「改変の良し悪しは個人で…」機動戦士ZガンダムIII A New Translation 星の鼓動は愛 777さんの映画レビュー(感想・評価)
改変の良し悪しは個人で…
クリックして本文を読む
重要な部分の、キリマンジャロ編とダカール編が無い… 特にダカールでの
シャアの演説は、作品では重要なカギを握るのに…
ロザミアの妹エピソードが欠落… しかし最後に亡霊として出る…
色々な問題があるが、一番重要なのはラストの改変
TV版がバッドエンドなら、映画版はハッピーエンド…
これがファンの間では賛否両論なのだが、やはり私はTV版の救いの無い
ラストを見ると、映画版のラストを見直したくなるので、こちらを評価している
のであろう…
TV版では不明だった「レコアは何故に裏切ったか?」の説明も
なされている
クライマックスの劇場でのシーン
「そうだな…こんな芝居じみた事は、シロッコの領分だったな…」
この、いかにも「芝居じみた男」というキャラは、後にも先にも
シロッコ1人しか居ないのだから、やはりソレを生み出した富野監督と
安彦氏は凄い!!!
宇宙で、壮絶な「生と死」を超えたバトルがあった後、地球では耳が遠くて
人とのコミュニケーションが取れなくなった、老婆を登場させるなど
「人なんて、そんなに簡単に進化できない」との、富野由悠季氏なりの
進化の解答を出したのであろう…
そしてラストに流れるGackt氏の歌!
♪その祈りは叶わないから~ さあ手を伸ばして~
正に21世紀に入ってからのニュータイプ論な感じがします!
ラストで、何故に森口博子さんではなくGackt氏であったのかが、
理解できました!… ある時に「ガチッ!」っとハマったみたいな!
よって総合的には、★は少しオマケで…
コメントする