「生きる人の為に死んでいく人」わたしを離さないで NOMさんの映画レビュー(感想・評価)
生きる人の為に死んでいく人
臓器移植の為だけに、生きてる子達の物語。
カズオイシグロさんが、ノーベル賞を取った取ったと言うことで、小説を買ったが、読書は苦手で、先に映画を借りてみた。
もちろんあり得ない世界だが、精子を取り出し妊娠させ、人を造る事は可能な訳で、あり得なくもない。
しかし、臓器移植とは提供される側は生き延びる為であり、この子達はその為に若くして死んでいく矛盾。
品物でなはく、感情、心を持った同じ人間なのである。
養殖の魚でもなく、家畜でもない。
養殖人間って事になるのか?
いくら幼い頃から教育されたとしても、男女が居れば、恋愛はするもので、その目的の為に引き裂かれ、死んでいくのだ。
臓器移植を待ってる人 目線で考えると、こんなシステムがあれば、、、と思うとこからの発想なのかな?
あり得ないの一言ですね。。
しかし、原作を表現しきれてないとのレビューもあり、やはり小説を読んでからの方が良かったかな。
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