アラフォー女子のベイビー・プランのレビュー・感想・評価
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出来ちゃった婚どころか…
普通のラブコメディを期待する向きには、ちょっと難アリかも。
しかし、アメリカって結婚や子育ての形が複雑すぎて、ただ好きってだけで結ばれるラブストーリーはもはや成立しないのかもしれませんね。
それにしても、ここまで倒錯した恋愛コメディ(笑いの要素はほとんどありません)を一本の映画にしてしまうのは、社会が病んでいることに他ならないでしょう。
親しい女友達が結婚をせずに子供を産むために人工授精という選択をします。
精子提供者のブツを、イタズラ心とよこしまな嫉妬心で自分のものとすり替えてしまった男が、7年後再会した彼女の、産んだ子が自分の子であると気づき、さらに彼女を愛していることに目を背けてきた自分から逃げずに、正しい告白ができるのか、というややこしさ全開のヒューマンドラマです。
主役の男に共感できる人は面白いかもしれませんね。
私は、楽しめました。
特に、血のつながった子供が自然になついてくる過程は、自分の経験と照らし合わせてもほのぼのとさせられましたね。
2014.5.19
ほっこり笑えてハッピー!
コメディタッチで軽く、最後はとっても幸せになれる作品でした。
内容は予想外な展開で飽きない。
そしてセバスチャンがとってもかわいい!
また見たいです。
軽いタッチだけど ハートウォーミング・*☆。
今年に入って ジェニファー・アニストン出演の映画を 4本観ましたが、5本目にして “私が求めていたジェニファー”って感じでした。 と言っても ダブル主演の二番手ってポジションで、相手役のオジちゃん:ジェイソン・ベイトマンが ストーリーをリード。 それでも 可愛いジェニファーがたくさん見られて(衣装が全部 ステキ!)、個人的に 大満足でした。
ニューヨークで働くウォーリー(ベイトマン)は 長年の親友キャシー(アニストン)が 人工授精で子供を産むと聞き、ショックを受ける。 キャシーの人工授精を控えたある日、パーティーで酔っ払ったウォーリーは、トイレで ドナーの精液サンプルをこぼしてしまい、急場しのぎで 自分の精液とすり替えてしまう。 それから7年後、ニューヨークに帰ってきたキャシーに再会したウォーリーは、彼女の子供が 自分の子供だと確信する…(作品情報より 抜粋)。
まずはキャリーを演じた ジェニファー・アニストン、ママ役です。 『マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと』で慣れたのか、子役ちゃんとのシーンが 自然で良かったです。 劇中、7年という月日が流れるのですが 子供を“取って付けた”というくらいで 何ら変わらず。。(逆に 若返った?)でも ジェニファーが可愛いので、そこは ご愛敬☆
キャリーの親友:ウォーリーを演じた ジェイソン・ベイトマン。 さえない男が 何で親友なわけ?って思うけど、“居心地がよい友達”って雰囲気が出てて 納得。 酔ってる演技は イマイチ。。 トイレ事件も 「覚えてないって、どうよ?」とツッコミたくなるけど、まぁそうゆうストーリーなのでね (どうせなら“記憶が戻った時”は もっと騒いでほしかった。) 全体を通して、イマドキの草食系男子を うまく演じてました。 セバスチャン(キャリーの息子)とのやりとりは、胸がキュンとなって ちょっと泣けました。
キャリーに精液を提供するローレンを演じた パトリック・ウィルソン。 顔の半分が おでこの彼、筋肉バカな(一応)二枚目の役。 『特攻野郎Aチーム』で 感じ悪いエージェントをしてた彼です。 まぁチョイ役です。 ジェニファーとのツーショットは、何だか違和感ありました (たぶん おでこのせいだ…)
キャリーの女友達に ジュリエット・ルイス。 『ローラーガールズ・ダイアリー』で意地悪なチームメイトを演じてた 彼女。 普段から“飛んでる人”みたいですが、それをそのまま演技に生かせるところが いいですね。 彼女のセリフ、笑えます。
キャリーの息子:セバスチャンを演じた トーマス・ロビンソン。 とにかく可愛い!! ため息つくところも、話し相手を見つめる瞳も、抱きしめたくなるくらい 愛らしい☆ 映画 初出演らしいです。 実兄のブルース・ロビンソンは 『バレンタインデー』でジェニファー・ガーナーに花を贈った男の子です。
ストーリーは 現代風刺というか、人工授精だったり 未婚の母だったり 重たい感じですが ジェニファーが演じることで ちょっとコミカルになって、煮え切らない草食系男子との 友情と愛情を 軽いタッチで描いてくれてます。
ちょっと疲れてるときに リラックスして観れる映画、お勧めです・*★。
P.S. ハエ男さん(ジェフ・ゴールドブラム)も 出てました。 彼、ピアノ弾けるんだね。
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