阪急電車 片道15分の奇跡のレビュー・感想・評価
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女医系
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中谷は元婚約者と後輩の結婚式にウェディングドレスで参加する。
婚約者が浮気して妊娠させた末の結婚であった。
中谷は結婚式へ呼ぶ事を条件に許し、嫌がらせをしたのだった。
それで電車に乗ってたら、宮本に話を聞いてもらえ、楽になった。
戸田はDVでストーカー的な最低男と付き合っていた。
で電車内でブチ切れられた所を見た宮本の助言で、別れる事を決意。
下品なおばさん軍団とイヤイヤながらも付き合っていた南は、
電車内で偶然出会った戸田と色々話し、縁切りを決意する。
最後はこのおばさんらの非常識な行動を、宮本が毅然と叱り付ける。
その他、関学に通う地方出の男女が付き合い始める話や、
関学に行きたいが成績が微妙で、交際相手に励まされる女子高生の話、
宮本の亡き夫が犬が苦手だったが、その過去に別れを告げて犬を飼う話、
いじめられっ子の女子中学生を中谷が励ます話などなど・・・。
最後は中谷と戸田が急に友達になって終了。
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典型的な女医系の作品。中谷美紀が主役なところまで同じ。
こういうのって、オムニバス形式にしたらええやんって思ってしまう。
でも1つ1つの話がそれほど深くはないので、それも無理か。
平凡な人達の平凡な日常をダラダラ描いた感じかなあ。
まあテンポが良いせいか、見ててしんどいってな事はなかったけどね。
芦田愛菜の演技を始めて見たが、天才子役と騒がれるほどのものか?
よくいる完全棒読みの子役よりはマシって程度じゃないのかなあ。
あ、それから阪急今津線の宝塚~西北が舞台となっているんやが、
今津線って西北~今津もあるんやけどなあ、無視されてた(場)
何か奇跡なんだ。
時間が行ったり来たり。
そんな見栄晴な程の男じゃなし
『お嫁さんだ!』なんてどうして分かるのか?ましてや『ごめんね』なんて答えないし『討ち入りはどう?』なんて聞かないだろ。
どこかで見た事のある、臭い芝居ばかりする方々ばかり。『マルサ』の女優さんだね。『タンポポ』か!?確かに臭いは!!
小林の駅って、関東で言えば、海神とか市川真間でしょ。
芦田愛菜か!彼女くらいかなぁ知っていたのは。
国府台から江戸川行きの電車だわ。
その心は
くだらない。
女性もバカ男を判別する力を付けようって映画なんでしょ。簡単に言えば、友達、男、学歴、生き甲斐を的確に自分の意志で決めなさいって事だ。阪神電鉄でも大丈夫だよ。
大学は行けるなら、行った方が良い。でも、何をやりたいか決めるぺき、農業やりたいのに経済学部へ行っても遠回り。それで、大学なんてどこ行っても同じ。どうしても学歴つけたい人は、仕事しながら、通信制大学へ行けば、学校の教師くらいなれる。
大学へ入る為に勉強するのは良いが、入っでからも勉強をした方が良いと思う。気が付いた時には時間がない事のないように。もっとも、若ければ、時間はたっぷりあるから、焦ることはない。やり直せるフレキシブルな心を持てば、時間をたっぷり使って悠々自適に生活できると思う。
価値観が違う人に合わせる必要はないし、合わせても自分を忘れない様に。人になんて言われようが。
『自分の意志で涙を止められる女になりなさい!』違うよ!
『涙なんか流さないで済むような知恵を付けなさい』だね。
一般的に迷惑なおばさんが嫌味なはぁさんになると思われるが。
本当に自立した自分の考えを持った人物は他人を説教する事は絶対にない。四文字熟語で『泰然自若』って言う。全く残念な事だが、知らない他人なんてどうなっても良いのではないだろうか?勿論、他人?親と子はいずれそうなるし、兄弟姉妹なんて昔からそう言われてきた。残念だけどね。
『PLAN75』まで、たっぷり時間はあるけど、僕にとっては、あっと言う間だったね。温故知新ではないし、昔に戻りたいなんて思わないけど、あと、九年で何が出来るかダネ。
原作読んだ事あったなぁ。オムニバス小説だったと記憶する。
こういう映画が好きです
なんか、いい映画を観たなー、とほっこりする。人と人の交流って、やっぱり大事だな、と。少しのおせっかいが人を救うこともあるんだ。
観た後に希望を持てる、素晴らしい映画。芦田愛菜貫禄ある。個人的には、谷村と勝地のカップルがいいねと感じた。
知らず知らずの内に封印してきた生きる力の奇跡
予想の遥か上を行く人の行動にときめきながら温かい展開にすっかり魅せられてしまった。岡田さんの脚本の力もあるしキャスティングもいい。
全体像として、悩める主人公達と対局の人物像達がはっきりとこの世界を二分する構造になっている。電車内に共存させる視覚効果も大きい。黙っている(堪えている)悩める層がそれぞれの人生を生き始めたとき、彼らの繋がりがやがて奇跡を起こすのをうまく視覚化している。
ほんの少しの魂のつぶやきを昇華させるべく発した一言や行動が螺旋階段を昇るように別の生きやすいステージへ移行する。それが人の起こす繋がりと奇跡。
ここで主人公が起こす予想外の展開について記したい。
寝取られた婚約者が結婚式という人生最良の日に花嫁衣裳を着て披露宴に出る。呪いの日に変えて復讐したいという行動には惨めな自分をさらけ出す勇気が伴う。痛み分けをせずに悔しさを封印したままその場をやり過ごすのが一般に分別ある大人の流儀であり、自分を守る無難で最大の方法なはず。しかしそれっていわば魂の封印であり最も自分を傷つける行為だと教えられたシーン。どのシチュエーションでも、常識が思考を支配する世界では人生の本当のメタモルフォーゼは起きないのだと教えられた。「生きる」ここにフォーカスするなら非常識と思しき世界に身を投じた時、次の魂の進化の段階の出会いが用意されている。
権田原の名前に劣等感を持つ限り新しいチャンスを逃してしまう。人は劣等感を超える勇気を持って初めて次の出会いに繋がっていく。
住む場所だってそう。
自分一人で相手の人生を助けようとかどうこうしようなんておこがましい。私だったら「家に来なさい」と誘いその衣装を助けお茶を振る舞い愚痴を聞くなどありきたりな展開しかお膳立てできない。しかし、老婦人の人生経験の多さは正にブリコラージュなのだ。この人に必要なきっかけを本人を見てそっと差し出すだけでいい。その駒が多いほど人生を豊かにし人を助ける力になる。今の傷ついた彼女に居心地のいい場所を選び教えるだけで、人は自ら立ち上がれる。「あなた、疲れた顔をしているから次の駅で少し休むといいわ。あそこはとってもいい駅だから」
降り立った駅は駅員さんの手入れが行き届いた花壇や街ぐるみで子供を応援するポスターなど優しさに満ちていた。そこで緊張の糸が解けお腹が空き買食いをする。食べるのは生きる基本だ。やっと自分の姿を客観的に見た後、その街で新しい衣服を買い復讐劇の衣を脱ぎ捨てて次の生活の居場所を手にして行く。
観るだけで清々しいシーンだった。
不器用な生き方に悩む層と傍若無人に振る舞う本能だらけの構図とを見事なまでの輪郭で現していて、コロナ下の今だから、それぞれが自分らしく生きることの大切さを余計に気付かされた。
可愛い女優さんを観るための映画
阪急グループがバックアップしているためか、出演者が全員関西出身で豪華。EDもaikoだし。
内容はセリフがクサくてちょっと鼻につく部分がある。ストーリーも綺麗にまとまりすぎて物足りない。
電車の迷惑オバちゃん達はいい味出してた。若い頃はたまにいたけど、最近は見かけないのでちょっと寂しい。
今津線、悲喜こもごも。
関西テレビでの放送で2回目の鑑賞。
原作は未読です。
阪急今津線は殆ど乗ったことないけれど(TOEIC受験のために関西学院大学まで行った時に使ったくらい)、西宮北口駅はTOHOシネマズ西宮OSで映画を観たりするので時々利用します。阪急神戸線の方が馴染み深いです。
片道たったの15分の間に展開される、多彩なキャラクターの悲喜こもごもが面白い。原作が連作短編集なだけあって、別個のエピソードが紡がれていく内に登場人物が絡み合い、人生の機微が描かれ、心温まる群像劇に仕上がっていました。
[余談1]
ラストは「スカッとジャパン」みたいでした(笑)。
[余談2]
撮影時期がいつかは知りませんが、中谷美紀や戸田恵梨香、有村架純が私の地元の近所に一同に介していただなんて、撮影を見に行きたかったなと思いました(笑)。
※修正(2023/08/25)
キャストが…
原作大好き。
映画版はキャストがな…
あと、図書館のカップルが画かれてなかったのが残念。
あの『生』のエピソード好きなんだけどな。エンディングに『生』が映像にはなってたが。
…それは原作との違いでしょうがない。
本作は原作の雰囲気は活かしつつ、アレンジを加えてあった。
そもそも雰囲気好きなのはわかってたけど、今まで観てこなかった理由がわかった。
キャストがしっくりこないからだ。
話は好きだからリメイクしたらまた観たい。
一歩前へ踏み出したくなる
何気ない日常の中のわずかな時間を電車内で共有する人々の物語。
宮本信子のおばあちゃんと孫の芦田愛菜ちゃんがとても良い。
車内で聞こえてくる会話が物語を紡ぐ。
車内に佇むウエディングドレス姿の女性に声をかけ優しく話を聞きアドバイスをするおばあちゃん。
赤の他人だからこそ話せることがある。話したら楽になるわよ。本当にその通りだと思った。
イケメン彼氏にDVを受けているが別れられずにいる彼女。車内で怒鳴り散らす彼氏に驚いた孫は大泣きする。おばあちゃんは孫に言う。「泣くのはいい、自分で涙を止める事の出来る女になりなさい」と。
おばちゃん集団は車内でお喋り。突然の腹痛で途中下車したおばちゃんにDVを受けていた彼女が介抱する。
「そんなの友達じゃないからもう付き合い辞めたら」
断る勇気を貰ったおばちゃん。
駅のホームで少女が1人。
どうやらハブられているらしい。
偶然同じ名前だった女性は少女を励ます。
「きっと貴方はステキな女性になる、だって私に似てるから」
おばちゃん集団は今日もお喋り。
すると孫が言う。「電車の中では静かにと習ったのに何でお喋りしてるの?」
おばあちゃんは「あなたは、面倒なことに口を挟んだわね」おばちゃんvsおばあちゃん。おばあちゃんの圧勝。
電車内で席を譲ってくれた青年がお祖父さんの若い頃に似ていた。あんなに犬は飼わないと言っていたおばあちゃんが犬を買って来た。
孫「私にも貸して」
おばあちゃん「だめです。これは私の犬です」
ほんわかしていてピシッと筋の通ったおばあちゃんはカッコいい。
強いおんなになりたい
いやー超よかった!
中谷さんと戸田ちゃんが出てる、
主題歌がaiko、
映画の雰囲気がなんか好み、
っていう理由だけで話もあんま知らないまま見たけど
あたしこの映画めっちゃ好きです!
ぜひ女子には見ていただきたい!
女の子のための映画な気がする。
ネタばれしないように感想を書くとしたら、
中谷さん何着てもきれいすぎ、
戸田ちゃん足きれいすぎ、
玉鉄の役がよすぎ、あんな人おったら会ってみたい
勝地君と谷村ちゃんのエピソードがきゅん、
そして宮本さん演じるおばあちゃんが素敵すぎた!!!
あたしはあんなおばあちゃんに心底なりたいです。
とても短いローカル線での ありふれたお話。 なんだかスッキリしまし...
とても短いローカル線での
ありふれたお話。
なんだかスッキリしました!
歳も年齢も性別も…なんにも
接点がない、男女…
たまたまドレス姿の女性が
乗ってきた。
ただの、ドレスではなくて
ウエディングドレス。悲愴感漂う女性。
個人的に最後にお茶に、行くって
なんでー‼︎?って思っちゃった(笑)
そのシーンいるかなー?
人は何かを抱えて
生きてる、何にもない人なんて
いない…
それぞれの人生を阪急の往路復路で
表現してるのですね。
片道15分。長すぎなく短くない。
人生とは喜びと悲しみ、成長と後退
誰もが繰り返し繰り返し生きてるんですねえ。
阪急懐かしかったです‼︎‼︎
電車ってこんなところだったような
電車の駅、アナウンス、におい、システム、人。日頃ただ交通手段として使っているものだけど、実は生活や人生にかなり密着したものである電車カルチャー。
海外生活が長い私には、この映画を観てあの空気が大変恋しくなった。こんなに暖かい出会いや会話が、もっと普通に持てることができればいいのになぁ。ちょっと人に話しかけてみたくなった。日本の電車に乗る時、実は味わって乗っている。特に大阪市営地下鉄御堂筋線。
私は芦田愛菜ちゃんの演技を「パシフィックリム」以外で初めてみたけど、あ~これが名子役の演技なのかぁ、かわいいなぁと思った。他の作品でもお目にかかれるのが楽しみだ。
あと、結婚式に出て後「後輩に婚約者を寝取られた」「計算高いひどい女だ」みたいな説明のくだりは、負け惜しみ気分で相手の女に腹が立つみたいなのかもしれないけど、あれは男が悪いのではないのですか?違和感を感じた。
すごくセンスのいい脚本だと思います。
友人のおススメとレビューが良くって観ました。
2011年の作品とあって、2014年今みると・・また違った意味で楽しめました。有村架純さんや鈴木亮平さんなど、今をトキメク俳優さんが出ていて、逆に新鮮。芦田愛菜ちゃんも本当にまだ子役のあどけなさ・・・。本当にいいキャスティングだと思います。
宮本信子さんがとてもいい役どころで、心うたれました。台詞もグッときて。そこに美しい音楽が流れることによって涙が溢れます。劇中はその繰り返しが多く、波のように泣きポイントがやってきます。そして、登場人物たちが自然につながってゆく。とても見応えある構成。脚本が素晴らしいなーと思いました。エンディングでaikoさんの曲が♡ ほんわかと後味の良さと感動! 文句なしの名作かと思います。
全体としては良い
大阪に住んでるし仁川にもたまに行くときに阪急は利用するので、観たいなぁと思っていてようやく観た。
全体としてはヒューマン系を貫いていて、突飛なアクションとかもなく一定のテンポ。こう書くと飽きそうな気もするが、登場人物が複数いてドンドン主役が変わっていくという撮り方なので飽きるということはなく、一定さが良い方にでているのは◎。
評価4以上といきたいとこだが、細かいところはツッコミを入れざるをえない。ただこれは個人的なツッコミなので、皆が思うことではないか。
途中から私には、これに登場してる主役たちは皆痛い人たちだなと思った。中谷さんのあの姿なんて最たるもので、戸田さんやら胃の痛くなるおばさんやら、実際にまわりのツレにいたらかなり痛い人達である。
主役のうち数人は普通な状況の人間を入れて良かったのではないか。お婆さんは一番普通だったのでまだ良かったが。
普通なサラリーマンとか、そういう主役も入れた中で、痛い主役らとの色々な絡みがあったほうがもっと親近感がわけたなぁと思う。
せっかく日常ヒューマン映画なんだから。
単純勧善懲悪の群像劇
原作読まずにDVDでの鑑賞。正直不快だった。
8つの主人公はそれぞれ銘々の悩みを抱えつつ電車にのる。電車という1つの物質・空間の中で(正確に言うと駅だけもあったが)主人公たちがそれぞれ影響されあい,悩みが軽くなってくという話。
まず思ったのが善人と悪人の位置づけがはっきりと区別されすぎているため,いまいち共感しずらい。悪人には悪人の言い分・矜持があり行動をしているはずなのに。特に戸田エリカの彼氏がいきなり切れるシーンが唐突すぎて,戸田エリカ側の言い方が悪くてキレるみたいな関係性をもう少しはっきりしてもよかったとおもう。あとキレる演技がいまいちだった。
解決の仕方も単純化されすぎで,そこに至るまでの過去の話だったり感情の変化を演出なり脚本なりで伝えてほしかった。
ただ主人公達の演技は家庭が大事なおばさん以外はよかったと思う。特に宮村信子,戸田エリカ,中谷美紀は。
頑張ってるのにうまくいかない人に
翔子(中谷美紀)が、かなり痛い女に見えて残念…!
ドレスで乗り込むのはいいとして、そのまま!そのまま電車に乗っちゃったら、かなり痛い女に見える!
せめて、ジャケット羽織らせたり、着替える余裕もなかった演出して〜!泣
もひとつ、ドレス着て現れた現れた元婚約者に見惚れる男どこにいる?!恐怖で固まるでしょ!
ヒューマンドラマで人間臭さを描きたいのに、逆に人間らしくない。これが失敗点だと思う。
リサ(戸田恵梨香)も顔で選んだ男に…で、どっちもどっちに見えるし、登場人物がなんだかみんな陳腐で残念。
高三の女の子(有村架純)が26歳と付き合ってるのは、単に気持ち悪いとしか思えませんでした…。相手が玉鉄で幼いけどかわいい好青年を演じてて、映画の中なら許せるな…とは思えましたが。
前半はイマイチでしたが半年後の後編では、登場人物それぞれが問題を乗り越えて、善意の連鎖があってほっこりしました。
地元民とほっこりヒューマンドラマが好きな人は楽しめると思います。短編集が連なっているので、気軽に楽しめました。
ある意味古き懐かしき・・・・・・
現実と映画のギャップが大きくて
芝居がうるさい、音楽、映像
共感出来ない部分が大きいと、酷評になる。
どれだけ上手に騙す事が出来るか、と言うのも作品の決め手になるとは思うが、この作品は人を選ぶようだ。
毎日の不満に納得出来ず、重なる事がある人にとっては胸のすく作品だろうし、宮本信子が好きな人からは相変わらずご健在で、と言った印象か。
細部までのリアリティには欠けていても、どーんと観客の心をつかんでしまったら勝ちなのだろう。恐らく。
自分としては重なる部分が幾つもあった為、たとえ筋が見え見えでもスーッとする所が多かった。
女子高生の発言にイラついたりもしたが、現実には恋愛のやり取りで嘘(下心)や駆け引きがあるのは当たり前になっているから、ホテルまで来て彼女を抱かない男を批判する気持ちも分かるが、単純に〇カップルと呼ばれる人間ならありえそうな気もした。典型的なキャラクターを見てしまった事に腹が立ったのかも知れないが。
事実が余りにも非現実的なら、受け取り手の持つ常識の範囲の解答しか認められないので嘘だと思われるのではないかと。
女性が主役の定番の勧善懲悪の映画と思えば楽しめるのでは。しかしこのキャストに印籠突き付けられたら腹が立つ方も多いようで。
人生の機微とでもいいますか
映画「阪急電車 片道15分の奇跡」(三宅喜重監督)から。
登場人物は、皆いろいろな想い・気持ちを抱えて生きている。
そんな彼、彼女らが「阪急電車」を仲介して出会い、
何か吹っ切れたように、元気になっていく。
「プロローグ」と「エピローグ」に映し出される顔を比べると、
その違いがはっきり確認できた。
今回の一言は物語のラストシーン。
婚約中の恋人を後輩社員に奪われたアラサーOL役・中谷美紀さんと
恋人のDVに悩む女子大生役・戸田恵梨香さんの会話。
存在は気になっていたものの、最後まで会話をしなかった2人が
会うべき場所、会うべきタイミングで交わす台詞こそ、
この作品の伝えたかったことなのかな、とメモをした。
「人生の機微とでもいいますか、そんなようなもの味わってまして」
「あら、実は私も電車降りたところで、人生の機微を味わっておりました」
わざわざ「機微」という単語が私のアンテナに引っ掛かるように。(笑)
「機微」とは「表面だけでは知ることのできない、微妙なおもむきや事情」
さらに「人生の機微」と「人情の機微」という使い方があるらしい。
ネットによると「人生の機微」とは
「何時とは知れづ訪れる、人生における微妙な成り行き」
それに対して「人情の機微」とは
「わざとらしくなく、後でそれと気づくような、かすかに表れる言動によって、
感じる優しさや人の情けが織りなす、心の触れ合い」
(そう考えると、今回の場合「人情の機微」の方が正しいのかも・・)
そして最後に、ふたりはこんな会話をする。
「なんていうかさぁ、悪くないよね、この世界も」「はい、悪くないです」
映画のキャッチコピー「終着駅は、きっと笑顔。」を実感するように。
くだらない
くだらない。予想できるありきたりな展開。
リアルな日常と見せかけて、
いかにも日本のドラマ的な、リアリティの欠片も無い登場人物ばかりで萎える。
女子高生の彼女とホテルに行って手を出さない現実でありえないオカマ彼氏と、抱いてと迫る女子高生、アホらしいwwww
日本の女はこんな展開に感動してるから、現実ではDV男みたいな変な男ばかり引くんだよw
悪役と良い人役にわざとらしくライン引き過ぎなんだよ、日本映画は。世の中そんなに単純じゃないから。
誰が見てもわかりやすい様に作ろうとするからこんな駄作連発しちゃうんでしょうな。
10代20代の日本のドラマ大好きな女性向け作品ですかね。
しかし平均点が高いなあ、あてにならんからやめてほしいわ。もともと目が肥えてる人はこんな邦画観ないから点数高いのも仕方ないのか。
温まるけど…
レビューを少し見てから、観賞しました。
やっぱり原作とはけっこう変わってました。
そこが少し残念。
原作にはいたもう1組のカップルが好きだったので…
でもこれはこれで満足です。
ドラマだなーって
一人一人にドラマがあるんだろーなーって感じました。見ず知らずの車内隣人は何のドラマを持っているのだろう(^^)
あんな風に話せたり、巡り会えるのは奇跡なんだろけど、そんな巡り合わせに会いたいなぁ・・・
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