「笑えるかどうかなのだ。」これでいいのだ!! 映画★赤塚不二夫 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
笑えるかどうかなのだ。
これでいいのかどうかまったく分からないが、
とりあえず観てしまったざーんす。仕方ないでやんす。あ^^;
子供の頃、この人の漫画(どちらかといえばアニメの方か)は
欠かせなかった。というか大人気だったし、常に話題だった。
私は一応女の子だったので、「ひみつのアッコちゃん」が始まり。
当時のLPレコードなんかも持っていた。
テクマクマヤコン♪コンパクトは女の子たちの必須アイテム^^;
一つ目は壊れ、もう一つ買った思い出まである(爆)あ~懐かしv
今作は彼の少年サンデー時代、編集を担当した武居俊樹の回顧録
が元になっているらしい。今作では女性(堀北)に変更されてるけど。
タリラリラ~ン♪と聞くとついコニャニャチハ~♪と歌いたくなるが、
いや、これはそのバカボンの話じゃなくて^^;赤塚不二夫のお話。
彼がどれだけおバカだったか!?をそのまんま描いたようだが。。
うーん^^;笑えるかどうかと聞かれるとさすがに難しい。
隣りのオバちゃんと後ろのオバちゃんはほぼ同じパターンで爆笑。
いや、そこまで笑えるアナタたちって素晴らしい♪とまで思った。
映画を観ているとつい、笑いにまでセンスを求めてしまう。
出来高を求める前に、あははは♪と笑えるのがナンセンスなギャグ。
原点はそこだよな、なんて思ってしまった。理屈じゃないんだよね。
ただ映画としての作りは、そのまんまの世界を描きました。とはいえ、
まだまだおとなしい^^;浅野も堀北もかなり頑張っているが(巧いし)
あっけにとられてしまった「いしだあゆみ」には叶わない^^;コレだな。
まさかの人間から生み出されるバカ。考えるスキをも与えないバカ。
頭で考えて、どっかでウケてやろうと思ったら最後、生まれないのね。
それにしても彼の描いたキャラはまだまだ元気に爆進中!
晩年は闘病生活でほとんどその姿を拝見することもなく、彼がどんな
生活をしていたのか分からないが、多くの作品と友人スタッフお酒に
支えられ?偉大な漫画家として名を残すことになった。お疲れさま~。
彼が発掘したタモリは「作品のひとつ(弔辞談)」として、今も大活躍だ。
(天才とはいえ、アイデアを生むのは大変。だから深酒してしまうのだ?)