アイルトン・セナ 音速の彼方へのレビュー・感想・評価
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アイルトン・セナの栄光の裏にあった苦悩
88年・90年・91年と計3度のf1ワールドチャンピオンを獲得したが1994年5月1日にレース中の事故により34歳の若さで亡くなったブラジルのレーシングドライバーアイルトン・セナのドキュメンタリー映画。
自分はアイルトン・セナの活躍していた時に生まれていなかったのでこの映画を見てアイルトン・セナという英雄のことを知った。
アイルトン・セナがレースが本当に好きで少年のようにレースに勝つたびに喜びを露わにしている姿やチームメイトでありライバルであるアラン・プロストとの死闘の姿は史上最高のf1ドライバーそのものだった。しかしその裏にあったチームメイトのアラン・プロストとの確執、f1運営側からのアイルトン・セナへの不公平な対応、f1に権力、政治、金が絡んでアイルトン・セナは悩んでいた。それでも諦めずに直向きに努力して再びワールドチャンピオンになった姿には胸が熱くなった。自分は死亡事故を起こさないでf1の指導者としての姿のアイルトン・セナを見たかった。
また昔の映像なのに非常に画像が綺麗で見やすくアイルトン・セナに関わった人の証言などがあり非常に面白かった。
あらためてセナは最高だった!
ついつい見てしまった。
悲しくなるから見ないつもりだった。
見始めたら最後まで見てしまった。
やっぱり、悲しくなった。
けど、セナは最高のレーサーだったし、故郷を愛し、故郷に愛されたヒーローだった!
DAZNで見ました。
94年GW真っ只中、朝のニュースで知ったときはショックだったなぁ~。
その年の鈴鹿のチケット、申し込んだ後だった記憶。
私の場合、セナの居ない94鈴鹿が最後のF1観戦になりました。
最後、セナの没後F1で死亡事故は起きてない。
とのナレーションが印象的でした。
(10年位前、亡くなってますけどね。)
懐かしさと共に色々と思い出させてくれました。
車とダンスするセナが謙虚で苦しんでいたから、神様が連れ行ってしまった
セナの少し物悲しい、美しい目が涙を流す。謙虚で知的で真面目で言いたいことをちゃんと言って、権力や政治と一番遠いところにいて、純粋にフェアに走ることだけ考えてた。恐怖と孤独、死ぬかもしれないと背中合わせってなんなんだろう?女性か男性か関係ないのかどうかわからない、でも、常にライバルが必要である、というのは凄い。かなり…感動しました。ニキ・ラウダにとってのジェームズ・ハント。ここでは、セナにとってのプロスト。そういう感覚は女にはないような気が勝手にした。うーん、難しい。
ブラジルではじめて勝利したとき、ずーっとセナの叫び声が聞こえた、失神状態。真摯に母国を愛するセナは、国の社会状況、貧困に心を痛めてた。特に子ども。子ども、若い世代に心を砕くことができる人は人間として素晴らしい。
セナは、F1での人生は半分程度、その後、長く長く人間として生きていくことを、常に考えていた。あのはにかんだような笑顔、緊張して笑顔のない顔、怒った顔、信頼してる人に向ける安心した顔、常にいたパパとママ。尊敬できるF1ドライバー。
映画の最初、解説者としてのジェームズ・ハントの声が聞こえて嬉しかった。
音速の貴公子・・
1994年5月1日にレース中の事故により帰らぬ人となった音速の貴公子アイルトン・セナ。事故からちょうど20年後にDVDを観た。どこか悲しい目をしているセナ。これはライバルのプロストなどが出てくるドキュメンタリー映画。セナはブラジルの星となった。F-1レースは安全性が高められ、その後事故死は出ていない・・
「アイルトン・セナ」を観て・・
1994年5月1日にレース中のクラッシュにて帰らぬ人となったブラジル人の天才ドライバーアイルトン・セナ。20年後の記念日にDVDを観た。88年、90年、91年とワールド・チャンピオンの栄冠に輝き、王者の地位を・・しかし、チーム内でのプロストとの争いやFISA会長との確執が浮上した音速の貴公子。セナは栄光の中でも悲しい目をしている。あの事故以来、F1レースでは安全性が高められ死亡事故は起きていない・・
セナを知らなかった世代
父親が大のF1好きで、もの心ついた頃には僕もF1ファンでした。
この映画に、アイルトン・セナの生涯を教えてもらいました。
生々しすぎるクラッシュ、大破するマシン、僕の世代からすると、こんなにドライバーの安全が保証されていなかったF1が生々しく感じられた。
イモラ、タンブレロでのクラッシュシーンからのラストシーンまでの映像をみて、泣きそうになりました。
あぁ、アイルトン・セナというドライバーはこんなに偉大だっとかと、痛感しました。
ただ、不謹慎ですか、カワイちゃんがでてきた時は少しだけ笑ってしまいました。
僕がF1を好きになった理由
僕がF1を好きになり、毎戦ビデオに撮り、欠かさず見ていたころのヒーローは、まちがいなくアイルトン・セナでした。
圧倒的な速さ、そしてガラスのように繊細な心。
プロストとの対決の構図も僕たちを引き付けていたのでしょう。
セナのF1デビューから、タンブレロに散るまでが
淡々としかし、貴重な映像も交えながら語られています。
いろんな懐かしい顔を見えます。
改めて見返してみると、
やっぱり、あのサンマリノの週末は、なにかちがった空気があったんだと思います。
いつもどおり、ビデオに撮り、月曜日に再生した瞬間、
この映画の最後にでてきたシーン。
一瞬、何が起きたのか理解できませんでした。
セナの存在は、今でも僕の中で大きなものですし、
これからも永遠のヒーローでありつづけると思います。
HONDAが辞めてなければセナが死ぬことなんてなかったんだよ
1984年F1デビュー、おじさんの就職と一緒じゃないか。
アイルトンセナ財団が創っているわけですから、それは、セナ万歳!な内容です。
アランプロストは徹底的に悪者として扱われています。
毎週、土日の深夜、楽しみに観ていたころ、確かに、おじさんもセナ万歳、プロスト糞やろう!な感じ、日本全体のF1ブーム、それも、セナプロ対決を前面に押した、プロレス解説だったもんな・・・・・
HONDAの撤退、いや、本田宗一郎さんが死んじゃったからこんなことになっちまったんだよな~
ほとんどが、観たことがある映像でしたが、とても懐かしかった
あの日、あの今宮さんの顔を見て、ぼーっとしていたもんな~。
地元駅で買ったトウチュウはセナ危篤だったのに、
東京で買ったトウチュウではセナは亡くなってました。
最後の最後、セナ財団の管財人がアランプロストって出てなんだか負けたような感じがしました。
ドキュメントですから、
マイケルのTHIS IS IT!と同じで映画とは思えませんでした。
ただ一つだけ、つくりとして酷いところが
服装にしても、マシンにしても、画面の下の部分が白いことが多いのに、字幕が基本下だったのでとても読みにくかった。これは、ひどかったですよ
天才の人生を垣間見る
あっという間の2時間でした。マイケル・ジャクソンのThis is it.もそうでしたが、天才の苦悩と栄光の人生を2時間に凝縮したような素晴らしい映画です。ドキュメンタリーの枠を超えた興奮の坩堝に叩き落されました。F1黄金時代、当時高校、大学生だった私はテレビに深夜かじりついていました。毎回奇跡と感動をくれるセナに魅せられていました。そして、まことしやかにあふれる彼の周りのゴシップ。これも天才故の代償なのかもしれません。(マイケルにも共通しますね。)
日本とは特にゆかりの深かった愛すべきセナのドキュメンタリー映画が全世界に先駆けて公開です。彼の数々の神がかり的な奇跡のレースを、彼の周りの人間のインタビューを交えながら、垣間見ることができます。その伝説のレースの一つ一つが今見ても、興奮させられます。画質がTV素材が多く、それほどきれいではありませんが、十分に劇場で見る価値はあります。私はあまりの彼の凄さに終始、口が開きっぱなしでした。これからも彼のことは永遠に忘れません。みなさんもこの映像を見てください。絶対に損はしません。
人生を物語る走り。
私もそうだが、とりわけF1ファンではなくても、その名を
聞いたことがない人は、私の世代では1人もいないと思う。
「音速の貴公子」アイルトン・セナ。
日本でも多大なファンを獲得し、今なお語り継がれている
F1レーサーのひとりである。
彼が活躍していた頃、ホントに日本はF1の大ブームだった。
プロストはもちろんだが、セナの映像やCMを何度も観た。
今作ではそんな懐かしい映像も流してくれるが…。
どうも映画ファンの私には「音速」と付くと「ライトスタッフ」が
いちばんに浮かんでしまうのだが^^;
今作で彼の軌跡を観ると、その代名詞が確実なものと判る。
とにかく走るのが好きで好きで、とにかく一番になりたくて、
一生懸命に、ひたむきに、頑張ってきた姿がそこにある。
決して巧い生き方をする人ではない。
もっと安全策をとり、周囲と巧くやり、カネと政治が絡んだ
世界を走ることもできたであろう彼が、絶対に自分の信念を
曲げず、どこまでも勝利へ突き進む姿勢には感動を覚える。
あぁ、だからこの人にはファンが多かったんだ。。
当時あんなにも、死を悼む人々が多かった理由も納得する。
顔もイケメンだが、その生き方が勇ましい。
彼と対照的なライバルとしてプロストを挙げ、彼らの歴史を
徹底的に見せているが、これが面白いのは、例えば会社内
でも、こういう人間的な違いを見せるライバルがいると思う。
正義感の強いセナと、世渡りの巧いプロスト。
どっちが良いとか悪いとかそういう問題ではなくて、彼らが
根本的に違う人種だというところにこの関係の面白さがある。
技術的にはどちらも申し分のないレベル。
自分なら、どっちの生き方を選ぶだろう。安全策か挑戦か。
果てない闘いののち、彼らはある意味の許容関係を得たと、
そう感じた矢先に悲劇は起こる。
本当に衝撃のシーン(当時この映像は何度も何度も流れた。)
であるのだが、しかし今作の流れでは、これは起こるべくして
起こった事故だろうともいえる。そしてその決断を下したのは
セナ自身であった。
この作品の素晴らしいところは、例えるとM・ジャクソンの
「THIS IS IT」に匹敵する、彼がその世界で輝いている
瞬間をきっちり映像で語っているところである。説明不要。
ドキュメンタリーに不可欠な要素が詰まっており、
彼の走りを観ているだけで、その生き様がハッキリ分かる。
セナのファンでなくとも、観て損はしない作品。
(彼の死以降、安全強化されたF1を彼はどう見ているだろう)
生々しいセナ在りし日の映像満載!
私はアイルトン・セナ氏のファンですがこの映画を観るか観ないか最後まで迷いました。
なぜならセナが事故死するシーンが流されるから…。
映画のストーリーはセナらしい実にドラマティックな流れであり随所に見た事のない映像(シド・ワトキンスのインタビューなど…)が流れ意外と圧倒されました!
そして古い映像にも関わらず現代F1のゲームのような感覚の画と比較にならないリアリティを感じ興奮しました。
ファンとして一喜一憂するものの観て良かったと思います。
セナよ、永遠に。
1994年5月1日のサンマリノGP決勝で、事故死したアイルトン・セナに関するドキュメント映画。今日から開催予定だった、日本GPに合わせ全世界最速で日本で公開。もっとも、雨のため、今日予定されていた日本GPの予選は順延。明日、予選と決勝を一日で行う予定です。
“鈴鹿に行きたいけど、時間がない”と言う雰囲気のオジサマたちが沢山いました。その為か、いつもの映画館の雰囲気とは違いました。とは言うものの、意外に女性客も多く居ました。女性のF1好きも結構居ますからねぇ。
ドキュメンタリーなので、当時のTV放送やオンボードカメラなどの映像を使って構成されています。なので、画質はそれ程良く有りません。当然、当時のドライバー達、FIA役員、チームオーナーの映像も多用されています。懐かしい・・・。
最後は、セナが亡くなって終わります。セナの亡くなるシーンでは、三宅正治アナウンサー、解説の今宮純氏、ピットリポートの川井一仁氏が、泣いてセナの訃報を伝えているフジテレビのF1中継映像が使われていました。当時を思い出して、泣きそうになってしまいました。鼻をすする音がしたので、泣いていた人がいたんだと思います。これって、ワールドワイドで使われているんですよね?
日本語字幕の監修は、森脇基恭氏。映像中に今宮純氏、川井一仁氏も出ており、日本のF1中継に関する人達が総集合ですね。
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