり感じてしまった。
言葉よりも、薬よりも
「デスノート」などの作品で知られる金子修介監督が、成宮寛貴、内田有紀を主演に迎えて描く、ラブストーリー。
最悪の別れを経験した男と女。それぞれにその悲しみから抜け出せないまま葛藤、悩み、絶望の闇へと突き進んでいく。本作は、観客に高度な理解力であったり、高く飛翔する想像力を求める作品ではない。明解な言葉を持って、簡潔なキーワードと描写を持って、一組の男女が迷い込む恋愛の迷宮、その厄介さと美しさを突きつける性格の物語である。
もっと難解な展開であったり、時間軸の操作といった映画ならではの創意工夫があっても、この作品の持ち味であったり魅力は色褪せないだろう。ならば、何故ここまでストレートに物語を進めていくのか。
その答えもまた、極めて明解である。この物語は、アルコール中毒に苦しむ男性の痛みや、片腕を失った女性の喪失をテーマに掲げていない。ただ、一つ。そのたった一つの「結論」を描くために壮大に編み込まれた寓話だからだ。その「結論」とは?
「本当に、人を前に進ませるものは、愛する人、大切な人の一発の拳だ」
成宮扮するヒデが、とある出来事に心を痛め禁じてきた酒に手を出そうとする一幕がある。そこで内田扮する額子は、右手の拳で思い切りヒデを殴りつける。物語中で、拳をもって他人を制する場面が現れるのはここだけである。葛藤、痛み、やるせなさ・・・。全てを受け止めようともがく男の顔が初めて、ここで頬を崩して笑う。「怖い女だよ、お前は」。曇りを称えた映像がここから、鮮やかな光を持って動き出す。
ここに、作り手が本当に描きたかった「結論」が結実している。そのために用意された舞台を違和感無く創造するために奮闘した成宮、内田の影を抱えた佇まいに対して、観客は高い賞賛を贈るべきであるし、目を背けることなく彼等が私達に提示した絶望に向き合う覚悟が必要だ。
決して、温かいだけの映画ではない。でも、苦しいだけの自虐劇場でもない。人が、本当に生きていくために、前に一歩踏み出すために必要なものを端的に、軽やかに導き差し出してくれる。穏やかな希望に満ちた世界である。
なんだかな〜
見ていて思った事。
お酒は怖い((゚Д゚ll))(笑)
二人が一緒になるまでかなりのものを犠牲にしたが本当に良かったのか疑問に思った。
理由は結婚するとの理由で振っておいて離婚したからとヨリを戻した点。
そして散々お世話になった中華料理店の店長を裏切った点。娘さんと結婚しなくても働き続ける選択肢もあったはず。正直に好きな人が居ると告げた結果での退職なら仕方ないが、あの場面を見ているとそうでは無い。恩をアダで返すに等しい。
二人が良ければそれでいいのだけど、人間一人で生きている訳ではないので…
世の中綺麗事だけではないけど、やはり越えてはいけない一線がある。
はちゃめちゃ過ぎて共感できなかった(>_<)
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