「小指の思い出」まほろ駅前多田便利軒 erieeさんの映画レビュー(感想・評価)
小指の思い出
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まほろ駅前で便利軒を営む多田と偶然バス待ちをしていた同級生の行天が出会う事から始まる奇想天外な便利屋家業。
チワワの里親探しから小学生の塾の迎え、その合間を縫うようにバスの間引き運転の見張り。
多種多様な依頼から薬の密売へと話しは進行し、危ない事に巻き込まれていく。
そんな中、行天の過去と多田の過去が明らかになる。
お互い順風満帆な人生は歩めずどこか影がある。そこが人情味溢れる彼らの良さかもしれない。
中学生時代に負わせてしまった行天の小指の傷。それこそが2人を繋ぐ赤い糸となっているようだ。
2人の息の合った演技も自然でよい。
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